不測の事態

は、時にあるほうがいい。
いや、やっぱりないほうがいいのか。

　全て予想がつく範囲でしか進行しないのなら、楽だが、つまらない。
不測の事態、というと、たいていの場合、好ましくないことが起こることを指すが、
良いほう、最近の言葉でいえばサプライズ、は、生活に彩を添えてくれる。

　また、好ましくないほうも、何とかなる程度なら、ある程度はあったほうがいいとも思う。
もちろん、災害、大けが、大病などはあってほしくないに決まっているが。

　人生を自分の意志でコントロールしたいものだが、運命に翻弄される場合もある。そのことを受け入れつつ、幸運に恵まれるように祈る。腹が据わった態度で運命を受け入れたいものだ。