多病息災発達障害者こよりの日常

両手で数えきれない障害と持病を抱えつつ毎日元気に活動中。発達障害の息子たちの子育ても終え、悠々自適の毎日です。

みんなと仲良くしなくてもいい

2017-08-22 10:11:19 | 人間関係
私には たくさんの友人・知人がいるけれど、


どの人とも 同じ付き合い方はしていない。


メールだけの人もいれば、


会えた時に おしゃべりする人、ランチにも行く人、


色んな 付き合い方をしている。



誘われても、自分の都合や家族の都合によっては お断りするし、


金銭的に 難しいお誘いも お断りする。


大事な、というか 一緒にいて心地いい、楽しい時間を過ごせる人には


スケジュール調整もするけれど、


無理をしてまで お付き合いすることはない。



幸いそれを 許してくれる人と お付き合いしているので、



気軽に 行き来できるし、夫も 私の外出を 許してくれることが多い。



先日 とある人に、「OO会って知ってる?」と言われた。


私も 行ったことは あるが、自分には 合わないなあ、と思ったので


それきり行っていないし、お誘いも来ないので


その後 その会が どうなったかは知らない。


その人は 「OO会」に参加をしているそうだが、


「やめるには どうしたらいいか」と


参加していない私に 聞いてきた。


退会のための 規約も何もない、いわば ランチ会というか


おしゃべり会というか そんな会のなので、「やめるにはどうしたら」と


言われても 私には よくわからない。


話を 聞くうち、その人が 心配なのは、


「その集まりを抜けた後、他の人に 嫌な事を言われないか、


変な噂を流されたりしないか」なんだという事が わかった。


その会に参加しても 楽しくないが、抜けたあと あれこれ


言われないかが 心配だ、という 不思議な論理である。


「人によく思われたい」「嫌なうわさを流されたくない」という


この 気持ちは 私にはわからないので、答えようもない。


第一 自分がいない間に 何を言われてるのか 確かめようがないし、


自分にとっては「悪口」かもしれないが、その人たちにとっては


それが 「自分たちの感じた事」なのかもしれないし。


「名誉棄損」になるような話だったら その対処をすればいいのではと


思ったが、そういう事を聞きたいのではない感じだったので、


私は「大変だね」とだけ 返事をした。


その後 その人からは 連絡が来ないので、他の人に相談してるか、


相変わらず「楽しくないランチ会」に参加を続けているのかなあ、と思うが


確かめようもないし、私が確かめることでもないので、そのままである。



私も 時々「OOさんが こよりさんの事 こう言ってたよ」という


お知らせを頂くが、大体が「こよりさん 嫌い」だの


「こよりさんて 思いやりないよね」という 話が多いので、


別に 名誉棄損でもないし その人が 私を気にいらない、というだけの話なので、


何もできない。ご本人が「こういう時に こういわれて腹が立った」とか


直接言ってくれれば お詫びなり、今後は お誘いいたしません等


何か アクションもできるが、相手は それを願っているわけでもなさそうなので、


私としては 「来るものは拒まず、去る者は追わず」である。


私は きちんとした しつけもされず育ったし、野育ちで行儀も知らないので、


そういう点では 他の方の気に障ることを していると思うので、


そのことには 注意を しつつ、色んな方とお付き合いをしていきたいと


思う。


普通の 人は「人に嫌われる」事を 恐れているように感じるが、


人に 嫌われる、好かれる、という事は 自分では どうしようもない。


相手の感情次第なので、私は 気にならないが、


「嫌われたら この世の終わり」みたいに感じる方もいるらしい。


私が この世で 一番好きなのは 夫であるが、


夫は 別に 私が 一番、と言うわけではなく、


正直な感覚としては



「ついてきた野良猫でも 飼ってしまった以上は 捨てられない」そうだ。



本当は 血統書付きの猫とか、雑種でも きれいな毛並みの猫とか、


いろいろ 希望は あったろうが、雑種の変な猫と 一緒に住む羽目になってしまい、


あきらめの境地かもしれないが、私は それで 十分満足なので、


今日も 「ご主人様」の帰りを楽しみに 待つのみである。



TVに きれいな人が出たり、何かで 外出し、女らしい素敵な人に会うと、


「もっと 良い人と結婚したかったなあ」と 夫が 口にするが、


「残念だったねー。私は あなたと結婚できて 大当たりだけど、


あなたは 残念賞のティッシュだもんね。でも ティッシュでも


鼻は拭けるから、そういう時には 使って頂戴」と


コーヒーを入れたり お菓子を 出したりして、


夫と 話をしたりするのが 幸せである。


妻の事を「山の神」というが、私は 妻は妻でも


「鼻の紙」である。夫の忍耐に感謝である。


何千人に嫌われようと、夫が居てくれればそれで 幸せである。


夫は 幸せな結婚生活が 夢だったようだが、


私の力では 夫の 理想の幸せには まだまだ届かないが、


せめて 自分のできる範囲で 頑張っていこうと思う。


町内の行事や、親戚の集まりなどで、私よりはるかに優れた女性に会うと、


夫は 「OOくんは いいなあ」と 思うそうだが、


私は その奥様から 介護のお悩みやら お子様のお悩みやらを


聞いたりする。素敵な奥様・旦那様でも 何もお悩みがない、ということは


皆無であるが、夫はそんな話題に興味はないし、私は たとえそれが


愚痴であれ、私への 叱責であっても、夫が そこにいてくれて


私に 話をしてくれる、というだけも 十分幸せである。


夫に 恩返しをしたいが、私は 人間ができてないので、


夫には 申し訳ないなあ、と思う。


子どもにも 私は いい親ではないが、もう二人とも大人だし、


いい年した 大人、それも 親の背を越した 男が


親への 愚痴を言う姿は いいものではない。


2人とも それは 心得ていて、子どもの頃には


「よそのお母さんは やさしいよ!」と あれこれ言ってきたが、


「お母さんは やさしくないからで 通してきた。


親として 最低限の事しかしていないが、その分社会に出て


親より優れた人に会う機会も あり、


「うちの親は 所詮この程度だから 仕方ない」という事も


わかり、親へ不満をぶつけても 意味がない、と思ったようである。


今後 子どもたちが どういう人生を歩むかわからないが、


不出来な親に育てられたので、今後どんな環境に行っても


「うちよりは いいな」と感じるだろうし、


今の会社の 上司や 同僚の方も 皆 立派な(わが家比)方なので、


尊敬できる人に囲まれて仕事が できる事は 子ども達にとって


ありがたいことだなあと思う。



























発達障害、治るが勝ち! 自分の生き方を自分で決めたい人たちへ
クリエーター情報なし
花風社
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