連休中ということで,久々の記事は完璧に箸休め的なものになります。
メリーランド大学のイゴール・スモリアニノフ教授らは,このほど,タイムトラベルは理論的に不可能であるとの実験結果を発表しました。これにより,これまでSF映画等でおなじみのタイムマシンは,理論上作ることができないとされました。ただし,この実験結果に対しては,他の研究者から異論も出されており,科学的に完全否定されたとも言い難い部分もあるようで,今後さらなる研究発表が期待されるところです。
タイムトラベルは不可能? 実験が示唆(ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト) - goo ニュース
南方仁も残念ながら江戸時代には行けないようだ
そもそも,タイムトラベルの理論とはアインシュタインの相対性理論から導き出せるものではあるものの,その内容は実は非常に難しいのですが,ものすごくざっくり言うと,「光の速さで光と同じ向きに進めば未来に行き,反対方向に進めば過去に行く」というものです。そして,今回の研究では,光の向きを逆に進むという動きをすることがどうやってもあり得ないということをマイクロ模型化したダミー宇宙空間上で検証したというものです。
つまり,光の向き,もっと素人風に言えば,時間の流れを変えることはできないということになるのです。まして,時空のひずみなどができるはずがないということになりますから,時空のひずみに落ちて江戸時代に行ったとする南方仁ドクターは,実際は,残念ながら江戸時代には行くことがあり得なかったのです(そうすると,ドラマは1話で終わっちゃいますがwww)。
ただ,この実験は,光の向きを変えることができないとされた訳なので,単に「過去に行く」ということが否定されただけのことです。未来に行くことは厳密に言えば,否定されたわけではありません。
ちなみに,未来に行くというのは,相対性理論でいうと,「時間の進み方を変える」だけなのです。「トップをねらえ」を見た方であればピンと来るかもしれませんが,要は「光の速さの99%で進むと,その乗り物の中の時間は数十秒しか進んでいなくても,外界は1,2年進んでいる」ということなのです。つまり,好きな時間に行けるというものではなく,単に「超高速の乗り物に乗ることで,その乗り物の時間の流れだけゆっくり進ませる」ということだけなのです。
もちろん,過去に行けませんから,完璧な片道切符。果たしてそこまでして未来に行く実益があるかどうかは分かりませんが,一応,そんな理屈になります。
もっとも,そもそも,理論以前に,「光速で動く乗り物」を作ること自体が限りなく不可能でしょうから,やっぱりタイムトラベルはまだまだ夢物語なのでしょう。
とはいえ,まだタイムトラベルが完全否定されたわけではありません。この実験は,「そもそもダミー自体が本当に宇宙空間と見立てられる空間といえるか疑問であり,やるならもっと大きなダミー空間が必要」などという反対意見も主張されています。
このあたりは,今後科学的な検証が進められることと思いますが,個人的には,タイムトラベルが可能な理論を導いてほしいと思います。
さてさて,非科学的な話に突入します。
実は,人類は後にタイムマシンを発明したという見解があります。いわゆる「オーパーツ」がその証拠だなどとしています。
例えば,3億年前の地層に靴跡が残った化石が発見されたり,壁画に未来人らしき人物画がタイムマシンと一緒に描かれているなどというものです。
まあ,これも実は種明かしがある遺跡(遺跡自体が偽造されたっていう意味ではありませんよ。遺跡は真正なものです。)ではあるのですが,多少は夢があってもいいでしょう。
ただ,実際はどうでしょうか。もし,本当にタイムマシンがあるのならば,これまでの人類の過ちや大きな災害などを未然に防ぐように警告をしに来ているかもしれません。
そうすれば,原爆や今回の大震災なども未然に防ぎ,またはより多くの方を事前に避難させるなどができたのかもしれませんし,地球環境もよくなるまさに平和な地球になるでしょう。
反面,タイムトラベルができると,おそらく「タイムトラベル交通法」みたいなものもでき,過去の出来事に一切ふれてはならないっていう厳しい掟ができるのかもしれません。そうなると,「分かっていても見て見ぬふりしかできない」という結構シビアな現実があるのかもしれません。
極端な例ですが,ニュートンが見ているリンゴの実を先にもいでしまったら,ニュートンは万有引力の発見をしなかったかもしれないし,野口英世の黄熱病研究も,殺虫剤を使って蚊を殺したり,蚊取り線香や虫除けスプレーをプレゼントしてしまえば,もしかしたら黄熱病にかかることなく,黄熱病に関する大発見ができたかもしれません。虫一匹殺すだけでも,歴史は大きく変わりかねないのです。
ここにおもしろい話が。「仮に未来を見てきた人がいる」として,その人が,「明日,あなたは交通事故に遭うのを見たから,自宅から出ないでね。」と言ったとします。そして,言われた人がその言葉を信じて自宅に1日いたらどうなるでしょうか。交通事故に遭わないですよね。でも,そうすると,この未来を見てきた人は「嘘つき」になります。でも,それは「未来が変わった」に過ぎないのです。そうすると,未来を見てきた人は一体何を見てきたことになるのでしょうか?
それ考えると,まーた眠れなくなりますねwww。
こんな訳分からないことになりかねないので,タイムトラベルができても,あえて「過去の世界に口出しは一切しない」という大きなルール(タイムトラベル交通法)があるのかもしれません。とすると,「ドラえもんはタイムトラベル交通法違反」の常習犯といえるでしょうwww。
タイムトラベル,できるようになったとしても,実際は「歴史の検証」程度にしか使えないかもしれませんね。例えば,「明智光秀をそそのかした真犯人は誰だ」とか,「卑弥呼はどこにいたの」などということでしょうか。それはそれで歴史のロマンがなくなるのでつまらないかもしれません。
んー,そうすると,タイムトラベルは「永遠に夢物語」っていうのが,一番平和に落ち着くのかもしれませんね。
ポジティブな夢を見続けるってことも,実はいいことなのかもしれません。特にこんな時期だからこそ,「ポジティブな夢を見る」ことは精神衛生的にもいいことといえるでしょう。
タイムトラベル理論の話から,大きくトリップしたお話でした。
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メリーランド大学のイゴール・スモリアニノフ教授らは,このほど,タイムトラベルは理論的に不可能であるとの実験結果を発表しました。これにより,これまでSF映画等でおなじみのタイムマシンは,理論上作ることができないとされました。ただし,この実験結果に対しては,他の研究者から異論も出されており,科学的に完全否定されたとも言い難い部分もあるようで,今後さらなる研究発表が期待されるところです。
タイムトラベルは不可能? 実験が示唆(ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト) - goo ニュース
南方仁も残念ながら江戸時代には行けないようだ
そもそも,タイムトラベルの理論とはアインシュタインの相対性理論から導き出せるものではあるものの,その内容は実は非常に難しいのですが,ものすごくざっくり言うと,「光の速さで光と同じ向きに進めば未来に行き,反対方向に進めば過去に行く」というものです。そして,今回の研究では,光の向きを逆に進むという動きをすることがどうやってもあり得ないということをマイクロ模型化したダミー宇宙空間上で検証したというものです。
つまり,光の向き,もっと素人風に言えば,時間の流れを変えることはできないということになるのです。まして,時空のひずみなどができるはずがないということになりますから,時空のひずみに落ちて江戸時代に行ったとする南方仁ドクターは,実際は,残念ながら江戸時代には行くことがあり得なかったのです(そうすると,ドラマは1話で終わっちゃいますがwww)。
ただ,この実験は,光の向きを変えることができないとされた訳なので,単に「過去に行く」ということが否定されただけのことです。未来に行くことは厳密に言えば,否定されたわけではありません。
ちなみに,未来に行くというのは,相対性理論でいうと,「時間の進み方を変える」だけなのです。「トップをねらえ」を見た方であればピンと来るかもしれませんが,要は「光の速さの99%で進むと,その乗り物の中の時間は数十秒しか進んでいなくても,外界は1,2年進んでいる」ということなのです。つまり,好きな時間に行けるというものではなく,単に「超高速の乗り物に乗ることで,その乗り物の時間の流れだけゆっくり進ませる」ということだけなのです。
もちろん,過去に行けませんから,完璧な片道切符。果たしてそこまでして未来に行く実益があるかどうかは分かりませんが,一応,そんな理屈になります。
もっとも,そもそも,理論以前に,「光速で動く乗り物」を作ること自体が限りなく不可能でしょうから,やっぱりタイムトラベルはまだまだ夢物語なのでしょう。
とはいえ,まだタイムトラベルが完全否定されたわけではありません。この実験は,「そもそもダミー自体が本当に宇宙空間と見立てられる空間といえるか疑問であり,やるならもっと大きなダミー空間が必要」などという反対意見も主張されています。
このあたりは,今後科学的な検証が進められることと思いますが,個人的には,タイムトラベルが可能な理論を導いてほしいと思います。
さてさて,非科学的な話に突入します。
実は,人類は後にタイムマシンを発明したという見解があります。いわゆる「オーパーツ」がその証拠だなどとしています。
例えば,3億年前の地層に靴跡が残った化石が発見されたり,壁画に未来人らしき人物画がタイムマシンと一緒に描かれているなどというものです。
まあ,これも実は種明かしがある遺跡(遺跡自体が偽造されたっていう意味ではありませんよ。遺跡は真正なものです。)ではあるのですが,多少は夢があってもいいでしょう。
ただ,実際はどうでしょうか。もし,本当にタイムマシンがあるのならば,これまでの人類の過ちや大きな災害などを未然に防ぐように警告をしに来ているかもしれません。
そうすれば,原爆や今回の大震災なども未然に防ぎ,またはより多くの方を事前に避難させるなどができたのかもしれませんし,地球環境もよくなるまさに平和な地球になるでしょう。
反面,タイムトラベルができると,おそらく「タイムトラベル交通法」みたいなものもでき,過去の出来事に一切ふれてはならないっていう厳しい掟ができるのかもしれません。そうなると,「分かっていても見て見ぬふりしかできない」という結構シビアな現実があるのかもしれません。
極端な例ですが,ニュートンが見ているリンゴの実を先にもいでしまったら,ニュートンは万有引力の発見をしなかったかもしれないし,野口英世の黄熱病研究も,殺虫剤を使って蚊を殺したり,蚊取り線香や虫除けスプレーをプレゼントしてしまえば,もしかしたら黄熱病にかかることなく,黄熱病に関する大発見ができたかもしれません。虫一匹殺すだけでも,歴史は大きく変わりかねないのです。
ここにおもしろい話が。「仮に未来を見てきた人がいる」として,その人が,「明日,あなたは交通事故に遭うのを見たから,自宅から出ないでね。」と言ったとします。そして,言われた人がその言葉を信じて自宅に1日いたらどうなるでしょうか。交通事故に遭わないですよね。でも,そうすると,この未来を見てきた人は「嘘つき」になります。でも,それは「未来が変わった」に過ぎないのです。そうすると,未来を見てきた人は一体何を見てきたことになるのでしょうか?
それ考えると,まーた眠れなくなりますねwww。
こんな訳分からないことになりかねないので,タイムトラベルができても,あえて「過去の世界に口出しは一切しない」という大きなルール(タイムトラベル交通法)があるのかもしれません。とすると,「ドラえもんはタイムトラベル交通法違反」の常習犯といえるでしょうwww。
タイムトラベル,できるようになったとしても,実際は「歴史の検証」程度にしか使えないかもしれませんね。例えば,「明智光秀をそそのかした真犯人は誰だ」とか,「卑弥呼はどこにいたの」などということでしょうか。それはそれで歴史のロマンがなくなるのでつまらないかもしれません。
んー,そうすると,タイムトラベルは「永遠に夢物語」っていうのが,一番平和に落ち着くのかもしれませんね。
ポジティブな夢を見続けるってことも,実はいいことなのかもしれません。特にこんな時期だからこそ,「ポジティブな夢を見る」ことは精神衛生的にもいいことといえるでしょう。
タイムトラベル理論の話から,大きくトリップしたお話でした。
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