小田急中心の模型のブログ

Nゲージで私鉄電車を楽しむブログです。
旧小田急中心の模型のページ(2003~2014)の製作記も再掲載しています。

201系試作車・・・ジャンク品再生を試みる(1)

2011年08月31日 13時34分39秒 | 省電・国電・E電
2011年8月31日

京王の完成をメドに着工予定だったジャンク国電のレストアですが、
まずは短くまとまる201から手を付けることにしました。
今回から製作記的な感じでまとめていきたいと思います。
今後これ絡みの記事は省エネ国電製作中!のカテゴリーに振り分けていくので、
後から一覧で見る事ができるようになります。
他の車両についても今後同様の構成にて製作記を設けていく予定です。




購入状態はご覧の通り。これはクハです。
前面上部、額縁(?)の部分ががっつり割れてます\(^o^)/



反対側の先頭となるクモハは、クハよりヒビは少ないものの、
やはり額縁の片側にヒビが入っていました。
また、最前部の戸袋窓に謎の荒れが見られるなど、なかなかお疲れのご様子。




クモハ反対側側面も同様の荒れ。




2両買った中間のうちのかたっぽ。
・・・(´∀`)

最初気付きませんでしたが、どうやら製品状態ではオレンジだったものを、
スプレーで黄色く塗ってあるようです。
古い製品とはいえ妙に表面が荒れてるなァとは感じていましたが・・・。




で、現状。
単色塗りなので、本来であれば無理に色を剥がすことも無いのでしょうが、
上記のような塗膜の状態や、ヒビの修復を考えてやはり一度スッピンに戻すこととしました。
ロットによってはIPAがダメなものがあるらしいので、
最も状態が悪く、かつ今回のところは使用しない↑の中間車を手始めに
漬けてみましたが、どうやら大丈夫そうなので結局全部漬け込みました。
全部おんなじロットとは限らない事に剥がした後で気付いたわけですが、
まぁ結果オーライで('A`;)

上塗りの黄色に連れて行かれるように地のオレンジもするりと
剥がれて、ものの2~3時間でスッピンに。
同時に剥がした103系のシブトさとは対照的な容易さです。

ただ、本来ガソリン車用の水抜き剤を使わねばならないところに、
うっかりディーゼル用が僅かに混入していたようで、
変質した油分らしきモノがボデー表面に散見されたので
全体をくまなく1000番のペーパーで研磨する羽目になりました・・・。

かの有名なブログTRMさんでも指摘されているように、中性洗剤程度では
落ちませんので、物理的に削り落とす方法を選択した次第です。
当然モールドが多少ダルくなるのは否めませんので、ユニットサッシ等
やむを得ないモールド以外は全部削り落として、付け直す事にしました。




なんかすごい事になってる風ですが、とりあえず色を塗って問題ない
レベルにはなったはず。
ルーバーはタヴァサの103系用で付け直す予定です。
次回はディテール工作の模様を書きたいと思います。

-------------------------------
今回のプロトタイプは中央線快速で営業を始めた当初、
すなわち昭和54年ごろの7+3編成のうちの3連です。
この編成では、営業運転はおろか単独走行があったのかどうかも
アヤシイところですが、材料の入手性やモチベーション等々の都合により
その辺はキニシナイ!(・∀・)事にします。
短くまとまる分、ディテールには手をかけたいところです。
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切妻以外は考えるな!(`・ω・)b!!

2011年08月28日 23時48分25秒 | 工作(総合)
京王が出来上がったので、次は小田急に戻るべく作業机に向かったものの、
どうも気分が乗らない。
でも工作はしたい・・・って事であっちを開けこっちを開け繰り返していたんですがががが、、、



     |
   \  __  /
   _ (m) _ピコーン
      |ミ|
    /  `´  \
     ('A`)
     ノヽノヽ
       くく




ショリショリ・・・




('A`;)!?




Σ(´∀`)!!



気分が乗ったのでお友達も作りました。
細部に多少お遊びがありますが、どっちもほんとにあったモノです。
もしかしたら、同じ線路を走っていたかもしれないモノ・・・。

勢いに任せて作ったので、雑な点はヌルリとスルーして下さい。
コメント (2)
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魔改造7000

2011年08月17日 22時08分02秒 | 京王帝都
よーやく完成です!\(^o^)/



前回載せた小田急8000と双璧を成す魔改造っぷり・・・(´Д`;)ハァハァ
こやつの場合は10連固定って事で、その昔はラッシュ時限定運用だった
らしい?のが今や最新鋭の装備になって優等にもガンガン運用されてる
っていう出世っぷりも魅力の一つでしょうか。



詳細な解説は本サイトにて専用ページを設けたいと思っていますが、
かなりの時間を要しそうな気配なので、取り急ぎこっちでお披露目します(´∀`)∩
いつもより幾分話が長いですが、ご笑覧くださいましィ♪

顔はあんまいじってないんですが、スカートは先日発売となったボナの6000用
を早速使ってみました。
元のパーツに比べて幾分エッジがしっかりして良好な結果となりましたが、
気持ーち縦寸が大きいかも。7000への取り付けにあたっては微妙に切ったり
削ったりが必要なので、ついでに調整してやるとなお良くなる予感。
連解結装置用の窪みは穴開けしちゃうと脆くなると考え、黒塗装にてゴマカかしてあります。
連結器はGMの6000用。繋げない場所ならダミー!がポリシーです(キリッ

顔のガラスは元々接着剤でとめてあったみたいで、外そうとした時ヒビを入れて
しまったので、やむを得ず塩ビシートにて代替品を作りました。
結構慎重にやったにもかかわらず、なので、今後加工される方は無理に外さない
ほうが良いかも知れません。
つってもワイパー消そうとすると、やっぱ外したいんですよね~・・・。

ちなみにその接着剤が浸透して窓枠断面が微妙に荒れていたので、
それを隠せるようやや厚手の塩ビ(GMの小田急5000のやつ)にて代替品を
作りました。実車は熱線吸収ガラスなのか、ビミョーに色が入ってるので
IROMIZUの水色系で一番薄い色の奴を貼り込んであります。

ワイパーは運転席側がGMの京成3700、助手席側が京王8000用です。
小田急8000もそうなんですけど、近頃の更新車は左右で違う大きさのワイパー
使ってるんですね。なんでだろう?(´・ω・)?
種別表示は私による自作品(すごいチープ!)、行き先表示は知人から分けて貰った自作品です。




今回の工作におけるハイライトとも言える床下のV化とガラスのUVカット化。
前者は当初マイクロの東武50050用をコピーしようと考えていましたが、
中々上手に成型できずジタバタしているうちにGMの50090系用バルクが
出たので、そっちを使ってあります。
スミ入れをもうちょっときれいに仕上げたかったな・・・。
隣のフィルタリアクトル?も50090用です。京王7000は2連を除いて?、
もうちょっとレール方向に長いモノを使ってるんですが、気力が至らず
そのまま使ってあります。

ガラスのほうは以前触れたとおりIROMIZUでヤッツケました。
戸袋を31-25ic、客窓と乗務員扉窓を31-50ic、ドア窓は色が入ってるんだか
入ってないんだか微妙なので貼ってません。
ほんとは戸袋は青緑っていうよりは小田急みたいに薄水色な気もしますが、
斜めから見て戸袋の色と客窓の色が重なって見える時、違う色が重なりなうと
なんかガチャガチャした見た目になる事が判明したので、敢えて同じ青緑色で
揃えてあります。




VFはかなり薄く成型されてて、そのままだとボリューム不足に感じたので
バックにプラ板で箱状の造形物を添えてみました。
実車がこの通りかどうかはわかんないけど(^ω^)
画像でも少し映ってますが、元々VFパーツの裏には実物の機器裏面を模した
モールドがあるので、加工した結果グレードダウンさせないよう、
プラ板製の箱にも同等のディテール表現を施してあります。
効果があんのかどうかわかんないけど、自分が満足するためにやる。
趣味の特権ですね(ドヤァ

高速度遮断器?(手前のアイボリーのやつ)はGMの小田急8000用、
その右隣の大きな箱はメトロ10000用・・・って具合に手持ち部品を
かき集めて色々いじってあります。
YouTubeに上がってる実車の動画(駅到着シーンとか、横がちに
撮った奴)が、実は結構機器配列の参考になったりした関係で、
他も結構細かくいじってあります。ありがたや。




VF裏側加工の効果。結構目立ってくれてニヤニヤ♪(・∀・)

幕板の表示窓は、小窓と一部ビードのモールドを削った上で
レボリューションのNo.280(電車用サボ受け差込式)をゴム系で
接着してあります。
穴開けて裏から瞬着・・・が正攻法なのかもしれませんが、
如何せんバッチリ塗装された箇所なので、安全な方法を採りました。
個人的にはゴム系って粘りがあって結構侮れないと思うんですけど、
どうなんでしょう?
ネットとかで製作記事を見てるとこういう小物でも瞬着が幅をきかせてて
ゴム系の影が薄い気もするんですが、極端に塗布量が少なくない限り、
ポロッて外れる事があまりない(糸引いてビヨーンってなる事はあるw)
ので、脱落防止+もし脱落した時の紛失防止に結構有効な気がします。

話がそれました。
LED表示は今のところ有効な手立てが無いので、黒ステッカーにてゴマカシ中。
右側の小窓はGMのアルミ箔ステッカーにて塞いであります。




実車のクツズリは黄色の着彩が為されているので、GMの国電101用ステッカーに
含まれる301黄帯の部分を細く切って貼り込みました。1扉あたり2枚、片側8枚、
1両あたり16枚、10両で160枚・・・(´Д`;)
後述の車内袖仕切りもそうですが、通勤電車はほんっと根気との戦いですね。
実車も取り付け大変だったろうな~




ぶつぶつ言いながらもわざわざ大変な作業に向かっていく・・・
べ、別に辛いのが好きという訳では・・・///
袖仕切りは私鉄主義さんを参考に、t0.3プラ板をパンチで穴あけして、
発生したカスを加工する方法でまとめました。
実車より幾分丸みが強いですが、雰囲気は十分。大量の袖仕切りを
同じ形に仕上げられるという意味で、目からウロコの方法でありました。
ほんとは弓形手すりも付けたかったんですが、こっちは均一に
同じ形を作る術が思い付かず、見送りました。

イスの薄紫は み る き ぃ ぱ す て る なるクレオスの
企画モノのカラーからクリームオーキッドをストレートで使いました。
ほぼドンピシャといっていい色だと思うんですが、
問題はこの色をこの先使う事があるのかっていうw




乗務員扉の窓にはキッチンの906Y(京王用ルーバー)を貼ってあります。
実車の取り付け基準がよくわからん(運転士側だけ?)のと、そもそも
更新後の実車に付いてんのかも不確かなので、とりあえず一箇所だけ
付けてニヤニヤしています。
ステップはRMM173号の記事を参考に銀河のN-099を一段目で曲げて使いました。




・・・とまあ7000系が完成したわけですが、メインディッシュは
先に着工してた6000系です。
モタモタしているうちにこれも完成品の発売予告が出ましたが、
とりあえずこれはこれで製作を続けようと思います。
さすがに現行のクオリティで来るものに出来の面で太刀打ちしよう
っていうのは難しいと思いますが、このキットからできるベストな
出来栄え、を目指してみるのも面白いんじゃないかな~なんて・・・。
全体的にややでかい事にさえ目をつぶれば、結構カコイイと思うのです。
デカールが出てくれたのも大きいですね。これ塗るとか俺にゃ無理w



気が付けば三丁目。いっこだけ時代が違うけどw
F線は元二段窓のやつにしようかなとも。
あれも中々の魔改造ですよね。
そのうち相鉄にも乗り入れてきちゃったりするんだろうか・・・(´Д`;)ハァハァ
コメント (5)
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