ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

語らざれば憂い無きに似たり

2010-04-22 13:30:56 | 第1紀 生きる
さて、ワタシは月・水・金のランチタイムはホームグランド「をかしら屋大通店」に出ている。

火・木・土はランチを従業員にまかせ、事務処理や本宮店の応援に出ている。

それなりに仕事はあるもので、なかなか事務仕事が進まないのではあるが。


さて、今日も月末集金の仕事を泣く想いで(!!)しているわけで、集金袋に仕分けしながら売上金を入れていくと、あと何軒かぶんの袋が空のままになる。

まあ、まだ一週間ある・・・。


で、1時過ぎ、「徹子の部屋」だ。

今日は五木寛之が出ている。

戦争の話の中で、「語らざれば憂い無きに似たり」という言葉が出てくる。

ひもといていくと、その句の前に

「君 看よ、双眼の色」とある。


千峯雨霽露光冷(せんぽう あめはれて ろこうすさまじ)
君看双眼色(きみみよ そうがんのいろ)
不語似無憂(かたらざれば うれいなきににたり)

漢詩である。


「さぁ、その目の色を御覧なさい。
何も言わなければ憂いが無いように見えるでしょう」

「語らないのではなく語れない
それほどに深い憂い・悲しみがあるのです
じっと堪えて黙っていると眼が澄んでいくのです」


ってなことらしい。

また一つ、勉強し、共感しちゃった。


「徹子の部屋」恐るべし、

五木寛之、恐るべし・・・  である。

彼の静かで気負わない姿勢の語り口から、コツコツと人間の本質に入り込む話が出てくる。

さすがに小説家、ストーリーテラーである。

若いころは熱心に彼の著作を読んだ。

今は寺まわりや宗教、親鸞などに関する本も多いときく。

昨日も母との電話で、五木さんと日野原先生のことが出てきた。

昔は若者の、今は母のようなご老人(失礼!!)によく読まれているのかな?

ちょっと本屋で立ち読みしてみっべか。


PS:「ロンリー店主深夜臨時営業」は無理せず、深夜1時ころまでやっています。最近は早めに客が退けるので、従業員を返したあと独りカウンターで客を待つのも、なかなかいいものであります。お暇な方は冷やかしにきてください。ただし、かなり気まぐれですので本当に遅く来られる時はお電話を下さいね。


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