自民党がいわゆる「造反議員」の復党の準備を進めているようです。
この問題,私としては意図的に触れずにきましたが,ちょっとだけ話題にしたいと思います。
あまり報道に惑わされないでね
この問題,まず注意しなければならないのは,「あくまでも自民党に戻るか戻らないか」という話だけであり,国民生活にはあまり影響のあるネタではない,ということです。なぜなら,この12人,今国会の決議ではすべて「自民党と同じ」賛否を行っているからです。
したがって,復党問題は,基本的には「自民党広報」だと思って大丈夫です。
次に,今回の復党問題,参議院選挙対策ということですが,選挙対策であれば,組織対策よりも政策対策を立てるのが本来重要なはずです。ところが,今は組織対策に重点をおいています。ということは,この復党問題を報じることによって,12人の地方を中心に,「支持者の皆さん,次回は自民党に」とアピールしているに過ぎません。
もっといえば,「参院選はいつも投票率が低いから,浮動票はいいやあ」と考えているのかもしれません。
さらには,小泉チルドレンを中心に反対をしていますが,1選挙区に二人議員がいるという地域は実は結構あります。その多くは「コスタリカ方式」で選挙調整しています。っていうことは,小泉チルドレンは今後も生き残れるのです(もちろん,有権者が選ぶかどうかは別の話ですが。)。
以上から,今回の復党問題,基本的には「シナリオのある党広報」ということにほかなりません。
というわけで,この問題には,あえてあまり突っ込まないようにしておきたいと思います。
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http://blog.goo.ne.jp/zzzmain/e/ff37b0f29d049385ef804d24a3777e1f
http://tetsu007.blog54.fc2.com/blog-entry-1234.html
http://kurumachan.seesaa.net/article/28390559.html
この問題,私としては意図的に触れずにきましたが,ちょっとだけ話題にしたいと思います。
あまり報道に惑わされないでね
この問題,まず注意しなければならないのは,「あくまでも自民党に戻るか戻らないか」という話だけであり,国民生活にはあまり影響のあるネタではない,ということです。なぜなら,この12人,今国会の決議ではすべて「自民党と同じ」賛否を行っているからです。
したがって,復党問題は,基本的には「自民党広報」だと思って大丈夫です。
次に,今回の復党問題,参議院選挙対策ということですが,選挙対策であれば,組織対策よりも政策対策を立てるのが本来重要なはずです。ところが,今は組織対策に重点をおいています。ということは,この復党問題を報じることによって,12人の地方を中心に,「支持者の皆さん,次回は自民党に」とアピールしているに過ぎません。
もっといえば,「参院選はいつも投票率が低いから,浮動票はいいやあ」と考えているのかもしれません。
さらには,小泉チルドレンを中心に反対をしていますが,1選挙区に二人議員がいるという地域は実は結構あります。その多くは「コスタリカ方式」で選挙調整しています。っていうことは,小泉チルドレンは今後も生き残れるのです(もちろん,有権者が選ぶかどうかは別の話ですが。)。
以上から,今回の復党問題,基本的には「シナリオのある党広報」ということにほかなりません。
というわけで,この問題には,あえてあまり突っ込まないようにしておきたいと思います。
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>爆笑問題
納得納得。
しかし話題をそこまでしてかっさらっていく自民党の体制が面白くて仕方ない私ですが、いい加減、けりをつけないとダメですね。
どこまで引っ張るつもりなのだろう(笑)
敵か、味方か。議論ですり合わせていくとかじゃなく、二極化して、より国民に印象深くパフォーマンスした方が勝ち。負ければ、勝ったほうに擦り寄る。そして仲間に入れなおしてもらう。
教育基本法も100数十時間で議論しました、なんて
議論のうちに入りませんよね。それこそ、何年越しででもやらなきゃいけない。議論にならなかったら、ごり押しで可決。そんな程度の軽い問題ではないはずです。
政治家から、議論に耐えるスタミナがなくなったのでしょうか。でも、ツケはすべて国民がかぶるのですから、私たちも真剣に選挙に参加しなければいけないのではないでしょうか。
確かに,選挙区当選組と敗者復活比例区当選組とでは,越えられない壁があるそうで,どうしても選挙区当選のほうがランキングが上として扱われるようです。
ただ,それなら「復党反対」と声高に叫ぶ比例組チルドレンたちは,そもそも叫ぶ資格がないのでは,という気もしますね。
和歌山県知事逮捕に関連した業者からの接待ゴルフや餞別をもらっていた自民党幹部のネタを,復党問題に摩り替えて完全に消滅させた,というシナリオかもしれませんね。
おそらく,ほかの県知事逮捕に絡む業者との間でも,自民党幹部は大なり小なり絡んでいる可能性が高いですから,この辺をすべてうやむやにするまでは,復党問題で引っ張りとおすであろうと踏んでいます。
案の定,マスコミのいいネタになってますしね。
最近の国会の議論は,「yesかnoか」とか,「面白おかしく伝えたもの勝ち」という風潮があります。すなわち「プレゼン勝負」というところでしょうか。
もちろん,国会議員である以上,プレゼンがうまいほうがいいのですが,中身がないのにプレゼンでごまかしているとすれば,それは大問題です。
私たちは,そのプレゼンを聞いて,「中身があるか」「中身はよいか悪いか」などを十分吟味して,選挙の際に一票を投じるべきといえるでしょうね。
今は復党問題よりももっと考えなければならない問題が山ほどあります。優劣をつけて考えてほしいのですが,やはり目先の選挙が最優先なのでしょうね。
まあ、報道されるのでプラマイゼロという考えでしょうか。
おそらく,復党問題を報じ続けることで,背後にある「教育基本法改正」や「防衛省設置問題」など,国会の最重要課題をあまり国民に知らせないようにしよう,っていう副次的効果を狙っているかもしれませんね。
だとしたら,野党が沈黙守っているのはどうなのかなあ,っていう思いもします。