小田急中心の模型のブログ

Nゲージで私鉄電車を楽しむブログです。
旧小田急中心の模型のページ(2003~2014)の製作記も再掲載しています。

帝都のステンプラカー 竣工編

2023年04月04日 22時31分33秒 | 京王帝都
前回の記事

振り返れば2017年秋に着工したのが事の始まりでした。
製作記書くのをさぼっていたのでいきなり完結ですw
竣工して2年以上経過しますが、今更ながら振り返ってみたいと思います。

・・・


まずは竣工した姿を。
ベースとした製品が識別灯が光る仕様だったので、それを活かしました。
前照灯は消灯、識別灯は点灯…な往年の私鉄電車感が良き良き。


時計の針をぐっと巻き戻して2021年初頭。
久々に引っ張り出してきてベース製品の前面を一通り改良した図。
見ての通り前面窓の枠が出っ張るようにプラ材で加工するいつもの加工に
ボナのガラス(鉄コレ上毛700用)をはめ込んでニヤニヤしてました。


でも、なにかが違う…と思っていた矢先、
ふとした閃きで中古の鉄コレ上毛を入手、寸法を測ってみるとまあなんとかなりそう。


ということで前面だけ鉄コレに挿げ替えることに。
この時点で車体本体は塗装剥離してあり、妻面の裾改良~配管等のフルメニューをこなした後
全塗装する予定でした。
ただ、蕨の3000系自体側面窓がやや大きく見えるなどプロポーションに若干の疑問があり、
全力で加工する意欲が萎えてきたこともあり、前回記事の最後で触れたピンク色編成を
塗り直さずに前面だけ挿げ替える簡易工法に切り替えることにしました。


ベージュ編成加工の車体は後日またなんとかするとして()
ピンク編成用に新しく前面を用意しました。
標識灯や手すり類はモールドを僅かに残した状態で穴を開け、
その後ペーパー掛けをすると位置決めしやすく仕上がりもきれいです。


銀は最後、が塗装のセオリーですが、
実車はステンレス構体にFRPマスクを"被せる"構造であることから
塗装もその順序に倣うこととしました。
今回のように塗り分け線にもともとモールドの段差がある場合はそこまで
気にしなくてもよさそうですが、フィルム帯の貼り付けなどは
帯色を先塗りしてマスキングするとテープの厚み分銀が反射して
帯部が凹面なのを目立たせてしまうため、できる限り後塗りorインレタで済ませるようにしています。
銀の上からマスキングする場合は一旦光沢クリアを被せてからテープを貼っています。
銀はステンレスシルバーです。


FRPマスクを塗った図。
Mr.カラーの323+64をGX-1で薄くした色です。


前面のほうがわずかに小さいので、車体側の断面にはステンレスシルバーを吹いてあります。
前面の固定はゴム系接着剤ですが、引っ張るような力を加えなければまあ大丈夫かなと。
ガラスは前述の通りボナ。いい感じに反射してくれてニヤー


角度を変えるとまあまあ継ぎ目が目立つ。
かなり意見の分かれそうなまとめ方ではある。


改めて正面から。
前照灯はボナの私鉄用薄型、尾灯はモールド中央に穴開け+適当なレンズ、識別灯はトレジャーのTTP904-01Bです。
前照灯はリムが出っ張り過ぎないように穴の周囲を若干ざぐって凹ませましたが、あんまり綺麗にできなかったな。

種別板は台座もろともジオマトの2700形用を流用、台座の断面を調合した紺で塗りつぶしたのち、
ジュラルミンフィニッシュを切ったもので押さえ金具を再現しました。
隷書体が印象的な方向幕はホワイトフィニッシュに自家発注インレタを転写しました。
GMキットのステッカーだとたぶんサイズが小さすぎるゆえの策ですが、
わりとメジャーな車種の割にどこからもステッカーが出てないのが意外でした。


クハ3772 急行灯点灯ver.
腰板左右の補強板はミラーフィニッシュを貼り付けて表現しました。


クハ3722 急行灯点灯ver.
今回はデビュー当初がプロトタイプなので、当然初代クハ3722です。


そんなわけで吉祥寺方2両は神泉駅のドアカット告知ステッカーを貼ってあります。

東急8500とかもそうですが、この手のTS台車の排障器は取り付け時の糊しろに苦労します。
今回は排障器本体を洋白パーツの切れ端から自作し、
台車集電板の軸受端部を平らに削って半田付けしましたが、強度的には微妙な感じ。
今後もしやるなら、台車枠側に薄く溝を作って接着+補強ピンを通そうかなと。


ドアステッカーはくろま屋の私鉄用です。
車番はやっぱり使えるものがないので自家発注インレタをジュラルミンフィニッシュに転写して
元の車番を覆うように貼り重ねてあります。


側面はプレート状なので貼り重ねですが、
妻面は元の車番をカッターの刃先でこそげ落としてから直に転写しています。
ご覧の通り、裾の欠き取り修正は一切していない手抜き仕様です。


配管も一切手を加えず、申し訳程度にスミ入れで立体感アップを図った。


ヒューズボックスだけはカッコ悪いので自作品に置き換え。
エバグリのプラ材で適宜加工して、蓋の押さえ金具をミラーフィニッシュで再現、
プレートは艶消し黒フィニッシュの貼付けによります。
トレジャーからロストパーツが出ているタイプのヒューズですが、
所要数が3コのため余りが出そうなのと、その余りも使い道がなさそうなので
コストダウンを企図して自作した次第。


手抜き+コストダウン仕様ながら、京王の見せ場である黄色い手掛けはちゃんとやった。
高さが揃うようにしたのと、裏側から低粘度接着剤を流したのがポイント(セメダインのハイグレード模型用タイプを使用しました)
幌もちゃんと塗った。
パーフェクトではないけど雑に見えないように…というのはある程度達成できたと思う。


話は床下へ。
渋谷方クハ3772のCPは製品だとHS-20ですが、
調べたところ今回のプロトタイプはデビュー当初C-1000だったようなので
モリタのホワイトメタルパーツに替えました。
同社は数年前に廃業されましたが、トレジャータウンブランドで
同じパーツが継続販売されています。


5連の真ん中に位置することや、金型の種類を減らすためか動力車がデハ3072に設定されています。
ただ、同車は床下機器が少なくダイキャストブロックが目立つのでトレーラー化し、
となりのデハ3022を動力車にしました。


HB-2000型CPはバルブの向きが2種類あることから、
実車と同じ向きになる京王6000のジャンク中間車を用意して流用しました。



インテリアパーツからは室内灯ホルダーを撤去し、
床面をGM4番、シートを26番+微量の青で調合して塗装しました。


~~とまあ、こんな感じで低カロリー仕様にて完成しました。


実車に思い入れのある向きには甚だ中途半端に映りそうな出来栄えですが、
こんな風に在京私鉄電車の並びに加えると一気に彩りが増してうれしくなってくる。
そうそうぼくがやりたいのはこういうことなんだよーーーーっていうワクワク感。

ちなみにこの並び、編成単位での最終増備車が昭和61~63年ごろと意外なほど遅くまで生産されてた方々です。


井の頭線3世代計画。
実は旧1000の前面はミガキまで終わっているw
昨年、タヴァサの店頭にこのキットを仕上げた作例が展示されてましたね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

帝都のステンプラカー・ブルーグリーン編 IN01

2017年10月26日 17時59分38秒 | 京王帝都
事の発端は2017年春、ピンクの3000系が発売されたところから。
ベージュというやや地味なセレクトもあってか5~6年前にマイクロの
3000系が出た時はさほど惹かれなかったのですが、
色が変わると俄然ほしくなり、とりあえずピンクだけ買いました。
が、当然他の色も欲しくなってくるわけで・・・とりわけ
スカイブルーよりも柔和で落ち着いた印象のブルーグリーンが欲しい。

というわけで、タイミングよく格安のジャンクで手に入れた
3727Fをブルーグリーンの3722Fへと化かすプロジェクトが発足しました。


2017-07

もともと、重工作だった営団5000のあとの息抜きに
マスクの色だけ塗り替えればいいやと思っていたのですが


2017-10

あれーっていうw
この前twitterにも書きましたが、やっぱり「お手軽加工」ができないたちなのですね。
さくっと完成させたとしても、やらなかった加工メニューがずっと気になり続けて
後悔しそうなので、だったらはじめからフルメニューやっておこうと。
当然完成までの時間は何倍にも跳ね上がるので、仕掛の山はどんどん高くなっていくわけですが・・・。

加工箇所は下記のとおりです。
1.ヘッドライトケース
BONAの私鉄用ライトを付けられるように穴を拡大しますが、
実車はライトリムがケースの縁取りから飛び出ていません。
製品はここの凹凸表現が控えめで、単にBONAのライトをつけると
相当出目金になってしまうので、縁取りを高くしました。

工法は単純で、アルミ箔ステッカーで窪み部分をマスキングの後、
カラー瞬着パテを盛り、適宜整形しました。
まだ若干メリハリが不足していますが、工法的にはこのくらいが限度かなと思います。

2.手すり
もともとやるつもりはなかったのですが、
腰板のコーナー部分の質感差が省略されており、
どのみち前面は塗り直し必至なことから別パーツ化しました。

3.通風孔
今回は塗装を剥離せず、塗り重ねるので
モタッとしがちなここは削っておきました。
ちょうど実車もここだけSUS地なので、
塗装後にアルミ箔ステッカーで復元する予定です。

このほか、後期車特有の方向幕ケースのテーパーをやりたいところでしたが、
綺麗なエッジを出す自信がないのでたぶん省略します。



製品にTNを装着した様子。
カプラー逃げのために妻板を大きく欠き取っているのがわかります。
個人的には妻板も鑑賞対象なので、印象を大きく損なうこの切り欠きは
スルー出来ませんでした。



適宜エバグリのプラ帯材を使ってカプラーの可動域真上以外を埋めました。
これとて完璧ではありませんが、幾らかはマシになったと思います。



数が多いことと、この先カラーバリエーションを揃えるうえで
配管は是非ともスルーしておきたいところでしたが、、、
浅いモールドが許せなくて(そして実車は対照的に下駄を履いた配管なのもあって)
気が付けば削ってました。
ランボードも本来は脚の上に板が載ったタイプなので削ってあります。



最終的にブルーグリーンとサーモンピンクとライトグリーンを並べたいと思っていますが、
上記の加工をぜーーんぶやると思うと中々気が重い(´Д`;)
今回のプロトタイプである軽量SUS車体の編成たちは
'83~'84年の短期間で相当数が投入された(そしてグリーン車を一掃した)
そうですが、模型は数カ年計画でじわじわ増やしていければといったところでしょうか。

つづく・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6000系にまつわる少しおおげさな話。

2013年03月11日 19時26分56秒 | 京王帝都


昨年暮れのある日、中古屋のワゴンに無造作に積まれた京王6000系を見つけました。
いつもはこうした場面で他人のハンドメイド品を買うことはないのですが、
この6000系についてはその丁寧な工作に思うところがあり、
工作に対するスタンスのお手本として買ってしまいました。

見てのとおり金型改修前のGMキットを組んだと思われるものですが、
いい意味で無機質・・・すなわち「揃った」仕上がりなのがわかると思います
(傾きは一旦スルーするとしてw)
この揃った仕上がりというのは意外と難しく、
少しでも焦ったり行き当たりばったりな作業をすると途端にばらつきが出てしまいます。
想像の話ですが、これを作った人は、しっかりと時間をかけたんだろうなあと。
今日はここまで、っていう線引きをきっちりして、かつどうやれば
綺麗にできるかを考える事もおろそかにしなかったのではないか、と推測します。
特に後者については、ある程度割り切って無理のない作業だけを丁寧にこなし、
結果として「揃った」仕上がりを得ることに繋がってるように感じました。

顔の見えない相手ながら、すごいなーと思いました。




デハ6450には真鍮線で配管が引いてあります。
特に浮かしたりはしてませんが、中間車はモールドのままなので、
逆にバランスがとれてます。
完成度の話だけするならば、中間車のモールドを削り取って、
全車配管を浮かせるのが理想ですが、こういう長編成だと中々骨が折れます。
やっているうちにだんだんめんどくさくなってきて
却って雑な、もしくは不揃いな仕上がりになるということも経験上、想像されます(根気の問題といえばそれまでですが...)
なので、いっそ一歩引いた仕上がりに留め、その無理のないボリュームの
作業を丁寧にこなしてみる、というスタンスも検討するべきだなと感じた次第です。




昔の付属デカールにはヨコの幕が入ってなかった模様。
微笑ましい色差しです。




最後にスタンス云々とは違った話を。
一目瞭然なんですが、今回のが一番似てます。
その時代にはそれ(塗装済み化)がトレンドだったでしょうから仕方ないのですが、
東武8000ともども惜しい改修だなーと思う。
十数年を経た今、完成品へのシフトに伴う塗装済みの縮小という皮肉を前に
尚更そう思います。ほんと、しゃーないのはわかってるんですが。




まあぶつぶつ言うばかりでは始まらないので、
今回の5+3特急と、うち製の2連口とのいいとこ取り版を計画中です。
スケールの正しさだとか側面窓周りの雰囲気ではマイクロエースに
かないっこないけど、それ以外の部分を頑張ることで十分
見応えのあるものが作れるナーと、今回の作品を見て思いました。
プロトタイプはどの時代にしようかな・・・?


ところで京王といえば、、、



9030系はまだかっ('A`)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

増結車完成!

2012年02月09日 20時34分33秒 | 京王帝都
こんばんは。
今夜は久々の京王です。
着工からほぼ3年を経過しようかという時期になって、
よーーーーーやく6415F(地上用2連)が完成したのでご紹介したいと思います。

思えば相鉄製作時に余った屋根板を使って、目先の変わったものが
作れるということで手を付けた京王ですが、
その後3年の間に小田急に次ぐ規模の在庫の山を築くことになろうとは・・・(-∀-;)
今回完成の6415Fも3+5+2編成(5連は5扉車!)の一員という位置づけなので、
今後残りの車両も順次着工していく予定です。



でーきたーーーー!!
ほんとーに長かったー!
夢だけどー夢じゃなかったー!(謎)
実は窓貼りが億劫で1年以上放置していました・・・
先日運転会に持っていける車両の少なさに驚愕して、
せめてもの賑やかしになればと急遽突貫工事で仕上げました('A`)

赤帯が乗務員扉のところでズレてるのは、そのまんまだと顔とヨコで
辻褄が合わなくなる疑惑が浮上した為ですが、如何せん目立つ。
という事で、今後製作予定の車ではもうちょっと調整する予定です。




こうやってみると車番が気になりますねえ。
登場時(S59年ごろ)を想定した仕様なので、本来なら独特の京王書体でなければ
ならんのですが、実車はブルーグレーなる色の文字だそうで。
意外にもそこをカバーする製品が見当たらなかったので、
今回は東武8000用でお茶を濁しています。
でも、なんとかしたいな・・・。

細かなところでは、新宿方(左)と京八方で渡り板の形状を変えてあります。
新宿方のは板の先端を曲げてある風なので、可能な限り近い形になるよう
モールドを削り込みました。




京八方先頭車の海側といえばルーバー!
7724の時と同じくキッチンの906Yを裏から貼ってあります。
ただ、今回車体そのものは素組みなので、乗務員扉より前が間延びしてます。
現在製作中の6412+6717の編成からは若干切り詰めて正しい寸法になるように
しているので、この仕様での完成はこの6415が唯一になる見込み。

顔のガラスは塩ビシートのはめ込みです。




ずらりと並ぶ抵抗器にC-1000という素敵な床下。イイネ!
ドア窓やら側灯やらクーラーやら、細かく見るとエラー満載ですがモーマンタイ!(・∀・)




クハの豪快な配管。
着工した時点でとっくに2連用の屋根板は出ていましたが、
あくまでも余剰屋根板活用がきっかけだったので、ランナー伸ばし線で作ってあります。
何故か地上用にもついてた都営アンテナの台座もプラ板を小さく切ったものです。

車内は数年前の小田急2662F完成時に掲げた「今後つくる車はインテリア完備」の
目標のとおりにロングシートを付けてあります。
そんな目標を打ち立てた事自体忘れかけてましたが、明るい色の車内なので
見栄えがするだろうということで頑張りました。
ロングシートは例によってプラ板をL字型に組んだハイ・エコノミー仕様です(キリッ
31番と27番を適当に割った朱色で塗ってボディ側に付けてあります。
床は19番を37番で薄くしたものだったはず。




デハのパンタ周り。
粗いなあ・・・いま作ってるのはもう少しスッキリ仕上げたいところ。




地味に新宿向きと京八向きでステップの高さが違うので、
別体化して再現しました。が、ちょいとゴテゴテしすぎな感じもする。
仕上げの粗さもあるのかな。
貫通扉とか、やっぱ手ぇ抜かずに吹き付けたほうがキレイですよね(´・ω・`)




10連組成時に先頭に立つ新宿方デハは、試験的に排障器を自作してみました。
基本になるのはタヴァサの排障器パーツなんですが、台車枠からプラ板製の
支柱を伸ばして接続してみました。ディテールはプラペーパー工作。
手間はかかりますが、スカートがない場合にはなかなか効果的なモヨン

・・・とまあ、そんな感じで完成しました!
今後サイトのほうのページも書くつもりですが、例によって時間を要しそうなので
一足お先にお披露目した次第。今後も6000系は増備していく予定なので、
進展したら順次ご紹介します(・ω・)ノ

で、、、



やっぱ買っちゃった(ノ∀ヽ)キャ
某氏のご厚意(感謝!)で分けていただいたのと合わせて昇圧当時の2+2特急を計画中です。
側面幕のサボ化が必要になるので再塗装は必須ですが、幕板の
パーティングラインも消せると思えば(・∀・)



偶然ですが先日ホンモノも見て乗ってきました(´ー`)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

魔改造7000

2011年08月17日 22時08分02秒 | 京王帝都
よーやく完成です!\(^o^)/



前回載せた小田急8000と双璧を成す魔改造っぷり・・・(´Д`;)ハァハァ
こやつの場合は10連固定って事で、その昔はラッシュ時限定運用だった
らしい?のが今や最新鋭の装備になって優等にもガンガン運用されてる
っていう出世っぷりも魅力の一つでしょうか。



詳細な解説は本サイトにて専用ページを設けたいと思っていますが、
かなりの時間を要しそうな気配なので、取り急ぎこっちでお披露目します(´∀`)∩
いつもより幾分話が長いですが、ご笑覧くださいましィ♪

顔はあんまいじってないんですが、スカートは先日発売となったボナの6000用
を早速使ってみました。
元のパーツに比べて幾分エッジがしっかりして良好な結果となりましたが、
気持ーち縦寸が大きいかも。7000への取り付けにあたっては微妙に切ったり
削ったりが必要なので、ついでに調整してやるとなお良くなる予感。
連解結装置用の窪みは穴開けしちゃうと脆くなると考え、黒塗装にてゴマカかしてあります。
連結器はGMの6000用。繋げない場所ならダミー!がポリシーです(キリッ

顔のガラスは元々接着剤でとめてあったみたいで、外そうとした時ヒビを入れて
しまったので、やむを得ず塩ビシートにて代替品を作りました。
結構慎重にやったにもかかわらず、なので、今後加工される方は無理に外さない
ほうが良いかも知れません。
つってもワイパー消そうとすると、やっぱ外したいんですよね~・・・。

ちなみにその接着剤が浸透して窓枠断面が微妙に荒れていたので、
それを隠せるようやや厚手の塩ビ(GMの小田急5000のやつ)にて代替品を
作りました。実車は熱線吸収ガラスなのか、ビミョーに色が入ってるので
IROMIZUの水色系で一番薄い色の奴を貼り込んであります。

ワイパーは運転席側がGMの京成3700、助手席側が京王8000用です。
小田急8000もそうなんですけど、近頃の更新車は左右で違う大きさのワイパー
使ってるんですね。なんでだろう?(´・ω・)?
種別表示は私による自作品(すごいチープ!)、行き先表示は知人から分けて貰った自作品です。




今回の工作におけるハイライトとも言える床下のV化とガラスのUVカット化。
前者は当初マイクロの東武50050用をコピーしようと考えていましたが、
中々上手に成型できずジタバタしているうちにGMの50090系用バルクが
出たので、そっちを使ってあります。
スミ入れをもうちょっときれいに仕上げたかったな・・・。
隣のフィルタリアクトル?も50090用です。京王7000は2連を除いて?、
もうちょっとレール方向に長いモノを使ってるんですが、気力が至らず
そのまま使ってあります。

ガラスのほうは以前触れたとおりIROMIZUでヤッツケました。
戸袋を31-25ic、客窓と乗務員扉窓を31-50ic、ドア窓は色が入ってるんだか
入ってないんだか微妙なので貼ってません。
ほんとは戸袋は青緑っていうよりは小田急みたいに薄水色な気もしますが、
斜めから見て戸袋の色と客窓の色が重なって見える時、違う色が重なりなうと
なんかガチャガチャした見た目になる事が判明したので、敢えて同じ青緑色で
揃えてあります。




VFはかなり薄く成型されてて、そのままだとボリューム不足に感じたので
バックにプラ板で箱状の造形物を添えてみました。
実車がこの通りかどうかはわかんないけど(^ω^)
画像でも少し映ってますが、元々VFパーツの裏には実物の機器裏面を模した
モールドがあるので、加工した結果グレードダウンさせないよう、
プラ板製の箱にも同等のディテール表現を施してあります。
効果があんのかどうかわかんないけど、自分が満足するためにやる。
趣味の特権ですね(ドヤァ

高速度遮断器?(手前のアイボリーのやつ)はGMの小田急8000用、
その右隣の大きな箱はメトロ10000用・・・って具合に手持ち部品を
かき集めて色々いじってあります。
YouTubeに上がってる実車の動画(駅到着シーンとか、横がちに
撮った奴)が、実は結構機器配列の参考になったりした関係で、
他も結構細かくいじってあります。ありがたや。




VF裏側加工の効果。結構目立ってくれてニヤニヤ♪(・∀・)

幕板の表示窓は、小窓と一部ビードのモールドを削った上で
レボリューションのNo.280(電車用サボ受け差込式)をゴム系で
接着してあります。
穴開けて裏から瞬着・・・が正攻法なのかもしれませんが、
如何せんバッチリ塗装された箇所なので、安全な方法を採りました。
個人的にはゴム系って粘りがあって結構侮れないと思うんですけど、
どうなんでしょう?
ネットとかで製作記事を見てるとこういう小物でも瞬着が幅をきかせてて
ゴム系の影が薄い気もするんですが、極端に塗布量が少なくない限り、
ポロッて外れる事があまりない(糸引いてビヨーンってなる事はあるw)
ので、脱落防止+もし脱落した時の紛失防止に結構有効な気がします。

話がそれました。
LED表示は今のところ有効な手立てが無いので、黒ステッカーにてゴマカシ中。
右側の小窓はGMのアルミ箔ステッカーにて塞いであります。




実車のクツズリは黄色の着彩が為されているので、GMの国電101用ステッカーに
含まれる301黄帯の部分を細く切って貼り込みました。1扉あたり2枚、片側8枚、
1両あたり16枚、10両で160枚・・・(´Д`;)
後述の車内袖仕切りもそうですが、通勤電車はほんっと根気との戦いですね。
実車も取り付け大変だったろうな~




ぶつぶつ言いながらもわざわざ大変な作業に向かっていく・・・
べ、別に辛いのが好きという訳では・・・///
袖仕切りは私鉄主義さんを参考に、t0.3プラ板をパンチで穴あけして、
発生したカスを加工する方法でまとめました。
実車より幾分丸みが強いですが、雰囲気は十分。大量の袖仕切りを
同じ形に仕上げられるという意味で、目からウロコの方法でありました。
ほんとは弓形手すりも付けたかったんですが、こっちは均一に
同じ形を作る術が思い付かず、見送りました。

イスの薄紫は み る き ぃ ぱ す て る なるクレオスの
企画モノのカラーからクリームオーキッドをストレートで使いました。
ほぼドンピシャといっていい色だと思うんですが、
問題はこの色をこの先使う事があるのかっていうw




乗務員扉の窓にはキッチンの906Y(京王用ルーバー)を貼ってあります。
実車の取り付け基準がよくわからん(運転士側だけ?)のと、そもそも
更新後の実車に付いてんのかも不確かなので、とりあえず一箇所だけ
付けてニヤニヤしています。
ステップはRMM173号の記事を参考に銀河のN-099を一段目で曲げて使いました。




・・・とまあ7000系が完成したわけですが、メインディッシュは
先に着工してた6000系です。
モタモタしているうちにこれも完成品の発売予告が出ましたが、
とりあえずこれはこれで製作を続けようと思います。
さすがに現行のクオリティで来るものに出来の面で太刀打ちしよう
っていうのは難しいと思いますが、このキットからできるベストな
出来栄え、を目指してみるのも面白いんじゃないかな~なんて・・・。
全体的にややでかい事にさえ目をつぶれば、結構カコイイと思うのです。
デカールが出てくれたのも大きいですね。これ塗るとか俺にゃ無理w



気が付けば三丁目。いっこだけ時代が違うけどw
F線は元二段窓のやつにしようかなとも。
あれも中々の魔改造ですよね。
そのうち相鉄にも乗り入れてきちゃったりするんだろうか・・・(´Д`;)ハァハァ
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする