ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

いま、都(大通)で人気の「ゴチャホル定食」~実はあんまり紹介したくないのだが、ネタにつきはてて

2008-10-10 00:00:14 | 第1紀 をかしら屋
あまりおおっぴらにはしたくない。
できればそっとしておきたい情報がある。
まあ、しかしネタ切れのブログのツマにでもと公表してしまうのだ。
本当は心の一部に、「ど~だ、すごいだろう~~~」と叫びたい気持ちもあるものだから。

で、もったいぶって、何のこと?
となるのだが、そう、最近、ご注文される方が多い、ランチ裏メニュー「ごちゃまぜホルモン定食」、うちわでは略して「ゴチャホル」なのだ。

通常の「ホルモン定食」の量は、シロ、レバー、タン、合わせて200グラムを基準としているが、枚数の最低基準もあるのでレバーが基準重量オーバーに間違いなくなるわけであるから、それ以上のボリュームとなる(ワタシが盛ると250グラムくらいになるかな)。

そして、この「ゴチャホル」は、うたい文句では「ホルモン500グラムに大盛りご飯」となるが、実際はたぶん軽く600グラム以上は盛っていると思う。

その名の通り、ホルモン数種がおまかせで入るのだ。
昨日のランチの最初の注文は常連さんの「ゴチャホル」初挑戦だったので、少しいたずら心で、いつもより種類も量も増やしてみた。
内容は、ホルモン(白:豚大腸、小腸)、豚レバー、トンタン、ノドナンコツ、コブクロ、豚カシラに加え、コリコリ(牛大動脈)とハツ、なぜか和牛カルビの切れはし、といっても立派なもの三切れが入っている。



まあ、常連さんも見てびっくり、食べてびっくり。
途中でギブアップしそうになったが、なんとか頑張って完食。
パチパチ。
「今日はもう何も食べなくていいな」と細い体で感嘆しながらお帰りになった。



毎週、これを楽しみに来られる常連さんもいるが、なかなかたいしたもんである。
世に言う、ちょっと過激ムードがさらに加熱している「大食い」様向けメニューではなく、ほんの軽い「大盛り」程度のものかとワタシは考えているが、ふうふういって食べている方も多いから、少しは食べ応えがあるのだろう。

先週は、ランチ常連の会社員、仲良し6人組(うち女性1名)が「ゴチャホル 6人前」と威勢よくオーダーしたのだが・・・。
 (3㎏だな、ホルモンが。盛ってびっくり、みてびっくり。食べて、びっくり)
おそらく会社の規定の昼休み、一時を過ぎてもまだまだ食べきれず、管理職っぽい何名かが先に帰り、残った若い数人で小一時間かかりながら食べ終えた。
これを、ワタシは「無謀」というのだが・・。
まあ、ありがたき無謀である。

ああ、でいったいいくらかというと、880円なり。

あなたの冒険心をお待ちしています。

PS:いよいよ、明日、11日~13日まで「をかしら屋松園東黒石野店二周年企画」として松園店の駐車場にテントを張り、屋台を実施します。「芋の子汁」か「豚汁」無料サービス。お子様には「フランクフルト」も一本サービス。そして、「IBCまつり」などで好評だった「鉄板焼きホルモン」や、ヤキトリ・ヤキトン、モツ煮に加え、キムチやチャーシューのテイクアウトも。さらにいま漬け込んでいる「自家製ベーコン」を、(たぶん)暇に任せて燻しちゃおうと考えています。「紫波の農家の菅原さん」の産直市もあります。先程、リストが届きましたけど、珍味「マコモタケ」など新鮮野菜がどっさり来る予定です。11時頃から19時ころまで、ワタシがぶらぶらやっていますので、ぜひ冷やかしに来てください。そうそう、バスで来てね。だって、ベアレンの生樽が待っているんだもの。こなきゃあ、ワタシ一人で樽を開けてしまうかも・・・?