あれは,あれで良いのかなPART2

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火星人を捜してね

2008年05月27日 01時39分09秒 | 科学技術
NASAは,無人探査機「フェニックス」が火星に着陸したと発表しました。今後,火星の地表や氷を採取するなどして生物の痕跡の検出に試みるようです。

米探査機が火星北極に初着陸、水採取し生命の可能性を調査へ(ロイター) - goo ニュース

いわく付きの火星

火星探査機が着陸したのは2003年以来でしょうか。過去にはバイキング1号,2号の時も,着陸後の映像に不手際があったとして,本当は青空が拡がっていたなどとまことしやかにいわれています(第3の選択)。ただし,その後の探査機「スピリット」が,巨大竜巻の撮影に成功し,火星の大気状態を知る貴重な資料になりました。
また,火星の巨大人面岩も話題となり,一部学者は「瞳まである」と分析していましたが,その後別の上空探査機の写真では,巨大人面岩は「普通の岩」であり,単なる影の関係から人面に見えただけとNASAが発表しています。
さらに,探査機の3分の2近くが着陸前に原因不明の理由で故障するなどの事故が起こりました。個人的には,「火星人に撃墜された」と思っていますが(^_^;),その原因の一つとして「フィートとメートルの単位入力を間違えた」という基本的ミスであると発表されました。
いずれにせよ,火星の調査にはまだまだいろいろな不可思議な出来事が起こります。
個人的には,「火星人発見」を望みたいものですが,一方で,前述の不思議話の多くも,「誰かが作った虚構」である可能性が高く,それと真実がごっちゃになっているために,本当の部分が分からなくなっているというのが実体です。
とにかく,火星人は二の次にして,現実的には,「まず火星自体の調査」を予定どおり進めてほしいと思います。火星の歴史を調べることで,地球誕生の歴史を紐解くヒントにもなるはずです。その上で,火星の氷が見つかれば,当時の大気の状態なども分かるでしょう。もちろん,生命の有無もアミノ酸量などから判断可能かもしれません。
この探査機には,そういう意味で大きな成果を出してほしいと思います。
くれぐれも「火星に代わって,せっかんよ」ってある美少女キャラ(^_^;)に言われないようにしっかり調査しましょう。良い結果を期待したいものです。

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