本八駅の中に、「昭和レトロ」のお店がある。
ブリキのおもちゃとか、駄菓子屋においてあったお菓子などを売っている。
このようなタイプのお店は、昔からあった。
自分の学生時代、つまり30年近くまに、下宿のすぐ近くにあった。
その名を「懐古堂」といった。
品ぞろえは良かった。単に古いものを並べてあるのでなく、店主独自の感覚で選んだ、「おっ」と思わせるような小粋な商品が並んでいた。
しかし、その店の、本当にすごいところは別にあった。昭和初期の雰囲気をアレンジしているのだが、、商品の値段のほうも昭和初期の価格を再現していた。飴1個1円とか、駄菓子5円だとか、普通に並んでいた。あれこれたくさんかって、100円でおつりが来た。30年前と言ったらバブル全盛期。今のデフレ局面における100均をはるかにしのぐ安さ。値段までもがレトロだったのだ。
で。その店は3か月でなくなってしまった。当然といえば当然だが。
でも、残念でならなかった。
あの店の名は、懐古堂だったが、新しすぎたのだと思う。
ブリキのおもちゃとか、駄菓子屋においてあったお菓子などを売っている。
このようなタイプのお店は、昔からあった。
自分の学生時代、つまり30年近くまに、下宿のすぐ近くにあった。
その名を「懐古堂」といった。
品ぞろえは良かった。単に古いものを並べてあるのでなく、店主独自の感覚で選んだ、「おっ」と思わせるような小粋な商品が並んでいた。
しかし、その店の、本当にすごいところは別にあった。昭和初期の雰囲気をアレンジしているのだが、、商品の値段のほうも昭和初期の価格を再現していた。飴1個1円とか、駄菓子5円だとか、普通に並んでいた。あれこれたくさんかって、100円でおつりが来た。30年前と言ったらバブル全盛期。今のデフレ局面における100均をはるかにしのぐ安さ。値段までもがレトロだったのだ。
で。その店は3か月でなくなってしまった。当然といえば当然だが。
でも、残念でならなかった。
あの店の名は、懐古堂だったが、新しすぎたのだと思う。