花と鉄輪

趣味であるオートバイでの出来事と、
日常での出来事。
三河遠州を中心に花、滝、巨木を回ってます。

新城市庭野桜淵公園の岩と・藤の滝探索

2015-08-27 21:15:33 | 
少し前に借りた本「しんしろ百話」という本に
「江戸初期の豊川筋」という話があり
今の桜淵公園付近の名物の岩や滝が乗っていた
それを確かめに桜淵公園を訪れてみたよ

まずは桜淵公園で豊川に架かる傘岩橋から下流を眺めてみると


画像右手にあるのが、橋(地名)の元となった笠岩
三角形に尖った形からその名が付いたと思われる

ちなみに江戸時代初期にはこの岩はすべて川に沈んでいたらしく
当時は今より水位が10m程高かったようだ

やや下流左岸側に獅子岩というのがあったらしいが
寛文年間の大水で形が崩れてしまっていて
どれかちょっと判らなかった

さらに下流に量岩というのもあったようだが
江戸時代中期には水中に沈んだそうだ


貸しボート屋さんあたりからの笠岩
背後に見える橋は笠岩橋

ちなみにこの日は、豊川が流れが速いそうで
貸しボートはやっていなかった
乗りたかったので残念・・

上流側に向かって歩く
笠岩橋を潜った先から、対岸(左岸)を眺めて見えるのがこの岩壁




蜂の巣岩だそうだ
どの辺りがそうか、由来は何なのか書かれていなかったが
下流側が小蜂の巣、上流側が大蜂の巣だそうだ

さて、ここからが今回の目的
大蜂の巣の上流隣の沢に藤の滝があるらしいのだ


沢はあるが、滝は見えない
本来は貸しボートで接近してみようと思ってたんだが・・・


さらに上流の沢には、オレンジのホースと白い飛沫が見え
こちらには滝がありそうな感じ


という訳で、とりあえず桜淵公園の駐車場と隣の養魚場の間にある沢へ来た
これが大蜂の巣の隣の沢だろう
沢沿いに下ってみる


コンクリ張りが終わったあたりに1.5mぐらいの滝があったが
これが藤の滝とは思えないね

この下流はゴーロで階段のように豊川まで落ちるので
やはり藤の滝は、もう一つ上流のオレンジのホースのある沢?

その沢に移動するべく、河畔の斜面をトラバースして移動する


で、見つけたのがこの滝
落差4mぐらいかなー
オレンジのホースは、豊川から水を汲み上げているようだ

上流が気になるところだが
その前に川へ目を向けると


画像左の尖った岩が烏帽子岩?
奥に見えるのは笠岩橋
対岸の平たい岩は長持岩?


その上流
少し尖って見える岩は小笠岩?

このあたりの判断は、地元の人に聞いても知らなくて確定できず

で、滝の上流は・・というと
やはり滝の水はポンプで汲み上げたもののようで
少し上に養魚池があって
さらにポンプで汲み上げて上の養魚池へと多段になってるもよう
その汲み上げた水が余剰水となって落ちてるみたいなのだ
ということは、これは人工の滝で藤の滝ではない?
結局ハッキリとしたことは判らなかった
昔と沢の流れも変わってるようだしね

最後に、本のこの話には幽玄川の下流に「崩癪(こうさが)滝」という記載があって
滝近くに「さしかせ」?を作ってハンセン病の患者を住まわせたと載っていた
これは以前に見つけた「幽玄川河口の滝」のことだろうか?
たしかに左岸側はちょっとした平地にはなっていたが・・・
まぁこれもいづれ調査してみたいね








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2 コメント

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凄い岸壁ですね! (MOTOMMZ)
2015-08-29 08:33:41
okatyさんおはようございます
新城市の川沿いのホテル仕事で何度も宿泊してるのですが川沿いと言う事だけは記憶にありますが
得意先の展示会で良く泊まりました朝夕川沿いを散策しましたが記憶が定かでありません(笑)
市街地より川沿いに下がった所にあったと思うのですが行けば分かるのですがねー

今回のokateiさん画像を拝見していてこんな感じだったかなと思いますが全く思いだせません
もう30年も昔の事ですごめんなさい、新城付近は未だ川の水綺麗ですね=
Unknown (okaty)
2015-08-29 21:53:26
MOTOMMZさん、こんばんはー

新城市の桜淵公園右岸には、何軒かホテルがあるようでうが
そこから下流となると、ちょっと思いつきませんね
30年も前の事ですか
今また訪れたら、変わりようにビックリするかもしれませんね
それとも変わらないと感じるのかもしれません
もうすぐ新東名も開通するので、また大きく変化するのでしょうね

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