春百景

花巻から大通店に向かう。
定休日の本宮食堂を点検し、大回りで南大通、中ノ橋を経由。
あれっ、ここはなんだんだったっけと平地にならされた路面の広い土地をみる。
そして噂の取り壊し予定の三つのビルも。

大通をたよりなく歩く若い娘。
どうみてもそのヒールの高いお靴は、おみ足より２㎝は大きく、それじゃまともに歩けないよ。

４月はこんな女の娘をよくみかけるが、数ヶ月も立てば、つかつかつかっとヒールを鳴らして胸張りながら歩く。
世にすれるのも良し、できれば丈夫なホルモンヌになってくれ。

そうそう、書店ではなんとスーパーのように籠に入りきれないほどの本を重ねて入れている初老の方も見かける。
せっかく頂いた長年の苦労のご褒美の、少しばかりを大好きな本に使うのも良かろう。
これからは有り余る時間もある。

もっとも２度も退職金をいただいたワタシには、これは全く当てはまらなかった。

そうそう、去年の秋に早期退職し、自由気ままに生きるぞと言っていた友人は、相変わらず仲はいいんだが、そう毎日顔をあわせるのもなんだかなぁ～と職探しをしているらしい。
うん、たまにあうからいいものなのさと、週一のワタシも思う。

今朝の自宅の庭は、またみしらぬ草が花をつけようとしていた。
毎日かわるのが春の庭。
毎日見れない淋しさもある。

さて四月も中盤。
新入社員もなんとなく職場の空気って奴に馴れてきたか。
新入学の高校生は応援歌練習が終わり、ほっと一息ついたか。
大学生は講座やサークルを決めたか。

そんな皆さんや、あぁ今年一年、またこの職場で頑張るかという皆さんも、ここらで一息、ホルモンでも食べに来ませんか。
今日もホルモン磨いて（？）待っています。

うん、
じゃのじゃ、、