![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/d3/877c612a32d1616e1e187f0f5b75851e.jpg)
2022.12.20発売 TMS2023年1月号
ほんの~り夢見ていた"TMSの表紙に掲載"が実現しました。
とてもうれしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/05/2db4b933d7f001c3c4eaca35cfc47d13.jpg)
今年の竣工車は
2月 京浜急行1000形4両
9月 相鉄7000系4両
11月 東武10080型4両の計12両でした。
京浜と相鉄はまだ出版社にお出かけ中なので勢ぞろいの写真は撮れないのですが、
大きなしくじり(後述)があった割には比較的コンスタントに作れたほうかなと思います。
京浜は長年の仕掛品がようやく形になったのですが、
実車について素人なわりに市販パーツが充実しているので、
調べて違いを把握して、市販パーツから適したものを選んで載せていく…という
足し算の工作ができてとても楽しかったです。
賛否両論ありそうな朱色寄りの赤も思い通りの塩梅に仕上がった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/0e/91309130d64a835d503e04152093167e.jpg)
相鉄7000は決してパーフェクトではないですが、
自分好みの仕上がりになるよう最大限の工夫は盛り込めたかなと思います。
ちょこちょこお恥ずかしい箇所がある割にコンペでは入選にすべりこみ、喜びもひとしお。
前回コンペ入選の在来6000との並びです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/63/11a5c8140512705ab28efe3aa7a550ce.jpg)
構成がまるで違うので単純比較できませんが、7000は全体にやや精彩を欠いた印象は否めない。
大きな理由としてはカツミの完成品に触発されてwantベースで着工し、潤沢に時間をつぎ込んだ6000に対して
7000は後述の大雄山線に失敗した後にコンペ締切も意識しつつhave toベースで取り組んだ面があり、
率直に言うと作っててちょっとしんどいなーという場面もありました。
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一番差がついたのが屋上配管。
なるだけ真っ新なところにイチから引いたほうが良いのだな…と学びました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/82/99a8fc089113ee606d7f2d5dda32cdc4.jpg)
ちょっとネガティブな流れになってしまいましたが、
とりあえずカタチにしたおかげでこんなニヤニヤ並びもできたのはうれしい。
この手の誘導無線は1号線系統を筆頭に地下線のイメージなのですが、
昭和40年代半ばの相鉄はなぜこれにしたんだろうねえ。
いずみ野線のトンネル区間を考慮したのだろうか?
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昨年時点でほほえみ号を試作したのは、少なからず2022年のコンペを睨んでの動きでしたが、
締め切りを控えてやるタイプの題材ではない(少しでも雑になると興ざめ)と考えて見送りました。
Nコンペがない来年、ゆっくり取り組もうと思います。
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再掲ですが、一応東武10080も。
昨今、本の要約アプリとかファスト映画などいわゆるタイパ重視の流れをよく耳にしますが、
ぼくの模型作りにも近いものが見られ、インスタントに気持ちよくなれる軽加工のウエイトが増しそうな予感。
上手い人ほど肩の力が抜けて楽しそうに模型を作ってる感があるので、
ぼくももうちょっとうまくやりたいのですが、どうも完璧主義に走って疲れやすくなる傾向が最近目立ちます。
少なからずコンペの結果も意識して取り組んでる感があり、それはそれでいいのだけどちょっと楽しくない時もある。
去年作った京葉線205系とか今回の東武とかはそういう感じへのささやかな抵抗というニュアンスが強く、
来年もこうしたスタンスは継続したいところ。
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ことし作ったもの。
2022-03着工 新京成250(イエロートレイン)
2015-01着工 小田急2300(ボナファイデ)
前者は新京成初のセミ新車(車体だけ新造)として有名ですが、
ぼくが作ろうとしているのは第2弾としてデビューした両側Tcの編成です。
800をずんぐりさせたようなボディに小さな砲弾型ライトを備えたデビュー当時の形態がたまらなく魅力的です。
ある時調べものをしていたところ、イエローにキットの在庫が残っているのを見つけて
即注文→即着工という流れを辿りました。
後述の伊豆箱根をやる都合で一時休止していましたが、
Twitterでフォローさせていただいているta-koさんのかっこいい200を見てモチベーションは爆上がり。
来年には竣工させる予定です。
後者は10年前、社会人になって最初に買ったキットだったはず。
7年前に着工してから長い眠りについていましたが、久しぶりに小田急を触りたくなった今秋、
ようやく再開しました。継ぎ目消しと主要な配管敷設が終わっているので、
あとは床板支持のリブを付けるくらいで塗装に進めるはず(雨樋端部などは下地処理後に取付予定)
これが竣工すると残るABFMは2320のみとなるので、こちらも具体的な工法を検討していきたい。
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ことしの残念大賞。
2022-06着工 相鉄7000系のこり3両(4+3の片割れ)
冒頭の7000系はイエローのキットを素組みするぶん4+3の7連で作るのがテーマだったんですが、
例によって製作が遅れ途中で4連に計画を縮小したので、残りの3両は放置中です。
配管敷設まで終わっているので、あとは塗ればいいのですがなかなかモチベーションが再燃せず。
いずれ気が向いたら増結します。
2022-03着工 伊豆箱根鉄道5000系
お察しのとおり少なからずコンペを意識して久々の自作車体に取り組みましたが、
洋白製の客扉とのマッチングで構造にやや無理があり、途中で納得いかなくなって放棄しました。
具体的には本来肉厚のあるプラボディにはめ込んで使う用途の扉パーツを
薄いt0.3の外板に裏貼りする構造にした結果、外板の開口部周辺がやや強度不足となり
後述の塗装剥離の際に変形してしまったのです。
ドアをぶち抜いてあるとおり、手直ししてむりやり誤魔化すことも検討しましたが、
いつ壊れるかわからないというのは本当にストレスなのでこの車体は放棄することに決めた次第です。
まとまりの良いスタイル・ディテールの密度・市販パーツの流用がかなり効くという点で
とても魅力的な題材なので、追って教訓を生かした構造に変更のうえ、再挑戦する予定です。
新京成が中断したのと、急遽相鉄7000を手堅い構成で着工したのは主にこれの影響です。
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塗装に失敗したのが運の尽きだったな…
見ての通り塗り分けが綺麗ではない。
ぶきっちょなのでタミヤのマスキングテープ(無論一旦カットした面を使用)で塗り分けると
どうもスッキリ仕上がらないことを嫌というほど学びました。
これまでにもOER5000や相鉄6000で同じ失敗をしてシンナープールに突っ込んでるので
今後はなるだけアルミ箔ステッカーでやろうと心に誓いました。
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今年買ったキットたち(の一部)
どれがなにか、わかりますでしょうか?
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いろいろ製作所 泉北100
これが一番うれしかった!
ニュータウン鉄道なのに路面電車みたいな形式名、しかも昇圧前は600Vというギャップ、
昭和40年代らしい素っ気ないデザインにやたらカッコイイ社紋…魅力たっぷりです。
折妻のエッジが窓の近くに来ることを考えると、前面がエッチング板の曲げじゃなくて
ロスト一体なのも手堅い感じがします。
ふんだんに手間をかけて丁寧に取り組みたいと考えています。
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今年の新製品から…
3月発売 TOMIX 名鉄キハ8200
客窓隅のRが角張りすぎな気がするけど、素人のぼくにはそれ以外わからないのでヨシ!
先発品のマイクロエースはその点は良い塩梅でしたが、前面は比べるとやはり大味。
他のディーゼルカーとのバランスからもトミックスの製品化は朗報でした。
30年近く前のキハ58/28に端を発するTOMIXのHGディーゼルカーシリーズもそろそろ総仕上げといった感がありますねえ。
ところで、キハ8500の5両連結ってあったんだろうか?
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3月発売 鉄コレ小田急2600形
2018年に5000形を作ってから
大型車は原則蕨で作ろうと考えていたので、少し前に4000が出た時には何も感じずスルーしていました。
けれど蕨は蕨で戸袋窓~ドア窓の感じがちょっと違うなあとは感じていたので、比較検討用に買いました。
前面はどちらもあまり似てないので作り直す前提として、乗務員扉周り~Hゴムの各窓の隅Rの感じは
鉄コレのほうが良いような?
ただし客扉窓はやや大きいのか四角すぎるのか、ちょっと違うなあという感じ。
加えて、鉄コレ特有のガラス周りのクリアランスの大きさを考慮すると灰色Hゴム仕様をやるにはやや不適な気も。
選択肢が板キットしかなかった頃を思えば夢のようですが、逆にどれも中途半端な仕上がりゆえのストレスもある。
旧50系板キット~TKK8500非軽量~103ATC~そしてOER1000リニューアル車…と課金不可避展開が
続いているGMがHQ-Eキットをやってくれれば解決するのですが、なかなか難しいんだろうなあ(;_;)
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3月発売 TOMIX 国電72・73形 全金属車
もともとはBONAキットの必要部品一式用に1本買いましたが、よくできているので
全金属車で統一された中央線5連(モハ90誕生前夜)をやろうと思ってもう1本追加投入しました。
配管表現のあるTNカプラーとか反射鏡表現のついたライトレンズとか方向幕ガラスの構造変更とか、
年々ちゃんとアップグレードしてるのがすごい。
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9月発売 グリーンマックス 国電103系ATC車
EVO(現HQ-Eキット)の103系初期車から9年、ついにATC車が出ました!
客扉の奥まり具合や尾灯の感じなどGMのほうが好みなので念願の製品化でした。
未塗装版が待ちきれずに早漏した割には積んでるうちに未塗装版が発表される様式美。
塗装済版は浦和か蒲田に、未塗装版で品川か池袋をやる予定です。
お供になる205系もそろそろカタチにしたいところ…
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12月発売 TOMIX72・73系南武線
下手の横好きというか、旧国はBONAキットで統一しようと考えていたけれど
およそ今世のうちに達成する気がしなくなってきたので、適宜使い分けようと思って買いました。
アコモ改造(A)のアルミサッシがとても好き。ぶどう色をつや無しで褪色したカッスカスの感じに
したい気もするけれど、模型的にあまり綺麗じゃないかなとも思う…。
この流れで来年こそは101系も出してほしい。その時は中間幌もいい感じのを作ってほしい…。
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2022.05.03 梅田にて(407Aさん撮影)
ヒナくんと久々になにわ詣でをした際の一枚。
407Aさん作の阪急5200と拙作相鉄在来6000です。
急行灯を光らせるのは407Aさんの阪急電車に触発されたところが大きく、
技術的にもほぼ模倣しているので、なんとも感慨深い並びでした。
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2022.05.03 梅田にて(マンディさん撮影)
Nコンペ2020の入選並び。
マンディさんの南海7000です。
車両は後述のとおりIMON渋谷店でご対面済みですが、作者が並んだはコンペ後初だったかと。
野暮を承知で補足すれば、この南海7000は自家発注エッチング板による珠玉の逸品で、
このときの技術をフィードバックしたと思われるのが上述の泉北100キットです。
組立と仕上げのみをぼくがやるさながらノックダウン生産の感がある泉北、
いずれご本家の南海7000と並べさせてもらえたらうれしいなと思ってます。
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2021.01.22 IMON渋谷店にて
昨年末の記事を書くときにはころっと忘れてたけど、実はちゃんと写真も撮ってた。
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2022.06.05 ジョナサン山下公園店にて
キッチンの即売会in横浜帰りに撮った一枚。
らっきょさんの富士急3100とハボフさんの京成開運号を交えて古のGMカタログをオマージュ。
来年はどんな並びが飛び出すでしょうか…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/3a/c097561cf8552d94da07e4e97d426eb3.jpg)
2022.12.07 新宿の焼き鳥屋にて
ヒナくんの新作の富山港線。
相変わらず作るのが早い。
ウェザリングも上手だよねえ。
少しずつ真似してみようかと思い始めている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/d0/135a7e34f2ab1796c18eb94564c3137b.jpg)
2022.05.03 阪堺電車 モ161車内にて
御年90歳オーバーの長老も、よもやこの期に及んで疫禍でこんなステッカーを貼られるとは思わなかったのでは。
長引くコロナ禍、そろそろ出口が見えてくることを願います。
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2021.12.27 神田駅にて
今年もお疲れさまでした。
来年も皆さま健康に走破できますように。