はりちゅう・レースレポート

本日晴天なり。今期ロードレース第一戦に参戦しました。
大将、にっしゃん、てっちゃん、カナーンがスポーツ２、私がスポーツ１。応援団は女将さんとケイティ。

受付を済ませて、早速試走。昨日の高強度練の影響がどうか、ドキドキ。
走り出してみると、脚は回ります。試走も練習のうちと、１周目からペースを上げて走行。
ときどき、カナーンにコースどりのレクチャー。実走と想像はずいぶん違うはずです。
結構いい感じで走れたものの、３周目くらいから高強度領域に入ると、若干の疲労を感じます。
そして、てっちゃんが下りでスパートしたときに、まったく対応できず（汗）
このときは、「やばいなあ。でも、この領域になるのはラスト２周になってから。そこまでは大丈夫」と考えていました。
これが、後々エライ目に会うことになるとは、このときは想像していませんでした(^^;

さて、スポーツ２の応援。とにかく、４人が頑張ります。４周目の上りあたりで、大将が後退。
生粋のスプリンターである大将にとっては、この上りはきついはず。でも、最後まで力走でした。

にっしゃんは、スタートからの意気込みが違いました。今から考えると、かなりの決意が背中から漂っていました。
レース中盤では、一名の選手とマトリックスの選手を引き連れて、逃げをかましました。
後続集団の中には、てっちゃんとカナーンが。３人の戦略の違いがくっきり。
逃げは吸収されましたが、ラスト１周もにっしゃんが先頭。花吉野の経験と自分の特徴を存分に生かしているようです。
そしていよいよゴールスプリント。にっしゃん惜しくも２位。
そして、続いててっちゃんとカナーン！なんと、アバンギャルドが２・３・４位と入賞！
凄い快挙でした、がらぱさんもそのことに振れてアナウンスしてくれていました(^^)
おめでとう！！てっちゃん・カナーンは、もうちょっと自分の力量に自信をもっていたら、
結果が変わった可能性もあります。本人は気付かんかっても、他人からはわかるんだけどね(^^)
次回このコースを走るときに生かされるでしょう。次は、スポ１？それとも、スポ２の優勝狙いもいいなあ。

お次は私。出走２８名と少数のため、最前列に位置取り。マトリックストレインのコントロールのもと、
スタート位置について、即出発とスムーズ。
はじめはローリングのため余裕。解禁になってから、あれれ？猛スピードに感じます。
いきなり脚パンパン。しばらく周回すれば回復すると思っていました。
しかし、集団のスピードが速く、隊列は棒状。集団後方は常に全力で追わなければいけない状態。
平地と下りで伸びきった集団にすがるために、１００％以上の力で走行。
前方は上りに入るとペースを落としているでしょうが、遅れている身としては上りで全開走行して追いつく状態。
１周３キロのコースで休めるところが全くありません（滝汗）
こんな状況で３周完了。約９キロを全開走行でした。そして、４周目の上り。この折り返し手前でついに千切れました（悲）

今日は、「６周までついていって、残り２周で切れても完走確実。あわよくば、集団ゴール。」という目標。
これが、予定の半分（３周）で崩れ去ったので、ここからが大変！例えれば、昨夜のブラジル戦で２回で降板となった
侍ジャパン田中まーくんの誤算みたいなものかな（笑）
とにかく、この時点で完走の確率が下がったので、対策を思いめぐらしながら走行。
大蛇のようにうねりながら爆走する２０名ほどの集団は、あっという間に視界から消え去り、一人旅。
だから、単独練のつもりで、残りの力を振り絞って走ることにしました。
こんなふうに割り切ったので、気持ちが切れて流すこともなく、コース取りやギア選択を考えながら走行できました。
そのうちに、集団のラップタイムを思い浮かべ、おそらく自分は１分近く遅れると計算。
このペースで頑張ると、７周完了時点まで集団に追いつかれなければ完走できることに気付きました。
そこからは、ひたすらラップを維持することに集中。毎周回完了時点で、我が応援団からの声援が勇気になりました。
加えて、見知らぬ方が上り中盤で毎回「そのペースでええぞ！がんばれ！！」と励ましてくれます。
これも、大きな力になりました。
耐えに耐えて、いよいよ７周目。ここを乗り切れば完走。もう必死でペダルを踏みました。
やっと集団から千切れた若者を１名発見。「ここから頑張れ！」と声かけて、ローテしようと試みましたが、
すでに売り切れたようで、後方にさっていきました(^^;
結局、４周目の上り終えから、ずっと独走。そして、７周目も無事に通過。８周目もペダルを緩めず、一人ゴールスプリント。
完走選手２０名の最下位でゴールしました！結局、自分の後ろは全員DNF。
記憶にないくらい厳しいレースで、久々の「魂踏み」でした！

レースを終えて思うに、自分の力量でこのクラスを集団走行するためには、優先度「特A」扱いにしないと無理です。
しかし、来年はもう出走はありえへんかな。まあ、また来年考えます。
２週間後の目標レースに向けては、いい高強度練になりました。今日の経験を２週間後に生かせたら、
はりちゅう参戦は、大きな意味があったことになります。

レース終了後から帰宅までは、全身疲労でフラフラ。
楽にはならないので、荒治療と夕方アクティブリカバリーで３本ローラー練をしました。
明日は休養日。そして、来週は強度を上げつつ、西チャレに備えます。
次は、がんばるど～～～！！！

１周目からの全開走行で、ラップボタンの押し忘れ。
そして、レース後も脳に酸素が回らず、ブログ用の会場写真を取り忘れ。
この点からもも、レースの厳しさが伝わるでしょうか（笑）

今日のレース走行距離：２４キロ、走行時間：４５分０９秒７５８、平均心拍：１５８ｂｐｍ、平均出力：２１２W