<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

すべて最後はうまく収まる

2018年08月22日 12時50分07秒 | Weblog

「最後はすべてうまく収まる」 

死んだお婆の話Ⅱ。お婆とは我が父の母、つまり祖母だ。毎朝昇って来るお天道様に手を合わせた。このお婆は孫たちの語り部だった。「この世の中のすべてが最後はうまく収まっていく」「案じることはない、すべての現在がみな川に流れて海に着いて、よい最後、よい結果を迎える」「よい最後を迎えれる者は、だから、いつもよい途中にいることになる」 孫たちが日々叱られるような悪いことをして来ても、それでも「案じることはない」「お天道様のようににこにこして暮らせ」と。お婆は身の回りに起こる数多の不幸を川に流して、けろりとしていた。現代社会、何処を見ても案じることだらけじゃないか。新聞を見たら分かるじゃないか。それがそう見えていなかったお婆は、ただの世間知らずだけだったのかもしれない。夏。時折城原川に鮠釣りに行く。増水時には雑多な物が流れて来る。芥もゴミも。流れて流れる力になる。ゴールは海。結果の集積所だ。善悪どんな原因が流れ込んでも、流し去ってその大きな安堵の海に成る。にっこりしたお婆の顔が浮かんだ。

これは今朝の西日本新聞オピニオン欄に掲載された。わたしの投稿作品だ。読んだ家内は「え、よくこんなものを取り上げてくれたわね」と訝しがった。もう一度読み直してみて、そう言われればそうだと思った。余りにも楽観過ぎていて、とんちんかんだったかもしれない。チューブと車輪がはずれて走っているような自転車を思わせるかもしれない。シビアーな現代の生き方とはズレがあるのかもしれない、と反省した。しかし、お婆(ばあ)の生きていたころはこのようにして生き抜けて来たのだろうと思う。スケールが一回り大きかったように思う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なつかしいナポリタン料理講座に参加してきた ラスト

2018年08月22日 12時13分56秒 | Weblog

今日の講座に参加して、痒みをしばし忘れていることが出来た。まさしく気分転換になった。しかし、昨夜はまたまた慌ててしまった。もういいだろうと思って缶ビールを飲んだのである。結果的にはそれがよくなかった。痒みがぶり返してしまった。またまた怺えきれないほどの痒みが襲ってきた。氷枕を腫れ上がった患部に当てて凌ごうとしたが、凌げなかった。苦しんだ。寝付けなかった。日が変わったところでやっと睡魔に身を任せることが出来た。今朝目覚めてみると、幾分か症状は穏やかになっていた。まだまだ油断は出来ないと思った。

家内が家の中にいるより外へ出ていった方が痒みを忘れられるかもしれませんよと言うので、これに同意しての、しぶしぶの参加だった。結果的にはよかったと思う。ともかく痒みを忘れていたのだから。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なつかしいナポリタン料理講座に参加してきた その3

2018年08月22日 12時05分20秒 | Weblog

講座に参加しているのはみな高齢者である。もうすぐ90才になるという方も隣りにおられた。とても元気で、120才までは生きてみせますよと豪語された。あながちあり得ない話ではなさそうにも思えた。みなさんたぶんもう職を退いておられる方達ばかりだろう。暇とお金と健康を持て余して暮らしている方達なのであろう。悠々自適というところか。6回の講座の間で、お二人の名前しか覚えきれなかったが、まあまあ交流はできたのではないか。このところ自分は体力が弱ってきてあれこれあれこれ病気を引き受けているので、みなさんのタフさが羨ましく思えた。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なつかしいナポリタン料理講座に参加してきた その2

2018年08月22日 12時01分02秒 | Weblog

材料はスパゲッテイ麺、玉葱、ピーマン、ウインナー、調味料はケチャップ、塩、胡椒などなど。高齢者達はそれぞれの作業を分担した。大鍋で麺を茹でた。フライパンで千切りの玉葱、ピーマン、ぶつ切りのウインナーを炒めた。9時から11時までの2時間の予定だったが、早々と終了した。10時過ぎには料理は出来上がって、試食となった。キャベツと胡瓜、玉蜀黍入りのコールスローも一緒に作った。おいしく出来上がった。しかし、まだ10時を過ぎたばかり、お皿一杯のナポリタンは食べきれなかった。デザートに葡萄と梨がついた。男倶楽部Ⅱはこの講座で完了した。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なつかしいナポリタン料理講座に参加してきた その1

2018年08月22日 11時34分51秒 | Weblog

市の中央公民館主催の「男倶楽部Ⅱ」の今季最終講座、「なつかしいナポリタン料理教室」に参加してきた。参加者はおよそ高齢の男性12人。3班に分かれた。若い美しい管理栄養士さんが担当された。まずは説明、その後すぐに最前列のブースで料理を実際に作って見せられた。そこに集まって来た男どもは料理作りはもうどうでもよくなって、身を乗り出して、その爽やかな出で立ちの一羽の丹頂鶴の動きばかり食い入るように眺めていた。わたしもその一人だ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする