大手の塾に努めていたとき、体力の限界まで授業がある日があった。
まず、車で40分かけて校舎に行き、午前9時から12時まで個別対応。２時から集団授業を始めて、9時まで通しで集団授業。で帰る。 終えるころには頭は朦朧とし、空腹はもはや通り過ぎ、腹がすいているのかどうかもよくわからない状態となる。これが週に一度あった。
いま、個人塾をやっていて、ここまでやろうとは思わない。これじゃ体を壊してしまう。
一生懸命やらなければならないし、またそうしている自負はあるが、体を酷使することを美しいこととするような単純な発想だけは避けたいと思っている。