トドの小部屋

写真付き日記帳です。旅行記、本や美術展の紹介、俳句など好きなことをつれづれに。お気軽にどうぞ。

2019年度秋季俳句大会

2019-10-29 10:11:20 | 俳句
昨日は2019年度秋季俳句大会が静岡県男女共同参画センター「あざれあ」の大ホールで行われました。この大会は公益社団法人俳人協会静岡県支部主催の大会で、県西部、中部、東部の持ち回りで毎年開かれているそうです。今年は中部地区担当で、私の俳句の先生である間島あきら先生が大会実行委員長になられている関係もあり、また招聘講師がNHK俳句の選者をなさっておられた今井聖先生であることもあって、私は初めて参加しました。7月31日必着で事前投句をし、10月28日の午前10時から11時半まで当日投句がありました。私は事前投句は2句、当日投句も2句出しました。投句料は2句一組につき1000円でした。投句者全員に作品集と一筆箋がいただけました。今井聖先生はNHK俳句を見て知った方でしたが、注目していた俳人で、間島あきら先生から著作の「ライクアローリングストーン」をご紹介いただき読みました。中学生の時に学習雑誌に投稿して入選し、俳句創作に突き進み、紆余曲折を経て現在ご活躍中の先生になられたわけですが、今井先生の活力あふれる刺激的な講演をお聞きし、大変良かったと思いました。「俳句のスタートラインに立つ前に」という演題で、ときにユーモワを交えながらわかりやすいお話でした。俳句を続けていく上で、気を付けたい点を指摘してくださいました。九つにわたる「俳人心得」と「俳句に多用される陳腐極まりない語句」の列挙には「なるほど~」と思いました。「俳句に多用される陳腐極まりない語句」はあるある感満載でした。オリジナリティ。そして詩があるかということも大切なんでしょうね。



事前投句した1句が入選し、関森勝夫先生と大竹征子先生が佳作に取ってくださり、作品集に記載されていたのが嬉しかったです。大会終了後の懇親会にも出席しました。この大会に2人の句友を誘ったのですが、来れなかったので寂しく思いましたが、懇親会で同じテーブルだった方々は俳句教室をやっておられたり、句会を主催したりなさっておられる人ばかりでしたが、楽しくお話できました。今井先生がビールをつぎに来てくださり、少し話せました。思った通りの気さくな先生でした。宴会の終わりのほうでカラオケが始まり、先生の「兄弟船」が聴けました。お上手でした。今井先生の本の画像をのせておきますので、興味があったらお読みください。お勧めです。「部活で俳句」という本は、俳句入門書としてわかりやすく、ためになる本だと思います。

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