先日発売の相鉄8000。買っちまいました。
趣味的には新7000まで・・・と長らく思っていましたが、
毎日通勤で使う車がそこそこの出来で出てくるとなるとちょっと興味が沸いてきました。
まぁこれの観察で日々の通勤が少しは楽しくなると思えば(´∀`;)
今回は新塗装が8703F、旧塗装が8702Fで製品化されましたが、
今日ご紹介するのは前者。フルカラーLED化された2009年1月から
客扉が交換された2011年2月ごろまでの姿がプロトタイプのようです。
例によって細かく手を加えていきますが、たまにはその前に
全体をゆるーくレポートしてみようと思います。
ぱっと見は似てる。全体的にやや丸っこく見えるのと、
やたら幅広に見えますが、後者に関しては実車も2930mmだかの超幅広車体なので
これで良いのでしょう。
LED表示類のプリズム先端は前面窓に合わせて斜めになっていますが、
実車のLEDは床面に対し垂直なので、これは改善したいところ。
側面青帯は前面の輪郭に合わせてくの字になっていたはずなので、
やや違和感のある仕上がり。スカート周りの隙間も目立ちます。
後者は改良を試みる予定です。
地味にすごい点。
M車とT車で軸距が違うのを再現してる。
もしやと思って鉄コレ7000を見てみたら、やっぱり再現されてた。拍手。
そもそもこんなに違うとは知らなかったw
小田急HE車が出たとき、一製品で二つの台車金型を起こすなんて・・・と
感激したけれど、どうやらそんなのもう朝飯前の模様です。
でも同じ床下でも機器類は残念。
何故ここまで小さく+奥まってしまったのだろう・・・。
下で実車の同じ部分の写真を挙げますが、もっとギッシリ積んでる感じです。
箱を開けて一番最初に違和感を感じた部分でもあり、何とかしたいけど
全部作り直すのは・・・なかなか骨が折れますなあ('A`)
側面の表示窓はLED化に伴って片方が塞がれた様子を簡易的に再現してますが、
やはり実車の感じとは違うので、これは改良する予定です。
8703Fは幕のまま新塗装になって、その後でLEDにしたので
比較的埋めた跡がクッキリ残ってる編成だったと思います。好都合。
LED化された後で塗り替えが施された編成は、近づかないと
埋めたのがわからないくらい綺麗に仕上がっています。
やっぱギッシリしてる。
どうしたもんかしらね。
奥行き方向の再現もきっちりやってるだけに、
ボリュームの違和感が本当に惜しい。
気を取り直して妻面でも。
全体的に彫りの深いモールドで、特に妻面はそれが顕著に感じられます。
そこを生かして、カドのアングル材?にスーパーステンレスを差そうと考え中。
登場時からここだけステンレスっぽい質感なんですよね。
新塗装化されても相変わらずドアとカドだけ無塗装なところを見るとやっぱステンレスなのかな。
貫通扉は車内の化粧板と同じ色=白じゃなかったかなと思って
先日実車を確認したらやっぱ白だったので、塗り直します。
こういうのができるのは毎日使う電車ならでは。
帰宅時かつ空いてる電車限定ですが(^^;)
実車の妻面の全体像を殆ど見た事がないのであれですが、
実際以上に幅広に見えてやや違和感。
裾が欠き取られてるせいもあるのかな。
地味にすごい点その2。
KATOの京急800を思い出す。
最近同社はメトロ10000でもやってたっけ。
設計者のこだわりが感じられて楽しくなります。
この角度で見ると客扉のガラスの奥まり具合が気になる。
推測するに、少し引っ込んでるのが正解の客窓と同じ出っ張り具合にしちゃった風?
好き放題書かせて頂きましたが(気を悪くしないでくださいね)、
Nゲージでこんな遊びが出来るのは感動的です。
私が模型を始めた頃にこんな風に製品が充実してたら
まず工作になど手を染めなかっただろうなあと・・・。
今は今で「作る」ことなく欲しい電車が続々手元に揃ってきています。
京王6000、副都心7000、そして写真にはないですが営団500・・・。
この1年くらいで仕掛かり品or材料揃え済の車両の多くが完成品で出揃ってしまいました。
幸か不幸か市販品そのままでは到底気が済まないので、それらの完成品たちにも
何らかの工作を施すのですが、一昔前よりライトな遊び方になったのは確か。
ちょっと寂しい。
ということで(?)、京王6000は大量にストックしているGMキットも粗末にせず
コダワリの作品に仕立て上げようと計画中。
次回はその辺に絡んだお話でも。
★余談
GMのエヴォリューションシリーズなる企画で国電103の決定版キットが発表されました。
何年か前、TKK8500やKHK1000を皮切りに各私鉄電車キットのリニューアルが
為された時にも相当わくわくしましたが、今回はよりクオリティに重点を
置いているのが伺えて非常に楽しみ。
是非末永く続いて欲しいものです。
>軸距が違うのを再現してる。
M台車は、ブレーキシリンダーや
配管やらを、軸距の内側に入れら
れたから軸距をTの台車と合わせ
たくても単純にムリだわなぁ。(笑)
小田急HE車は、登場当時"狭軌"
の路線として、"狂気"(笑)の沙汰
ともいうべき巨大な120kW電動機
を架装したおかげで車輪径大きく
したから、軸距を広げざるを得なく
なったのでしょうね。
>でも同じ床下でも機器類は残念。
最もオカシイのがフィルターリアク
トルの造形かな。 実物は、モデル
と違い「四角い網」には、なってい
ないですよね。(笑)
>この角度で見ると客扉のガラス
>の奥まり具合が気になる。
該当の部分を拝見したところ…
エエェェェェ(゜д゜)ェェェェエエ って、
(メーカーに対し)言いたくなりました。
いくら何でも、押さえ金具支持
窓の奥まり方ではないですよね。
(爆笑)
Hゴム式支持もしくはJR209
のような、ボンディング(接着式)
支持にも見えます。 (^_^;;
小生は、高校の最寄駅までは
相鉄で通っていて、卒業直前に
登場した新車が8000系でした。
思い入れのある車両だけに、
模型の製造メーカーさんには
もう少しシッカリとした考証を
お願いしたいです。
床下はほんとに惜しいですね…
機器単位なら加工しますが、
全部となると…(*_*)
客ドア窓は何とかしたいですね。
最近の製品群では清々しいまでにツライチなので、
その感覚をこれでも味わいたいものです。
こんばんは。ご来訪ありがとうございます。
あまぎの相鉄といいますと、
相当前からご覧いただいているようですね。
うれしいです。
ご質問の塗装手順は、
既にアサヒペンのプライマーを
塗ったのでしたら、サフは必ずしも
吹かなくても良いのではないでしょうか。
恐らく既に金属の下地処理はできていると
思われますので、アクリル系の塗料を
上塗りしても問題ないと思われます。
(ただし当方アサヒペンの製品を使用
したことがありませんので、念のため
今一度プライマーの説明書をご確認ください)
タミヤのサフを塗る方法もありですが、
通常のプライマーと比べ、表面が
いくらか梨地になります。
特段艶消し仕上げを好むのでなければ、
なるだけ平滑であることが望ましい
車体外板の塗装下地としてはやや
不適当といえます。
表面を平滑にするために
ペーパー(1200番くらい)で全体的に磨く
必要が生じ、凹凸のある鉄道車両の場合は
これがなかなか大変ではないかと思います。
従ってあまりおすすめはしません。
当方経験が豊富とはいえない分野につき
一般論的なアドバイスとなり恐縮ですが、
参考にしていただければ幸いです。
なお、当方があまぎの相鉄を製作した際は
GSIクレオスのスプレープライマーを用いました。
手軽でしたが、塗膜の食い付きは
気持ち弱めでした。
御礼の返信遅れたいへん申し訳ございません。この度、真鍮へのリペイントやっと成功しました。当方、エアブラシが無く、絶対条件として若草色は同色を再現したく新横浜近くのトレッサ タミヤのレンタル工房(一時間 500円)にて無事成功しました。これも、おばきゅうさまの助言のおかげです。普段余り、snsへの書き込みはやらないのですが、投稿して良かったです。画像とかは送れないんですかね?おばきゅうさまの相鉄6000のブログと相鉄3000の更新はもう見れないのでしょうか?ぜひ、みたいです。 重ねて、こ多忙の中、アドバイスありがとうございました。
こんばんは~。
塗装、成功したようで何よりです!
ここは、コメントに画像は貼れないんです・・・すみません。
相鉄6000と3000更新、そういえば
移転のゴタゴタ以来閲覧できない
状態になっていますね。
ちょっと当時のデータを探してみたいと思います。
ベンチレーターの取付、配管の色差しも終えたので、後はパンタとインレタに進めそうです。
相鉄6000と3000の更新、楽しみに期待したいです。