7月の第4金曜日に富士吉田市で開催される富士登山競走に14年前から参加している。昨年の大会を最後にしようと考えていたが、未練がまだあって今年の大会にエントリーした。7月26日、小田原を早朝4時に出発して大会参加者用駐車場の下吉田東小学校に午前5時半過ぎに到着。校庭の先には朝日に照らされた雄大な富士山の姿。スタート地点である富士吉田市役所前に移動してスタンバイ。今年は3月のエントリー時にこそ参加意欲があったが、その後体力と気力が少しずつ衰えて山頂までの完走目標はスタート時点で断念。無理せず5合目を目指す。午前7時に大会スタート。富士吉田市役所前から約300mほど平坦な道路を走り、富士山方面への上り坂が続く国道139号沿いへ。今年は快晴で気温が高めだったので、序盤から結構きつかった。午前8時15分、馬返しを通過。舗装区間が終わり吉田口の登山道へ。山頂コース完走を目標にしていた頃は、馬返しを8時5分くらいに通過出来ていたが今はそれより10分遅いタイムで精一杯。午前9時32分、五合目の関門に到着。関門タイムは午前9時15分なので関門タイムオーバーで終了。今までで一番遅いタイムでの5合目到着となったが悔いは無し。5合目関門から富士吉田の5合目に向かう途中、ニュースで何度も見たゲートを通過。下山者はチェック無しで、登山者はリストバンドの確認を行っていた。富士登山は年々色々な制約が増えて、気楽に登れる山では無くなってしまったように感じる。下山用のバスに乗るために富士吉田口の5合目へ。第63回大会から参加を続けていた富士登山競走への挑戦は今年で最後にしようと踏ん切りがついた。1度しか山頂コースの完走は果たせなかったけれど、富士山にはトレーニングで60回近く登り、色々な思い出や素晴らしい風景の記憶が残せたので、富士登山競走にめぐり合うことが出来て本当に良かったと思っている。
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凄いです。