ごめんなさいね、こんな時間まで、ついついあなたのことを、忘れてしまってた、悪い悪い、わたしはもしかしたら、一人でも生きていけるのかもしれない、夜が更けていく、細い月が空に浮かんでいる、このままずっと、あなたのことを、忘れてしまえるかもしれない、細い月から涙の雫が落ちてきたら、わたしは間違いを後悔するかもしれない、もしかしたらもしかしたら、すぐにでもわたしの間違いに気付くのかもしれない。
フォレスタの歌を聞いていた、テレビに釘付けになって。甘い歌詞と甘いメロディーと甘い声。まるで砂糖菓子だった。