ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

ひめかみ

2007-11-24 10:25:59 | 第1紀 食べる・飲む
久々の松園店勤務。
賑わったお客様も寒さのせいか定刻22時に行儀よくお帰りになる。

寒い。日本酒が飲みたい。

先日、常連客とともにご来店いただいた、緑が丘にある焼鳥屋「ひめかみ」に行く。

常連さん、ベタボメのお店。

店構えも、店内も焼鳥屋らしからぬスノッブさ。
なかなかの内装です。
広く感じるコンクリート打ちっぱなしの室内に、長いカウンターとテーブルが左右三席。

さっそく何本か頼む。
カウンター越しに炭火で串を焼くマスターと会話しながら、焼き上がりを期待して待つ。

どの串も、手間のかかった前処理と、丁寧な焼き上がり。絶妙な味加減。
肉を適度につけた、嬉しくなるような「皮」。
下ごしらえがたいへんなんだ、とマスターの言う「ナンコツ」。
ふんわりしながらうまみが詰まっている「つくね」。

生ビールから日本酒にかえ、突出しのキャベツを頬張りながら串が進む。

いい店構え、手のかかった串、楽しい会話、と言うこと無しの店でした。

残念なのは、第一目的の「美人の女将さん」が見れなかったこと。

マスター、隠しちゃだめだよ~。

また行きます。

お近くの方はぜひ。おすすめです。

ホルキャベ 試作

2007-11-24 09:40:50 | 第1紀 をかしら屋
昨日(11月23日)は「勤労感謝の日」で祝日。
「をかしら屋盛岡大通店」は日曜日・祝日が定休日で、私は久々の松園店へ。

飲食店の楽しみといえば、賄い。
そして、ホルモン屋の「をかしら屋」の賄いの最大の楽しみは、やはり「ホルモン」。

私と女性お二人。
店にあった二人前用の(といっても「をかしら屋」の二人前ですから、でかい)鍋ではおもしろくない。
階下の倉庫から大鍋を探し出せと命ず。

I嬢、喜んで探索に。
持ってきました、大鍋。五人前くらいかな。

で、今日は手をかけずにおいしいホルモンをと、前からメニューに加えたいと思っていた「ホルキャベ鍋」を。

シンプル、かつホルモンのおいしさを素直に味わえる鍋。
薄めれば、ホルモン汁。
汁無しにすれば、ホルモン焼きにもなる。

具はキャベツとホルモンと少しの豚バラ。
これを当店の白鍋スープで軽く炊き込む。
これだけ。

で、おいしい。
キャベツから出る野菜のうまみがスープに溶け込み、軽く下ゆでしたホルモンとあう。
軽くご飯をお代わり。
三杯目も行きたかったが、理性で抑える。
知性が「これは日本酒があうな。純米を冷やか、ぬるで。」などと考えている。

少しだけ残った「ホルキャベ」は、今朝、豆腐を加え一煮立ちし、卵を溶いて朝食になりました。
朝から「とじホルキャベ」。
うんまかったな~。

新メニューに合格です。
乞ご期待。