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トドの小部屋

写真付き日記帳です。旅行記、本や美術展の紹介、俳句など好きなことをつれづれに。お気軽にどうぞ。

仏果を得ず

2013-07-09 23:36:11 | 
三浦しをんさんの「仏果を得ず」、読了しました。高校の修学旅行でいやいや付き合わされた大阪の文楽劇場で、石をぶつけられたような気配を感じ、居眠りから目覚めた主人公の健。それは、人間国宝の銀太夫の語りから発せられた芸の気迫だった。以来、文楽の魅力に取りつかれ、銀太夫師匠のような太夫になることをめざし、銀太夫の弟子となった若き健太夫の成長物語。伝統芸能の人形浄瑠璃を実際に見たことがない私には、まったく未知の世界でしたが、その場にいて、上演を見たら魅力に取りつかれるかもしれないなぁって思えた作品でした。何かにこれほど魅了され、打ち込めるってすごいし、素晴らしいと思う。多くの人は、こういうものに巡り合えないのだけど。文楽を知らなくても楽しめるし、文楽に興味がわいてきます。私はこの本、2回読みました。2回目は、人形浄瑠璃の中の太夫のセリフをもっと味わいたかったから。

文楽について紹介するサイトはいくつかありましたが、わかりやすかったのはここです。
リンク貼っておきますね。

http://www2.ntj.jac.go.jp/unesco/bunraku/jp/index.html

日本が誇る伝統芸能が末永く発展しますように。
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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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文楽 (momo)
2013-07-10 10:35:46
8月に愛媛県内子町の内子座で、文楽をみます。これで2回目です。少し年配の方たちのおつきあいで見に行き、昨年はあろうことじゃ居眠りをしてしまいました。hanaさん曰く「ちゃんと内容がわかれば面白くて居眠りしなくなる」そうです。ということで今年こそ居眠りをしないように、三浦しをんの小説を読んで、予習して行きます!
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いいですね。 (トド)
2013-07-10 22:29:31
momoさん、いいですね。文楽体験済みなんですね。それにまた見に行けるなんて、いいなぁ。確かに内容がわかればきっと面白いでしょうね。歌舞伎も本物を見たことがない伝統芸能に疎い私なのです。
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