シマノ鈴鹿レースレポート

今年もキャンプを含めて二日間、ケガ無く楽しみました。
忘れないうちにレースレポートです。

今回出場したのは、チームTTと２時間ソロ。２時間ソロはまったく自信がないので、チームTTに全力投入作戦でした。
キャンプ場に９時到着。前日から泊まっていた仲間と合流し、さっそくテント設営。
早めの昼食をとって、まずはTTバイクで出陣。AGベース基地で、参加のAGerと無事に合流。
なんと１時間サイクルマラソンで、てっちゃん(１位）・カナーンくん（３位）が表彰台との朗報。
鈴鹿で表彰台は、快挙です！！因みに、１０数年参加していますが、未だに鈴鹿の表彰台は乗ったことがありません(T T)
おめでとう！！！！！

そこから、いつものように外周道路でアップしました。３周アップしましたが、しんどすぎ。レースが心配になりましたが、
去年もこんな感じだったので、いいイメージでサーキットにもどりました。
みんないないので、うろうろ探していると、表彰台付近で発見。なんと、なんと、大将も優勝したとのこと！！
おめでとう～～～、みんな凄すぎです。しかも、取材があったとか。集合写真にも乗り遅れました（悲）
そこで、嫁と合流。テントサイトでトラブル発生して、移動することになったとか。
しかし、チームTTの集合時刻が迫っていたので、サイト移動は嫁に任せてスタンバイ。
こんな状況ゆえ、落車やケガは絶対できないし、ショボイ走りでも申し訳ない。がんばるのみ！

スタートまで、走り方についてちょっと打合せ。なんせ、TT練習は全くしていないので。
マスターと大将「どれくらいで交代かなあ」
私「２０～３０秒くらいちゃう？先頭にでたら張り切りすぎないように、ペースを保つのが大事」
大将「そういいますよね！」
ニッシャン（うん、うんとうなずき）
しかし、この簡易ルールを全部無視してしまったのは、私でした（笑）

いよいよスタート。２０番前に、兄弟チームがいるので、「ゴールまでに、あれを抜き去る」ことがマスターから告げられました。
最初は、マスター先頭。混雑状態なので、しばし先頭固定です。私は４番手。最初のシケインまでダラダラ上り。
ここで、若干私が遅れ気味。TTバイクの弱点か、いきなり不安。最初からダンシングで離れないように必死。
シケイン越えて暫くしてから、ローテ開始。そして先頭へ。ここで「バチン」とリミッターが外れました。
ゴリゴリとペダリング。出る、出る、スピード。めっちゃ気持ちいい！チームで唯一のTTバイクなので、先頭で長めに引こうと
アホレナリン出まくりです。
デグナーあたりだったか、後ろのマスターから「速すぎ～」と警告を受け、減速しました（笑）
そんな様子で、１周完了。ここで大将が残念ながら離脱して、３人になりました(^^;

もう誰も千切れることができないので、ちょっとペースダウン。それでも、これが本物のごぼう抜き、ボコボコ抜きまくります。
遠くのほうに数チーム見つけても、すぐに追いつく感じ。
そして、マスターは、抜き去る相手と接触しないように、的確に声をかけながら走行。
金練での統率力がそのまま発揮されているようで、ものすごく頼もしい！


とうとう、３周目。シケイン手前の上りもグイグイ進みます。こりゃかなり期待。
S字あたりから、ニッシャン固定であっという間にゴール前。ラスト２００ｍでスプリントのイメージで爆走。
無事に３人でゴールでした(^^)
しばらくして結果発表。１組目では２位でしたが、２組目はもっと速いチームが多く、結果は７位。それでも上出来でした！
３位表彰台のチームとは、約１分３０秒差。これは、なかなか詰まりません。初めて４人で一緒に走ったんだから、たいしたものです(^^)v
平均時速は、約４１ｋｍ／ｈ、平均心拍９０％、最大心拍１９１ｂｐｍ。最大心拍はホンマかなあ。
年齢的には、そんなにでないはずだけど、混線してたんか？？？

実は、リザルトを待たずに、急いでテントサイトに戻っていました。みんなで協力して、テントを移動したそうですが、
風に煽られて、ポールがポッキリ。午後から帰宅する義弟ファミリーのテントを拝借して、設営。その前に、自分のテントの撤収があったので、
これだけで、もうフラフラに。なんとか２時間ソロ集合１時間前に終了したので、慌てて着替えてバイクを換えて、サーキットに。
すでに選手が並びはじめていましたが、およそ３００番目くらいに位置取りました。

１時間弱並んで、いよいよレーススタート。
目標は「１時間ソロ」。できるだけ前方で展開です。１周目のデグナーあたりで、向かい風の中、左から一気に駆け上がって１０番くらいに。
しかし、ホームストレートでは抜かれまくり。あれれ、脚が回らんし、重いぞ。筋肉の収縮が困難のようです。
だましだまし走りましたが、５周回完了時点でとうとう集団から離脱。時間にして約４５分で、１時間持たず（悲）
この先、１時間１５分が地獄のようでした。
とにかく、脚はピクピクと痙攣状態。シケイン・西ストレートの２つの上りがカベのように見えました。
「いつやめようか」とか「ビール飲みて～」とか「仕事のアイデア浮かばんかな」とか思いながら走行。
速い人の迷惑にならないように、できるだけ左端で走行。巨漢のローディ、女性、MTBにも、ボコボコ抜かれます。
これほど抜かれたレースは初めて。そのうち、周りの景色や参加者を見ながら、楽しんで走ることに切り替えました。

気の遠くなるようなしんどい走行が続きますが、ホームストレートでは「カズさ～ん」と声援。
誰かなとキョロキョロ見ると、とある国の女性のように美貌を完全に隠した覆面姿にAGジャージの方が！
これは女将さんに違いない！！（貴乃花親方のお母さんじゃないよ）
しんどくても、ここでは愛想笑いを浮かべて、手を振りました。
そして、シケインでは、暑苦しそうな野郎ばかりのAG軍団から声援（笑）
ここでは、どんなリアクションで通過しようか、毎周回知恵を出さねばなりません。
さらに、デグナーあたりでは、「アバンギャルドがんばれ！」との女性の声。あれは、エヒロくんの彼女かな。
ここでも、苦痛をひた隠し、ヘラヘラと愛想笑いを浮かべながら手を振りました。

なんとか止まらずに走ります。１時間１５分を経過して、ゼリー風CCDを飲みました。すると、１時間２４分に「あれ？」と
不思議に思うくらい、脚が回りはじめました。サプリ効果でしょうか、貴重な体験ができました。
調子に乗って頑張りすぎるとその後の反動が心配なので、「ぼちぼち走行」は継続。
残り１５分でついにボトルの水がつきました。のんびり走行に切り替えたときに、西ストレートに給水所があることを発見したので、
そこにピットイン。冷たい氷水を、係の方がボトルに入れてくれます。ありがたい！
走行を再開して時間を見ると、なんとか１２周できそうな雰囲気。そして最終周回。そこからは全開走行。
ゴールもスプリント風に全力走行して終了。いやはや、なんとも疲れたけど、サーキットを堪能できました（笑）

みんなに別れを告げて、そそくさとテントサイトへ。師匠家族と外食して、宴会の買い出し。
日もどっぷり暮れた状態から、いつものキャンプ仲間と宴会突入。２時間ソロで「ビール飲みて～」と強く思っていたので、
浴びるほど飲み倒しました。たぶん、５００ｍｌ缶５本と３５０ｍｌ缶２本飲んだと思います(^^;

そして日曜日。２時間ソロのリザルト確認と、ブースの見学。楕円リングとディスクホイールについて、担当の方から情報収集。
来年もチームTTに参加できたら、これらのパーツをぜひ使ってみたいです。
でも、今回の暴走で、来年は一緒にTTに出てくれる人がいるのか一番心配ですケド(^^;

アクシデントいっぱいでしたが、振り返ってみると、やっぱり楽しかった鈴鹿。できれば、また来年も参加したいなあ。

土曜日の全走行距離：１０７キロ、走行時間：約３時間