小田急中心の模型のブログ

Nゲージで私鉄電車を楽しむブログです。
旧小田急中心の模型のページ(2003~2014)の製作記も再掲載しています。

蕨版更新車。

2013年02月17日 23時34分40秒 | 小田急8000形
現在進行中の車の次は、昨年末竣工の車の話題を。




昨秋から手を入れていたマイクロエースの8253×6は結局年内ギリギリにて竣工しました。
年末にブログ記事を書いた時点では屋根を塗り直すつもりでいましたが、
クーラーに色を差して載せてみると案外悪くないのでそのままにしました。

全体的にあんまり大掛かりなことはやってないのですが、
前面手すりに帯を入れたこと(Mr.カラーのスージーブルー)と
前面連結器の交換(CPのFM用胴受+GM汎用ダミーカプラー)は
一気に顔を引き締めてくれたようです。
クハ8253は例によってLED消灯の10連組成時仕様です。



アンテナはTOMIXのJA-02、客扉窓にはくろま屋の私鉄用ドアステッカー・・・と
いつも通りの構成です。




マイクロエース製更新車のウィークポイントたる側面LED(製品は未更新車と
同寸法なので天地が大きすぎる)と側灯はあっさりスルーしました。
が、前者は意外と違和感がある。GMから更新車が出たとき、
パーティングラインが出るのを覚悟してまでこだわったのに驚きましたが、
あれは実は思いのほか効果的だったんだなーと。




クーラーはGMの新金型のものに交換。
8053の時には旧金型(9000形エコノミーキットに入ってるやつ)のを使って
側面ルーバーへの色差しに苦労しましたが、今回はモールドがくっきりした分
とてもやりやすかった。




パンタは8053と同様TOMIXのLSE更新車用。
8053の時には律儀にパンタ台のピッチを弄ってましたが、
今回は穴の位置を調整しただけで済ませました。
配管を弄らないつもりだったので、できるだけ周囲に傷をつけたくないナーと思いまして。
結果として逆にすっきり仕上がったんじゃないかと思います。
色差しへろへろだけど(^^;)




ちなみにマイクロエース、床下が非常にかっこいいです。
サイズ感がいいし、何よりモールドのメリハリが清清しい。
よりかっこよくするべく、適宜色を差してみました。




でもM車は残念・・・。
ほんとなら全部切り取ってダイキャストに一個一個貼って行きたいところですが、
今回はそこまでの元気がなかったのでゾルでマスキングして機器だけ青めの
灰色で塗りなおすにとどめました。




しめて24両。気が付けば我が家で一番の大所帯に(^^;)
今のところ幕を入れただけの8052も近々手を入れようと思います。
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二社の8000形を比較しやう。

2011年10月30日 18時32分58秒 | 小田急8000形

すこし間があいたものの、GMとマイクロエースの競作となった8000形。
先日、本サイトにアップする為のページを作っているうちに
表現上の違いが思いのほか多く感じ、同じアングルで撮った写真を
並べて比較してみたら面白いんじゃマイカ~と思い立ちました。
未更新車と更新車の違いがあるし、どっちもウチ仕様の味付け済みなので、
これだけで購入の参考に・・・ってのは厳しいかもしれないけれど、
なんとなーくどういう特徴をもってんのかくらいはわかるかなーと。
ご笑覧くださいまし(・∀・)

※ところどころ上から目線ですが、悪気はありません。おこっちゃやーよ(´・ω・`)



左GM・右マイクロエース。
顔の輪郭はGMのほうがちょっと丸っこいのかな。
てか顔以外も含め、全体的にGMのほうが丸っこく線が細い印象かなという気が。

表情を左右するライトは、製品状態だと微妙なところなんだけど、
いじったらGMのほうに軍配が上がった感。
完璧ではないけど、8000っぽい顔になったと思いません?

方向幕周りは、GMがライトユニットケースへのモールドで表現しているのに対し、
マイクロは前面ガラスに黒印刷を入れてます。
個人的にはGM式が好きですが、斜めから見たときの見栄えはマイクロ
のほうがスッキリしてます(下の画像参照)



上がマイクロ製。
繊細さではGMに一歩譲りますが、全体のカッチリ感・安定感は上を行ってます。

下はGM製。
後述の「先頭部屋根の造形」問題を除けば、やっぱ似てるのはこっちかなぁ。
ただ、製品状態だと全体的に「スカスカ」感が漂うのと、
オデコとかに塗りがやや浅い部分があるのは残念('A`)



上がマイクロ製。
客窓サッシの凸モールド表現は不可解ですが、
ドア窓の雰囲気とかは見事です。買ったとき、おー確かに8000形のドアだ!って思った。
あとは、乗務員扉の上あたりの造形がちゃんとしてるのがナイス。
画像をよーーーく見るとわかりますが、実車同様、ほんのわずかに傾斜してるんですね。
GMのが出た後随分実車を凝視しましたが、どうやら完璧に真っ直ぐではなく
こんな按配に見えます。
ただ、雨樋だけ真っ直ぐなのはこれでいいのかわかんない。
傾斜自体の有無含めあくまでも目視ベースでの話になりますが、
実車は雨樋もろともちょーーーゆるーーーーくカーブして見えるような?
このへん詳しい人がいたら是非お話をききたいです(・o・)

下はGM製。
やっぱ傾斜は強過ぎに見えるなあ・・・。
むかーしの保育社の本に載ってた形式図がこんな風だったのを思い出す。
この一点を除けば、あとは手を掛けさえすれば何とかなる事ばかりなだけに本当に惜しい。
完璧な8000形までもう一歩だったのですが・・・(;ω;)



上がマイクロ製。
戸袋窓のブルーは製品状態で着色されてます。
どうやらここだけ塗装してる風?手が込んでます。

台車も、一見GMと似ている(プロトタイプが一緒なんだから当然だけど)ようで、
実はボルスターアンカーの出っ張り具合がよりホンモノに近くなってる。
長年GMの小田急FSを見慣れた目には、却って不思議に映りもしますが、
上から見たときなんかは確かにリアルです。

下はGM製。
製品状態だと全ての窓が、ドア窓くらいの限りなく透明に近いグリーンをしてます。
クロポの1000形ワイドドア車みたいに、全体がドギツイ成型色になるよりは
良いですが、やはり客窓だけでもこんな感じで手を入れたほうが更新車らしく見えると思います。
背景が白だとこれもドギツくみえますが、そのへんに置くとそれっぽいはずですよ(言葉がすげー適当w)

台車は昔からある小田急FSを集電対応にしたもののようですが、
元々やたら出来の良い台車だったこともあり、
最新クオリティのボディと違和感なく釣り合っています。



全体像。
上がマイクロ製。全体の安定感はこっちに軍配が上がります。
下周りまで含めてとてもバランス良く見えます。

下はGM製。あまり端っこには乗りたくないなと思う外観です。
車体自体の長さはマイクロのとほぼ同じかコンマ数ミリ長いかなーくらいなので、
単純に台車が内寄りすぎるんだと思う。ボルスターアンカーの位置を見てもそんな感じ。
なので、床板を切り継ぐとかすれば修正可能ですが、これは結局そのままです。
タミヤセメントが効かないので、切った貼ったが非常にやりにくいなーと。
ライトを光らせることにこだわらなければ、スチロール製の床板を
新調して、台車をビス止めできるようにいじるのも一つの手かもしれない。。


左がGM、右がマイクロ。
小田原向きかつ配管無しの妻面です。これは新宿方クハ。
この向きの妻面はどっちも正しいステップ配置をしてます。
かなり作風の違いが出てますね。ディテールに関してはここもGMのほうが良く出来てる。
綺麗に色差しできれば非常に見栄えがするのでしょうが、繊細さゆえにそれが中々難しい。
これはあんまり綺麗に塗れていません。


左がGM、右がマイクロ。
配管付き妻面です。
配管に関してはどっちも細かく表現していますが、GMのは極限レベルの細かさです。
画像はあんまピントが合ってなくてわかりづらいですが、
配管止めのバンドに付くボルトまでモールドしてます。


左がGM、右がマイクロ。
新宿向きの妻面です。
ステップ配置はGMのほうが正しいです。
ほんとこのへんのディテールは観察・成型ともにハイレベルです。
なんだけど、何故か妻窓ガラスは裏当て式(´Д`;)
幸いボナからガラスが出てるので、ちゃんと手を掛けてあげるとディテールが引き立ちます。



上がマイクロ製。
私の仕上げが良くなくてあれですが、手を掛けてトミーのパンタを
載せたので、最低限のカッコはついてます。元のパンタは捩れてました。
ヒューズ周りは手を入れてますが、避雷器は形がよいので製品のものを塗って
使ってあります。

下はGM製。
製品が出たのも味付けもマイクロのよりだいぶ後なので、幾分有利っちゃ有利かも。
ヒューズに引き込む部分の配管は好みが分かれそうな処理方法ですが、
個人的には結構好き。ちなみにマイクロはヒューズ箱と一体でこの部分の配管を
成型してました(上の画像のは別なものに交換済みですが)
GMのほうのパンタは製品純正のものを使ってありますが、ホンモノと
同じ形にしようとすると一本足になってしまうのが難点。
上昇姿勢もトミーに比べるとややゴツい・・・。
てかパンタに関してはトミーが無敵すぎる。価格も少し安くなかったっけ?
でも、のっけかえるとなるとパンタ台の移設が必要なので、10連とかになるとちと面倒。


・・こんなとこかな?
床下機器とかは明らかにプロトタイプからして違うので割愛しました。
なんかの参考にしていただければサイワイでござーますーー^^
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梅雨時の竣工車

2011年06月29日 00時02分36秒 | 小田急8000形
地味~に進めていた8000更新車の6連、ようやく完成です(・∀・)v



6連の中でも最後に更新された8265Fにしました。
8263もそうですが、更新車の中でも群を抜いた変身っぷりがお気に入りです。
一番最初に8251が出てきたとき、顔も横も随分変わったな~と思ってましたが
よもや数年後にこんなハイパー仕様が出てくるとは思わなかったw

詳細はまたいずれ改めて書こうと思いますが、もとの塗装を活かせる範囲で
やれる事は一通りやってみました。
でも、おめめが暗いのがちょっと残念かな。
一応裏から銀箔貼ってみたり色々やったのですが、細かさゆえにスッキリ
やるのが難しくて見送りました。



無駄なこだわりその1
UVカットガラスなんで中はかなり見え辛いんですが、やっぱ4000準拠の
内装(特に優先席ゾーンの水色床)は後期更新車の肝ぢゃねってことで
塗ってみました。
手前のは床板の成型上この外観になってるだけで、
実車にはちゃんと椅子があります。
椅子のない優先席ゾーンとかどんだけ意地悪wwwって話です。

GMの床板は構造上凹凸が大きいので、優先席以外の床は敢えて一色塗りで仕上げました。




無駄なこだわりその2
小田原方から2両目のデハ8500の山側です。
8300のやつから一山なくなったサイズのVVVFもさることながら、
その右側、若干奥まった位置に付くフィルタリアクトル?がポインヨ。
実車を見ててたまたま発見したので再現して見た次第。
VVVFが小型になった分スカスカになったスペースを引き締めてくれてます(ドヤァ




妻面は裏から当てる構成の平板ガラスが付属してますが、
やっぱここははめ込みにしたいということで、塩ビシートを
ジャストサイズにカット→はめ込みの工法にて仕上げました。
数が多い事もあって若干雑になった感じがする・・・。
BONAのガラスが出てるのにこんな手間かけてるのは、
他でもない資金難の壁によるものです(´・ω・)

幌はジャストサイズのが見つからなくて保留中。




先行製品であるマイクロエース車と繋げた図。
更新車と未更新車の違いがあるし、どっちも我が家仕様の味付けをしちゃってるんで
あれですが、いずれ両製品の比較記事を書いてみたいな~と思っています。
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