トドの小部屋

写真付き日記帳です。旅行記、本や美術展の紹介、俳句など好きなことをつれづれに。お気軽にどうぞ。

歴史歌劇井伊の隠し子&忘年会ランチ

2023-12-19 13:01:35 | お出かけ
17日(日)に藤枝蓮華寺池公園の文学館で開催された歴史歌劇「井伊の隠し子」の午後の部に行ってきました。14時開演でしたが、13時ちょっと過ぎに着いて、開演前に隣接の郷土博物館で開催されている「曾宮一念と藤枝静男」という企画展を観るためです。曾宮一念の絵は静岡県立美術館で、「毛無山」という絵を観たことがありましたが、こんなに多く曾宮一念の絵を観るのは初めてでした。途中まで観て、歴史歌劇の開演時刻が迫ったので、文学館の玄関から入って会場に行きました。
今回の歴史歌劇は、焼津市中里の若宮八幡に伝わる物語をもとに脚色されたそうです。徳川家家臣の井伊直政が、志太平野の益津村をおとづれた時、中里小町と言われた美しい娘マチとの間に子供をなす。正妻の松平花はそれを認めず、マチを城から追放する。ところが、花の息子の直継は、後継ぎとしては頼りない。紆余曲折を経て、後年、頼もしく成長したマチの息子の直孝が跡取りとして、認められるという話でした。作曲ピアノは、齋藤大輝さん、脚本、演出、字幕は見崎悟史さんです。
歌劇終了後に、再び、曾宮一念と藤枝静男の企画展を合唱仲間のOさんと一緒に観覧しました。私は、藤枝静男のことは知りませんでしたが、藤枝出身の眼科医で、若い時から緑内障を患っていた曾宮の主治医だったそうで、両者は医者と患者という以上に親しく、曾宮の絵画をたくさん購入しました。後年、曾宮は失明し、画家をやめて文筆業に専念します。藤枝静男も眼科医をやめて小説家になりました。藤枝静男は、数々の文芸賞を受賞し、代表作は「路」。また図書館で彼の本を探そうと思います。
曾宮一念は雄大な山や海を題材にした風景画を得意とし、変幻自在な雲の描写のため、「雲の画家」とも呼ばれる(資料より)。
歌劇と絵画、文学を知ることができた一挙両得の日になりました。

18日(月)は、友人のMさんと今年最後の忘年会ランチをしました。場所は藤枝四川飯店。12時に予約しました。ネット予約限定の七彩ランチ「冬}を食べました。税込み2200円。料理は出てきた順にこのような美しさです。メイン料理は四種類から選べ、私たちは、烏賊の料理にしました。







美味しかった!お薦めです。四川飯店は、ゆったりした店内で、とても居心地が良い。デザートの杏仁豆腐とゴマ団子も満足。
昼食後、場所を変えてコーヒーを飲みに行きました。Mさんお薦めのカフェ・バロック。コーヒーの種類もすごくたくさんあり、ご主人の拘りが感じられました。チーズケーキに杏のジャムをかけてもらいました。


カフェ・バロックでは、いろいろなイベントが開催されるようで、窓にイベント情報がはってありました。3月17日(日)に昨日の歴史歌劇「井伊の隠し子」でピアノ演奏をなさっていた齋藤大輝さんの30歳記念リサイタルがカフェ・バロックで開催されることを知りました。当日のピアノ伴奏は居崎圭さん。齋藤さんのピアノの恩師だそう。入場料は、3500円(コーヒー・和紅茶のフリ―ドリンク+ケーキ込み)です。友人Mさんと第二部の15時30分開演のチケットを予約しました。楽しみです。3時になったので、Mさんとお別れしましたが、今回もたくさん話せて満足。また3月に会えるなぁ。!(^^)!
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