あれは,あれで良いのかなPART2

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選挙裏マニュアルその6(正しい対立候補者のつぶし方その3「候補者乱立大作戦」)

2007年03月04日 20時41分11秒 | 裏選挙マニュアル・選挙経営学
だんだん,ダークな世界になってきました。もう少し,ダークな世界を垣間見てみましょう。
今回は,候補者つぶしの究極「候補者乱立大作戦」について説明したいと思います。
現職引退の際,たくさんの新人候補者が出ることがあります。のみならず,現職継続の際にも,多くの新人が立候補する場合があります。
しかし,実はこの中に「特殊工作員」が紛れている場合があるのです。つまり,自分が勝つために,「負ける候補者」を仕込んでおくのです。この辺について,具体的に説明していきます。

1 相手陣営が強いときこそ,「ダミー対立候補」
  対立候補者が全くおれる気配がなく,しかも強力なライバルとなっている場合,真っ向勝負では負けてしまうような場合があります。そのような場合には,「ダミー対立候補」を擁立します。
  なぜダミー候補者を擁立するのでしょうか。それは,「票を分散させる」ためです。例えば,一騎打ちの場合,仮に4:6で負けそうな場合,もう1人立てることで4:3:3になり,勝つことができる,という理屈です。
  したがって,ダミー候補者は「相手方候補者と公約を似たものにさせる」ということが求められます。もっといえば,自分とは「完全に敵」を演じさせるのです。

2 ダミー候補者を誰にするか
  もちろん,適当な人物を擁立しても,場合によっては逆効果です。それなりの人物が求められます。
  要件として絶対重要なのは,「口が堅い」ことです。つまり,相当信用できる人間が望ましいですが,そんな人間は実際皆無ですから,「実弾を握らせる」ことで口封じをします。つまり,「しゃべったら買収の共犯で一緒に刑務所に行くぞ」となれば,おいそれと話すことはなくなります。
  では,他にどういう要件が求められるでしょうか。それは,「基礎票を持っている」こと,「最近当選していない」こと,「資金繰りに苦しい」ことです。
  基礎票は,後援会や類似組織を持っていることが望ましいですが,組織がなかったとしても,「それなりに顔が売れている」という場合でも大丈夫です。さらには,「元組織人間」などもベストです。
  最近当選していない人の場合,そもそも「ダミーであること」自体を告げずに擁立するのです。むしろ,その方がメリットは大きいです。そもそも,口封じの必要さえなくなるからです。
  資金繰りに苦しい人は,実弾ですぐに動きます。これも意外と簡単に動きます。
  いずれにしても,それなりの候補者を準備するのです。ただし,ダミー候補者が間違っても勝ってしまってはいけないため,このあたりは適度に監視しておく必要があります。

3 完全なる敵を演じる
  ダミー候補者は,表面的には敵を演じます。すなわち,「真逆の候補者」となるのです。それにより,対立候補者の票を少しでもダミー候補者と分け合うようにするのです。
  とにかく,「ダミー候補者の使命は,相手の票を奪うこと」,ただそれだけのミッションなのです。

4 更なる究極,それは「選挙無効」
  しかし,対立候補者が相当強敵で,ダミー1人位では対応できないような場合もあります。例えば,2:8の場合,ダミー候補者が1人立ったところで,2:4:4でとても勝てません。
  そもそも2:8で勝とうという根性からおかしいのですが,それはともかく,これでは裏技を使っても勝てません。
  そこで,究極の裏技,「選挙無効」を画策します。具体的には,「候補者を乱立させて,それで得票率を下げる」のです。具体的には,20%ルールというものがあり,トップ当選者の得票率が20%を切れば,選挙やり直しとなるのです。
  これにより,対立候補者を疲弊させ,次回の再選挙に臨むのです。当然,自分が乱立させた張本人なわけですから,最初の選挙ではほとんどお金も手間もかけなくて大丈夫なのです。つまり,自分は疲弊しないのです。

以上になります。つまり,「ダミー候補者」を使うことで,相手の票をそぎ落とすのです。
次回は,「正しい公約の出し方」について説明します。

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