小田急中心の模型のブログ

Nゲージで私鉄電車を楽しむブログです。
旧小田急中心の模型のページ(2003~2014)の製作記も再掲載しています。

模型で顧みる2017年

2017年12月28日 22時08分44秒 | 雑記
今年も、駆け抜けましたねえ。
気が付けばのんびりと休めるのは今夜まで。
明日から本業のトンネルを抜けると、そこは2018年なのです。
画像を交えて振り返ってみたいと思います。

まずは何といっても・・・


2017.12.25 ヒナ工場側線にて。
始めは冗談半分だった「並べたいねー」が実現した瞬間。感激。
お互いに前例のない突貫工事だったようで、ハラハラする一幕もありましたが
無事晴れ姿を見ることができたのはモデラー冥利に尽きますな。。


2017.07.17 ヒナ工場にて
この時点で2人とも箱組中だったかな。
7両編成。
2ヶ月あまり後に完成とは俄かに信じがたいなと思います。


2017.12.25
同じ構図で。ピントが合ってない点、申し訳ない。


TMSコンペにて入選をいただきました。
佳作に選んで頂いた2013年の年末記事ではさらに上を・・・とのたまっておりましたが、
4年かかって実現しました。
反省点は多いので(なんといっても工期の管理w)、引き続き磨きをかけてまいります。


4年かかったわけは、2015年にこれが間に合わなかったから。
2017年も間に合わない公算が高く、一昨年出品が叶わなかった小田急を
同時に出品していたのですね。
これはこれで全力を注いだ作例だけに、喜びもひとしお。

以上が工作の話。
結局2017年の竣工両数は営団5000の7両のみとなりました。
東武2000と営団03(コレはもうすぐ4年間進展なし・・・!)は目立った進捗がありませんが、
ちょこちょこ手を入れています。さすがにそろそろ完成させたい。

ここからは今年買った中で特にぐっときた模型の話。


鉄コレ 能勢電鉄610
子供の頃、ヤマケイの東京・大阪の電車的な本(横長のやつ)で見てから気になっていた電車。
レイルロードの資料本も入手したので、じっくりと作りたい。


GM 京王8000
台車がやや実車と異なってしまったのが残念ですが、その他は出色の出来栄え。
馴染みがあるのはフルカラーLED化されてからの時代なので、
追い追い手を入れるつもり。


昔の塗装済みキットでも凹モールドしてみたり模索のあとが見受けられましたが、
ついにパーフェクトな表現が実現した模様。
客窓は戸袋窓と比べてガラス面がやや奥まっている(サッシ枠に奥行きがある)ことが
実はけっこう重要なのですが、きちんと再現されています。


その点だけで言うと実は一昨年発売のOER1000でもできていたのですが、
サッシ周囲の窪みが京王ではより良い塩梅に改良されている。
とてもうれしい反面、わずか数年前のOER8000が若干見劣りするなと・・・。


鉄コレ 都営6000/10-000
大江戸線は買わないので、もうこれで満足。
6000系はモニターを別のパーツに取り換えて赤帯にする。


KATO 東急7000
今年一番嬉しかった製品はやっぱりこれ。
よくぞ製品化してくれました。拍手。
後退角がややきつすぎ説もあるけれど、個人的に好みなのでそこはいじらない。


色々目をつぶればこんな遊びができる。



GM 東京メトロ13000
もう耳タコだと思うけど、アルミ車のドア周り表現はGMがピカイチ。
その良さが存分に発揮されてるので、買いました。
実車も好き。
オデコはやっぱり3000を意識してるんだろうか?
実際の設計意図はともかく、15000系のライト配置といい
どこかに初代車両の面影を見出す楽しみがありますな。


手前:2008年竣工 奥:2017年竣工

1月にキットを落札して12月に冒頭の並び実現・・・という
まさに5000系で始まり5000系で終わる1年でしたねえ。
SUS車製作当時、台車は一旦FS356とニコイチしかけて挫折した経緯があります。
約10年の時がもたらしたものとしては、技術面もさることながら
パーツやマテリアル類も充実も大きいなと思います。


2017.06 宇治市内にて

霞む未来の中に小さな喜びを見出して。。。
良いお年をお迎えください。
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3 コメント

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Unknown (通りすがり)
2018-01-13 19:11:38
至福の時間!(^^)!
5000系も301系もSG(ハイグレード)モデルの並び!
シルバーは、帯色に合わせて調合されているのでしょうか、両車両のイメージを更に盛り上げているように感じます。
営団パーツと国鉄パーツでそれぞれ構成されたデザインながら、所々に兄弟というか双生児電車であることを示すパーツがあって、色んな角度で見れる良くできた模型で並べて見てるのは写真ながら楽しいです!

完成品も造形や塗装、精度等がとてもあがって、車両単体で見るのに耐えるようになってきたように思います。でも、人の手がやはりかかってないと、なにか物足りない寂しい雰囲気です。完成品の中の5000系に強く引き付けられるのは、単に上手く作られているだけではなく、魂が宿ったからなのか。(なんて一人盛り上がっています(笑))
Unknown (おばきゅう)
2018-01-19 12:33:51
当時の文献によると、実車も形材等の一部に共通の
ものを用いているようですが、外板の質感は差が
ありますよね。
301系の作者はその辺に気を配って、
少し暗めのシルバーを練ったようです。
あくまで別物ながらも細部に共通点がある・・・
並び撮影時の意図をズバリ見抜くようなコメントをありがとうございます。

仰せのように最近の完成品はそのままでも
いいんじゃないのかというくらいレベルアップしましたが、
我が家では手を入れてない完成品は「未着工品」に分類されています(笑)
Unknown (通りすがり)
2018-01-26 23:38:17
メーカーの方で設計されたのでしょうかね。
そうなると山陽電車の3000系とも兄弟なのかな、なんて思ってしまいます。

301系を作られた方のブログも拝見させて頂いてため息をはぁー、帯の黄色の発色の為にひと手間かけておられる等、素晴らしい作品が出来上がるまでの過程を見せて戴いて、感激です!

最近の完成品は出来もさることながら、お値段も素晴らしくなっておりますので、買ってきて恐々触っておりますσ(^_^;ありがとうこざいます!

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