トドの小部屋

写真付き日記帳です。旅行記、本や美術展の紹介、俳句など好きなことをつれづれに。お気軽にどうぞ。

初盆

2023-07-15 15:00:07 | つぶやき
夫の初盆を迎えています。12日(水)午前10時にお坊さんがいらして、お盆のお経をあげてくださいました。夫の葬儀後に、富士葬祭が残してくれた白い布をかけた三段の祭壇を、お盆の盆棚として使っています。一番上段の向かって左側に新仏の位牌(夫の位牌)と遺影、右側にご先祖の位牌(義母の位牌)を置き、二段目の段に仏様のお膳とお菓子、果物などのお供えを、三段目の段に牛馬の飾り物と蓮の葉の上に牛馬の餌、餓鬼仏のお膳を載せました。祭壇の左右に一対の生花と盆提灯を置き、祭壇の上に家紋入りの白提灯(これは、新盆の時の提灯)を下げました。祭壇の前に経机を置き、蝋燭、線香、線香立て、おりんを置きます。経机の左右に生花を飾りました。仏様のお膳を置く場所には、まこもを敷きました。箸はおがらで作りました。笹の葉がついた青竹を盆だなの左右に固定し、祭壇の上に竹を渡して、ほおずきや、今年とれた作物を吊り下げるのが正式な伝統らしいのですが、それは大変なのでやめました。ほおずきは、花瓶に花と一緒に生けました。経机の前には、イ草の座布団を。いつもは、お坊さん用の座布団は紫色の分厚い座布団なのですが、お盆の時は、イ草の座布団にするらしいのです。13日の夕方5時過ぎに迎え火を焚きました。仏壇のヤマキがくれた資料に従って、13日夕飯から16日の朝食までのメニューをあげています。13日の夕飯は、あん団子、14日朝は、白飯と七色汁、お昼はおはぎ、夕飯は、白飯と瓜もみ、15日朝は、冷汁と白飯、お昼はそうめん、夕飯は野菜の天ぷらと白飯、16日の朝は、煮物と白飯となっています。なので、今夜は野菜の天ぷらを作ります。今日の夕方、次男が帰省するので、一緒に夕飯を食べます。仏様には、精進のものだけなので、おかずは野菜天だけですが、私たちは、しずの干物も食べるつもりです。明日16日の昼過ぎに長男が子供2人を連れて帰省します。明日の夕方、送り火を焚くので孫たちと一緒にやろうと思います。お嫁さんは、ピアノの発表会が重なっていて、18時半頃の演奏で、それが終わり次第、夜に来てくれるそうです。疲れているでしょうに大変だなぁ。初盆だから、気遣ってくれているのでしょうね。お盆の御膳も今晩の夕飯と明日の朝食までとなります。17日は、全員で、お寺にお墓参りに行く予定です。みんな揃って来てくれて、お父さんもきっと喜んでいるでしょう。昨日は、夫のテニス仲間が夫のお墓参りをしたいと連絡をくれました。林叟院に皆で行ってくれるとのことでした。ありがたいことです。
お盆のお経の時に、霊供膳をあげました。せっかく作ったのに一度だけでは寂しいと思い、12日の夜、再度、塗りの食器であげました。朝と同じものをあげましたが、味噌汁だけ作り直しました。ご飯、お汁、煮物、和え物または酢の物、漬物という精進料理です。



牛馬の餌は、賽の目に切った茄子と胡瓜に洗ったお米を少し加えたものを、蓮の葉の上に置きます。牛馬の向きは仏壇のほうに向かせます。



暑い時期、生花はもたなくて、11日に生けた菊がだめになってしまい、代わりにスターチスとカーネーションと菊を一本追加しました。百合は元気に花開きました。百合は強いのですね。



今週は太極拳を休みました。今日は合唱も休みなので、静かに故人を偲んでいます。

追記=7月17日(月)の海の日に、家族全員で林叟院にお墓参りに行きました。お父さんもきっと喜んだろうと思います。
その後、玉露の里に行きました。瓢月亭へのアプロ―チにたくさんの風鈴が飾ってあるというのを広報で読んだので、行ってきました。涼しい音色を響かせながら、風鈴が風になびいていました。二人の孫とお嫁さんは初めての玉露の里でした。玉露とお菓子を楽しみ、池の鯉に餌をあげました。鯉の餌は一袋20円。良心的です。

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