多病息災発達障害者こよりの日常

両手で数えきれない障害と持病を抱えつつ毎日元気に活動中。発達障害の息子たちの子育ても終え、悠々自適の毎日です。

異文化とは何か?

2017-08-14 14:13:00 | 人間関係
昨日は ばたばたして 忙しく、長男も 料理をしたくない気分だそうで、


「今日はOO屋の弁当買ってこい」と いう事になった。


次男を駅まで迎えに行き、用事を済ませ、 買い物して帰宅の予定。


弁当屋さんは、お盆だからなのか 空いている。


だが 注文と 引き渡しのカウンターは 待っている人が一杯である。


よくみると、引き渡しのスタッフさんは 外国人のようで、


自分のわからない言葉や 早口での言葉だと 応対ができず、


そこで ストップしてしまうようだ。


私の 前の注文客は、中年の男性だったが あきらかにイライラし、


カウンターを 手で 叩きつつ、待っていた。


支度している スタッフの方も、あれでは 余計 落ち着かなくて


手間取るだろうなあ、と思ったが、私が 代われるわけもないし、


はらはらしながら見ていた。ようやく 注文品を 渡すことができ、


ほっとした様子の外国人スタッフさん。


私の 注文の番になったので、


メニューを 指さしつつ、「OO弁当、並、ひとつ。」とゆっくり 伝え、


ポスレジに打ち込むのを 確認して 次を同じように注文した。


すると トッピングを 頼んだところで「ナイ、ナイ、」と言う。


本当にないのか、わからない、の意志表示なのかわからないので、


再びメニューを指し、「OOは ありますか?」と聞いてみた。


「アリマス」という答えなので、「OO弁当に、つけてください」とお願いしたら


レジに 入力してくれた。


その調子で 全部の注文を 正確に入力し、奥の厨房にも


伝えてくれた。


受け取りの時も、他のスタッフに「お客さんに確認してよ」と


言われていたが、多分何をすれば いいのか わからない様子。


私は 出された 袋を開けて、


「OO弁当 これですね?」と聞いた。「ソウデス」

「OOの 大盛りですね?」「ソウデス」


この方式で 確認し 「ありがとう。全部あります。」と言ったら 


うれしそうに「ありがとうございます」と にっこりしてくれた。


マニュアルは 覚えただろうし、日本語もわかるだろうけど、


予想外の 言い方されたり、せかされたりしたら できる事もできないだろうなあ、と


思って 私なりの 方法で 注文させてもらった。


名札を見たら 東南アジア系の名前に見えたけど、


日本語の教科書には 「弁当屋で働く時の 文例集」なんかないだろうし、


「日本人が 文句を言ってきたら どう返答するか」なんて


わからないだろうし。


言葉と 日本人との関わりが 不慣れなだけで、仕事はてきぱきしてたから、


こうしたトラブルで 他の人に「ちゃんと仕事しろ」と


言われたら たまらないだろうなあ、と思った。


あの外国人スタッフさんが、コツをはやく つかめますように。














異文化理解力――相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養
クリエーター情報なし
英治出版
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