小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



毎年、秋になると城址公園のお堀にカルガモが飛来する。寒くなるにつれ渡り鳥やユリカモメも増えて、冬の間はお堀で羽を休める鳥の姿を多く見ることが出来る。春になるとユリカモメが海へと戻り、春の終わりごろにはカルガモがお堀からどこか別の場所へ移動してしまい、お堀には飛べないアヒルだけが一羽残された。今週に入り、小田原城址公園の二の丸堀にカルガモが飛来した。昨日、カモとアヒルが泳いでいる姿を見かけたので今朝は出勤前に城址公園に立ち寄る。アヒルの寝床の学橋の橋脚を見ると、アヒルのいる隣の橋脚のコンクリートの上に2羽のカルガモが寝ていた。他の場所でも1羽が寝ていたので、今週飛来したカルガモは全部で3羽のようだ。昼過ぎに、外回りの途中にお堀端を通ったので車を停めてお堀を見ると、1羽のカルガモがアヒルと一緒に雨の中を泳いでいた。エサを探しているようだったが、アヒルにエサを与えている人が何人もいるようなのでカモもアヒルと一緒にいればエサの心配はなさそうだ。夏の間はこの広いお堀に1羽だけ取り残されていたアヒルだったが、カルガモと一緒に泳いでいる姿はなんとも活き活きと見える。アヒルが突如お堀に出現してまもなく1年。しばらくはカモと一緒に元気に泳いでいる姿を多く見ることができそうだ。

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