<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

生きているうちにしか出来ない。

2023年06月02日 16時43分03秒 | Weblog

生きているうちにしか出来ない。そう思うと、なんだかすることに価値が生まれる。数倍も。

 

庭に、様々な色合いの百合が咲いている。透かし百合が。秋口に買って来て埋めておいた球根が発芽して、大きく成長して、とうとう花を咲かせた。寄せ植えをしている。群落になっている。華やかだ。

 

その百合を眺めている。感傷的になっている。今年で最後になるかもしれないからだ。老いているから、いつ何が起こるか分からない。最後がすぐそこに来ているようにも思われる。覚悟をしておかねばならない年齢を生きている。

 

いましか見えないかもしれないと思うと、百合の美しさが十倍百倍する。見させてもらっていることに、お礼を言いたくもなって来る。

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夏風が書斎の南北を吹き抜ける。

2023年06月02日 16時28分24秒 | Weblog

我が書斎と次の間の台所の、南北の窓を開けている。途中に遮るものがないので、風が一気呵成に抜けて行く。すういすううい、と。じっとして風に吹かれていると、肌寒い。

 

外の気温は27・8℃もあるというのに。雨は止んでからりと晴れ渡っている。これから数日はまた夏日に戻るらしい。

 

僕は怠け者をして、いまは静かに音楽を聴いて寛いでいる。それまでは町まで出掛け、銀行の用を済ませてきた。送金をする用があった。

 

そのほか、苗物屋さんを2軒回った。冬瓜の苗を探したが、もう売られていなかった。スーパーにも立ち寄った。蜆を買って来た。朝の味噌汁にしてもらおうと思って。

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雨が止んでいるから、

2023年06月02日 12時51分20秒 | Weblog

雨が止んでいる。だったら、畑に出てもいいだろう。

 

種から蒔いて育っている大玉トマトの苗があるから、これを裏の畑に植え付けよう。

 

怠けていたから、苗はちっとも成長していない。ひ弱にしている。

 

深く耕して、周囲に、有機鶏糞をたっぷり敷き詰めてあげようか。

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それが恥じられる。

2023年06月02日 12時42分43秒 | Weblog

今日はふっとそんなことが思われて来る。

人を低く見ていたのは、人が低かったためではなく、わたしの見る目が低いためだった。

わたしの、見る目を高くしたら、人を高く見ることが出来ていたのに、そうしないで来た。それが恥じられる。

わたしの、ものを見る力量が豊かであったら、世界中はもっと高く豊かに美しく見えていたはずなのだ。長い間、それをしないで来た。それが恥じられる。

不平の目であなたを見て来た。あなたを責めて来た。不平の目で世の中を見て来た。わたしに見える世の中を責めて来た。それは間違いだった。

そのわたしの間違いに気付きながら、それでもわたしは悪口を口にして生きて行くに決まっている。恐ろしい自分だ。

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プラスに見ることの出来るわたしであったのなら、

2023年06月02日 12時35分31秒 | Weblog

マイナスとしていたのはわたしだった。

 

マイナスに見ていたのはわたしだった。

 

プラスに見ることの出来るわたしであったなら、こうはならなかった。

わたしの今日をマイナスにして見ていたのは、わたしだった。わたしの至らなさだった。わたしに力量がついていなかったのだ。

これまでずっと、マイナスに見よう、マイナスに見ようとばかりしていたから、力量がプラスされなかったのだ。

自己を不足にして見ることはなかったのだ。他者を不足にして見ることはなかったのだ。そんなふうに歪(いびつ)に見ないでもいいのに、歪に見てしまっていたのだ。

己の長い長い深い深い愚かを恥じる。

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死んで行けるだけの幸福は。

2023年06月02日 12時30分44秒 | Weblog

78年間、生きました。

死んで行けるだけの幸福はすでにたっぷり与えられています。

有り難い人生だったと思います。

庭に橙色の透かし百合が咲いています。

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長い長い時間を与えて頂いた。

2023年06月02日 11時58分39秒 | Weblog

お爺さんは78年間生きて来た。

もうすぐ終わりが来る。終止符が打たれることになる。

「足りない、まだ足りない、もっともっと」という強欲な把握をしないで、「足りた、もう十分過ぎるほど十分に楽しめた」と思えるようでありたい。

だとしたら、いつ終わってもいいのかもしれない。

不足感に覆われてないで、満足感充足感に溢れているようでありたい。ありがとうありがとう、で締め括りたい。

長い長い長い時間を与えて頂いた。長い長い時間を生きられた。有り難いことだった。

もしそうできたとしたら、恐怖心から離れていられるかもしれない。

 

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それをヨロコビにしていればいいんだよね。

2023年06月02日 10時59分26秒 | Weblog

それをヨロコビにしていればいいんだよね、きっと。わたしらしいヨロコビに。でも、無理矢理にではなくて。さらさらと水の流れるように。こだわらないで。

見ているものを。聞いているものを。味わっているものを。体験しているものを。訪れて来るものを。去って行くものを。

自分流のヨロコビ色に塗った風景にして、幾分か距離を置くようにして、それを静かに眺めていられたらいいんだよね。そういう工夫ができたらいいんだよね。

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我が家では、無農薬農業は難しい。

2023年06月02日 10時43分14秒 | Weblog

植えて一月ほども経ってようやく2mほどに蔓を伸ばしてきたミニ冬瓜苗が、昨日、根元からぷつんと切られていた。畑を見回っていて、それを発見して、がくりとした。いわゆるネキリムシの仕業らしい。土の中に潜んでいる夜蛾やコガネムシなどの幼虫が、悪さをするらしい。

冬瓜苗は一株しか育てていなかった。買い直しをしなければならないが、苗はもう売られていないかもしれない。売られていても、すでに時機を逸しているかもしれない。

西瓜苗、菓子瓜苗も被害に遭った。昨日、もう一度、生き残っている苗には、殺虫剤オルトラン粒剤を撒布した。無農薬農業は難しい。

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いい気持ちいい気持ち。

2023年06月02日 09時48分03秒 | Weblog

いい気持ち。いい気持ち。いい気持ち。とろりとろり。とろり。座椅子に座った姿勢ので、眠気に誘われるままに眠りのボートにしばらくゆらゆら揺られたままになっている。片手の手の平で、額ががくりとしないように支えている。それでもがくりと行きそうになる。無意識が修正を加えて元に戻している。

とろろとろとろり。いい気持ちをしているきりで、何にも考えていない。

ああ嫌だ。目が覚めちゃったぞ。白い蝶々が庭園の透かし百合の上空を舞っている。雨が止んでいる。

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