小田急中心の模型のブログ

Nゲージで私鉄電車を楽しむブログです。
旧小田急中心の模型のページ(2003~2014)の製作記も再掲載しています。

営団5000系アルミ車を作る。02S

2017年08月07日 12時02分20秒 | 営団地下鉄

2017-07

磨き終わった前面に帯を貼りました。
使ったのはタミヤのt0.1プラペーパーで、ご覧のように
適宜ステッカーを活用して位置がずれないようにしました。
また、前面の縁取りに重なる箇所は気持ち薄くなるよう
カッターの刃先で削いでから貼っています。


地味なところでは貫通扉脇の手すり位置を変更しています。
みた感じ元々の止まり穴は北綾瀬仕様の位置っぽい?

とりあえず今回やろうとしている登場時はもっと低いので、
黒瞬着で適宜埋め込みの後、正規の位置に開け直しました。


2017-07
顔の加工が済んだら、妻、妻が済んだら屋根・・・と進め
数日かけて7両を箱組しました。
屋根板はキット推奨のGM201系用ですが、やや幅が広いため
レール方向の辺にカッターの刃を垂直に立て、そのままスライドさせる
いわゆるカンナ削りで肩を詰めました。
当然いかり肩になりますので、ペーパーでRを整えますが、
その時に前回触れた紙やすりスティックが非常に便利でした。


屋根板そのものは30年くらい前の金型ゆえ、なかなかフリーダムな成型です。
肩Rは前後で微妙に違い、四隅は経年もあってかダレまくり、まともに角が出ていません。
箱組の後、適宜黒瞬着やプラペーパーを駆使して整形しました。

最近は新しい金型による製品の加工が中心だったので、
久しぶりにやる作業でしたが、徐々に車両としての形が整っていく過程は
中々の快感です。中学生の昔、フルスクラッチをしていた時の感覚を思い出します。


ワタクシ、今年で初めてキットを作ってちょうど20年になるのですが、
真鍮とプラのハイブリット構成は片手にも満たないくらいしか経験がありません。
当然苦手意識が強いので、組み立てに関するノウハウはNマガNo.63を参考にしました。

内板外板の貼り合わせ前にペーパーで荒らす、とか
四隅にエバグリのプラ棒を添える、とか道理からすれば納得のものばかりですが、
実のところまじめにやったのは今回が初めてかも。
屋根板のリブ裏にもノリシロとしてプラ板を添えてあります。
下から見ると隙間がありますが、これは雨樋下のRを再現すべく
側板の上辺を内側に曲げているせい。


2017-08
車体四隅の継ぎ目も黒瞬着と紙やすりスティックでやっつけたところで、
すぐさまディテーリングに入ります。もたもたしていられないのです。

営団5000のパンタ台はどうやら板材をコの字に曲げたような、
下が抜けているタイプのようです。
が、そもそもパンタの脚は屋根板深くまで差し込むわけで、
完全シースルーは難しい。手近なパーツもないし強度的にも甚だ・・・
ということで、定石通り富士川の7015を接着しました。
ゲート処理も兼ねて断面方向には丹念にヤスリをかけて
見た目をすっきりさせています。

ベンチレーターは塗装後の接着ですが、
迷った末箱型ベンチレーターのS42年度車とすることとし
千鳥配置の穴を開けてあります。
説明書と実車写真に相違がありましたので、
当然実車に倣って位置決めしてあります。

今のところここまで。
配管の穴はあけてありますが、様々な理由で後付けする予定なので
あとはヒューズの台座を付けたら塗装に入れそうです。


2017-07
実車さながらにヒナ氏の301系と並んだひとこま。
次は晴れ姿の並びが実現できると・・・イイネ!(・∀・)


話は飛びますが、
待望のTKK7000が発売されました。
感無量という表現がピッタリの、本当に待望の製品です。
ツイッターにも書いたけど、実は去年の今頃フルスクラッチを検討して準備してたくらいw
1本目は順当に後期型による東横急行で仕上げる予定ですが、
Hゴムの出っ張り具合やら一部省略された妻の配管やらを修正します。


気が付けば随分揃った。
完成しているのは7200と8500だけだけど。
全部出来上がる頃には2020系のさよなら運転が行われているやもしれぬw


ご存知の通り今回の7000は日比直にはならないですが、
東武と営団を仕上げたころには出ている・・・に50ペソ。
営団5000を割り込ませた影響で東武2000がストップしていますが、
続けて完成させるつもり。
コメント
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