トドの小部屋

写真付き日記帳です。旅行記、本や美術展の紹介、俳句など好きなことをつれづれに。お気軽にどうぞ。

ちはやふる

2017-04-11 14:19:42 | 映画
WOWOWで映画「ちはやふる」上の句、下の句を観ました。監督・脚本は小泉徳宏さん、原作は末次由紀さんの漫画「ちはやふる」だそうです。主演は広瀬すずさん。とても可愛い女優さんです。物語は東京都立瑞沢高校に進学した綾瀬千早が競技かるた部を創ろうと奮闘するところから始まります。新入生は全員部に入る決まりになっている高校ですが、かるた部に入ろうとする生徒はほとんどいない。千早は小学生の時以来の再会だった真島太一を引き込み、かるた部を創ろうとする。太一とは幼なじみで、「チームちはやふる」のメンバーとして、一緒にかるたの大会に出た仲間だった。部員が最低5人はいないと部として認められない決まりだった。ほとんどの生徒がすでに部活を決めていた段階で引っ張り込んだのは、小学生の競技かるた大会で顔を合わせていた経験者の西島優征(通称、肉まんくん)、学年でトップ2の成績でありながら、孤独をかこっていた秀才、駒野勉(通称、机くん)、古典大好きで呉服屋の娘、大江奏の3人。駒野と奏は未経験者だった。太一が部長となり、競技かるた部は発足した。めざすは全国大会だったが、まずは東京都の予選を勝ち抜かなければならない。夏休みも返上で毎日遅くまで練習にあけくれる5人。千早と太一には、もう一人、昔の仲間がいた。綿谷新という少年で、かるたの永世名人を祖父に持っている才能豊かな少年だった。新は家の都合で福井に引っ越してしまい、彼らは小学生の時から会っていなかったが、千早の心にも太一の心にも深く刻まれた親友であり、太一にとってはライバル、千早にとっては、尊敬の的だった。しかも新と太一はひそかに千早に思いを寄せていたのだった。さて、この先物語はどのように展開するでしょう。彼らは、全国大会に出場できるのでしょうか。綿谷新をライバル視しているかるた会の「クイーン」と呼ばれる少女、若宮詩暢と千早の対戦は実現するのか。それは見てのお楽しみです。青春群像劇。若いっていいなぁと思った映画でした。みなさんにお気に入りの歌はありますか?千早にとってのその歌は、在原業平の「ちはやぶる神代も聞かず竜田川唐紅に水くくるとは」でした。お薦めですよ。
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