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自転車を中心にした内容を綴ります

スペシャライズドS-WORKSターマックSL7 インプレ

2020-10-04 14:25:07 | 日記
納車から、20日ほど経過しました。
約450km乗った感想を、いくつかの視点でまとめてみます。
ザックリいうと、「たくさんの方がインプレされていた内容は、こういうことだったのか!」という「確認コメント」みたいな感じです(^^;
直近まで乗っていたTIME ZXRSとの比較が中心となります。

1 上り
ダンシングが非常にしやすいです。振りが軽く、踏み込んだときの反応も早いです。
また、ハンドルからフロントフォークあたりがすごくガッチリしていて、力が逃げずに伝わります。
スルーアクスルの影響も大きいんでしょう。横によれる感じが全くありません。
シッティングなら、軽いギアでクルクル回すと気持ちよく走れます。

2 平地
空気抵抗の低さを感じ、とにかく、よく進みます。風を切り裂いて走っている感じ。
横風にも強く、紀の川河川敷では、体は風に押されていても、時速30キロを維持して走ることができました。
また、下りから平地に変化したときの速度低下が少ないです。
ZXRSと比べると、同じ負荷で時速2〜3キロ速く走れます。

3 下り
これが最もビックリで、ものすごく速いです。
2kmくらいの長い下り坂(地元では「トマト坂」と呼ばれている)を、脚を止めて走ってみたところ、どんどんスピードが上がり、時速64キロを超えたところでビビってブレーキをかけました(汗)
空転状態で速いのは、ラチェッドの影響らしいです。
紺野選手は、「ラピーデCLもいいが、余裕があるならラピーデCLXを買った方がいい」と動画でコメントされていました。
私もそのとおりだと思います。強くお勧めです(完売らしいですが)。
フレームだけでなく、ラピーデCLXというスーパーホイールとセットにすることで、下りが速くなるのだと思います。

4 旋回性
小回りが効き、意のままに操れます。
特に下りのコーナーは、思ったとおりのラインを走れます。
当然、スピードコントロールができていることが前提ですが。。。
思ったより外に膨らんだり、イン側に切れ込みすぎたりということがありません。
めちゃめちゃ気持ちよく、コーナーを駆け抜けることができます。

5 快適性
購入に当たり、最も悩んだのはこの点でした。
所謂、「固くて踏めない」ってヤツです。
これまで所有したバイクの中では、プリンスカーボン(2010年頃?)の剛性が高く、レースレベルなら50kmくらい走るとぱったりと脚が売り切れました。
翌日は、ヨロヨロとしか走れず体がバキバキ(悲)
ターマックもそんなバイクなのではと心配しておりました。
実走とローラーを織り混ぜて12日間連続で走ってみましたが、体はいたって元気でした。
もちろん、脚が疲労している感じも残っていましたが、久しぶりに加太3周回(大川峠を除いた、猿坂2本と孝子峠1本の130km)を走っても大丈夫でした。
たくさんのインプレ情報のとおり、ハンドルからは絶えずコツコツと振動が伝わってきますが、不快ではなく、手の痺れは全くありません。
私見になりますが、快適性が高いバイクです。剛性が高くて踏めないということはありません。もしかしたら、初めてバイク購入する人でも乗れると思います。いきなりこのバイクでは、価値が分からないでしょうが(笑)
ペダリングのスイートスポットは狭いらしく、1〜4時くらいにしっかりとトルクがかかると進むようです。ガチャガチャ踏むと上手く進みません。
私はペダリングが下手で、クランク長が長くなった結果、スムーズさはさらに悪化していますが、トルク効率が向上しているようです。だから、進んでいるのかも。

インプレは、こんなところです。
購入に当たってインプレ情報を読み漁った影響が出過ぎていますが、実際自分で購入して走ってみて納得できたと思っています。IT技術者さんのおっしゃるとおりですね。

そして本日、矢立峠までのタイムアタックをしてみました。
6月のベストタイムと比べて、往路で2分のタイム短縮、復路は同タイム(ちょっとこれは残念に思ってます。)。
ついに、平均時速30キロ突破という目標を達成しました!
これからは、機会を見つけて、ヒルクラムのタイムアタックなどする予定です。
上りはあんまり期待できないですケド(^^;

今日の走行距離:80キロ、走行時間:1時間39分40秒、平均出力:170w




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