ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

松園店のお祭り 二日目

2008-10-13 07:31:18 | 第1紀 をかしら屋
「をかしら屋松園東黒石野店開店二周年記念 屋体&産直市」の二日目。
気温は前日より少しだけ下がっているが、強かった風も午後には穏やかになり、陽のあたる時間は直射日光が強く、暑いほど。

「産直市」は、早朝、紫波の菅原さんからとれたて野菜が追加となり、新米、マコモタケ、甘~いミニトマト、コリンキー(生食のカボチャ)、ジャガイモ、イチジクに加え、しいたけ(でかい)、ネギ、キャベツと賑やかになった。



11時開店とともに、中学生自転車部隊三名が「芋の子汁」「フランクフルト」のお振る舞いを求めてやってくる。
お小遣いで、さらに「シロとトンタン一本」「ボクはシロだけ一本」「フランクをもう一本」と追加。
さらに店の開店時間11時半には場所を移動し昼餉と、若者もなかなかやるな~。

この日は相方もお手伝い。
お目当ては「ベアレン樽生ビール」。
朝からちびちびと嬉しそうに飲む。

こちとらも常連さんを呼び出し、昼から青空の下で酒呑みだ!!
一般のお客様も入れ代わり立ち代わり、この青空パーティーに加わる。
会話も弾み、お日様もでて、いい休日の昼下がりとなりました。

このゆったりした時間を利用して、第四回の自家製ベーコンづくりにトライ。
今回は欲張って1㎏。四本分ですね。



今回のテーマは、「個性」。
一回目が教科書通りで、「古風しょっぱいベーコン」。
二回目がこれを反省し、「今風おだやかベーコン」。
三回目が、「もう慣れたぞ」と少しワタシ風を取り入れ、
この四回目にそれをさらに発展させた。

しかし、屋外ははじめて。
初めてのトライには、はじめて気がつくことが必ずある。
そう、今回は、風。
カセットガスコンロの火が風に揺れて、コントロールが難しい。

しかし、時間はたっぷりある。
常連さんや相方もいて、「ベアレン樽生ビール」もあり、時々は一般のお客様ものぞきに来て、暇つぶしには事欠かない。

およそ三時間半ほど、じっくり燻して完成。

早速の試食結果は、「うん、ノーブルな個性だ」。
狙い通りの個性が光っていたが、塩がまろやかになっているのにも驚いた。
家族で来店した、某ハム屋さんの方も試食に頷く。

マル秘のネタは、「をかしら屋盛岡大通店」のお隣の燻製で有名なお店のマスターがつぶやいた一言をヒントにした、「マサラ」。
これが、奥深い味わいを引き出す。
この他にも、少し秘密のものを取り入れ、それぞれが「俺だ俺だ」と主張しながらも口の中で融和する。
明日になれば落ち着いて、さらに味もまとまってくるだろう。

今回は松園店でご試食ができますので、ぜひ店員に要請してください。

あんなこんなの「屋体&産直市」も本日夕方まで。
ぜひ、お近くの方はお立ち寄りください。

んでば、まだなっはん。

PS:「グルージャ盛岡」東北社会人リーグ一部優勝おめでとう!!!!!!! 全国大会も一気に勝ち上がって、来年はJFLだぞ~~~~~。