多病息災発達障害者こよりの日常

両手で数えきれない障害と持病を抱えつつ毎日元気に活動中。発達障害の息子たちの子育ても終え、悠々自適の毎日です。

自分のものと他人のもの

2015-08-08 06:35:57 | 修業について
自閉っ子の外食がうまくいったのは


「自分のものと他人のもの」の区別がついていたからです。


これは小さい時から 意識してしつけました。


うちは おじいちゃんおばあちゃんと同居でしたので


好物を 譲ってもらえることが 多かったのです。


そこで「いつも もらえる」と誤学習してしまうと 修正に大変なので


こだわりの 強い自閉っ子には 厳しく教えました。


兄ちゃんは 大事な長男という意識が じいちゃんばあちゃんに強くて


なんでも 欲しいものほいほいと 食べさせてもらってたので


その分 外へ出たとき「欲しいものが もらえない!」というショックが 


大きかったので 自閉っ子はそういうことがないようにしました。


食べ物はもちろん、他のものや 空間、時間、


そういうものも 自分の 思い通りにはならない時があるんだということを


その時のわかる範囲で 徐々に教えていきました。


家の 子ども部屋では おもちゃ散らかしてもいいけど


リビングは 共用スペースなので だめとか


じいちゃんばあちゃんの部屋には 勝手に入らないとか


いろいろ 教えていったので


病院の待合室や 乗り物の待合所、


スーパーや お店で買い物する時も


やんちゃすることは なかったです。


遊んでいい場所、そうでない場所、教えてさえおけば


自閉っ子もちゃんと 適応できました。


先日も 2時間座って 難しい話を聞く機会があったのですが


周囲の大人が もじもじしたり 中座するなか


自閉っ子 きちんと お話聞いてました。


これも 修業の成果です。





芋づる式に治そう! 発達凸凹の人が今日からできること
クリエーター情報なし
花風社
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