あれは,あれで良いのかなPART2

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おやおや,もう復党ですか?

2006年10月16日 01時57分26秒 | 政治・選挙
(タイトルは「ぶらり途中下車の旅風に読んでください。)
自民党は,先の衆議院議員選挙で公認しなかったいわゆる「造反議員」17人(うち落選者5名)について,年内をめどに一括復党させる方向で検討しているようです。

造反の17人を一括復党 首相も了解(共同通信) - goo ニュース

有権者の意見はなし?

従前から「このままでは来年の参院選が戦えない」という危機感を持っていた自民党執行部が,知名度と集票力のある造反議員を復党させることで選挙を乗り切ろうという発想であろうと思われます。
まあ,しっぽ振って戻る方も戻る方だと思いますが,自民党あげての重要法案に反対して除名した人たちをわずか1年ちょっとで呼び戻すという方も節操なしかなあ,という気がします。
そして,なによりも,単純に復党するのは,「自民党ではなく,1候補者として郵政民営化に反対した議員に投票した」という有権者の意向をないがしろにする行為といえるのではないでしょうか。
はたしてこの17人のうち,喜んで自民党に戻るのが何人いるのか,見所です。
一方,これにより野党からの攻撃材料になることは避けられないでしょうから,果たして自民党がどういう反論をしてこの攻撃を交わすのか,その点も見所でしょう。
そして,何よりも一番の見所は,「小泉チルドレンとの選挙区調整をどうするのか」という点です。
すでに,造反議員の選挙区には,自民党支部として小泉チルドレンらが組織を作っています。一方で,造反議員は自民党支部の看板は没収されており,個人事務所として組織を維持しています。そして,1選挙区に自民党支部を2つも作るはずがありません。小選挙区は1人しか当選しないわけですから。
とすると,「自民党に復党したけど,選挙区では引き続き個人事務所で頑張ってね」というか,「小泉チルドレンさま,もう結構です。お引き取りください。」というのか,はたまた「どっちか国替えしましょう」というのかそれとも「あなたは比例ね」となるのか,この辺の動きにも注目したいものです。このやり方如何によっては,内紛が起こりかねないからです。
あとは,既に新党作っちゃった人たち(国民新党や新党日本など)が,この動きをどうとらえるのか,彼らが動揺することがあるのか,それともそれを攻撃材料にするのか,その点も政局を占う意味ではおもしろい点かもしれません。

いずれにせよ,キモは「当の本人」の気持ちです。果たして,有権者の意向を取るか,自分の面子や体裁を取るのか,どっちに行くにしてもどのようなコメントを発表するのか,注目しましょう。

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