小田急中心の模型のブログ

Nゲージで私鉄電車を楽しむブログです。
旧小田急中心の模型のページ(2003~2014)の製作記も再掲載しています。

よろめき

2010年11月29日 21時00分34秒 | 京王帝都
今でいう不倫だとか浮気の類を意味する言葉なのだそうです。
・・・つっても別にシモに走ろうとしてるわけではなくw、数日前に40回目の命日を
迎えた三島由紀夫の小説から流行した言葉である、ってのをさっきたまたま知りまして。へぇ~、となった次第です。
大学入りたての頃、背伸びをして彼の小説を呼んでみたこともありましたが、
難しくてよくわかんなかったなぁ。本はまだあるのですが、最近司馬遼太郎の
坂の上の雲(元気のない今の日本では何ともいえず切なく響くタイトルだと思います。惹かれたなぁ)を
読み始めて、なおよくわかんない現状を考えると、う~んというところであります。

閑話休題。



話の着地点はこれです。
まぁ、模型ならばヨロメキも大いにアリなんじゃまいか、と。
相鉄を進めつつこっちにも二股をかけています。

何をしてるのかというと、近年京王の新車・更新車において靴刷りの踏面
(っていうのか?)に貼られるようになった黄色い滑り止めの再現を試みてるのです。
場所が場所なので、ある程度モールドの彫りが深くかつエッヂが立っていないと
難しいなぁというところですが、幸いマイクロの7000はその辺をクリアしているので
案外上手くいきそうな予感。
いかんせん小さいので、色はもうちょい鮮やかなほうが見栄えがしていいかもしれませんね。
今回はGM東急ステッカーの大井町用の顔帯を使いました。




UVカットガラスも試験的に作業してみました。
以前の記事で京王6000の戸袋窓に使っていた"IROMIZU"なる着色フィルムを
用いたもので、エメラルドグリーン系のかなり薄い色(31-25ic)をチョイスしました。
このフィルムについては今後当ブログでも様々な用途をまとめてご紹介しようかと
考えていますが、いつになるかわからないのでw、詳しくはかの有名なBLOG TRM様を
参照されると一目瞭然かと思います(IPA同様、素晴らしい発掘だと思います)

ちなみに上の画像の窓ではガラスの内側にフィルムを貼ったのですが・・・

なんか「歪んでる」のがわかると思います。




角度を変えるとよりよくわかる。
やっぱ歪んでますね。
ガラスそのものの平面性がやや低いのもあるんですが、



根本的にはガラス裏面の形状のせいなんですね。
ちょっとわかりにくいんですが、窓の大きさに合わせて凸凹しています。
着色フィルムはかなり薄いので、直貼りすると凸凹に合わせて歪んでしまうわけです。




なので、一旦フィルムを透明プラ板に貼ってから、プラ板ごとガラス裏面に
接着すると良いみたいです。




今度は大丈夫(・∀・)
まだ見えるビミョーーな歪みは恐らくガラスパーツ自体に起因するものと思われるので、
まぁこれくらいが限界でしょうか。




うほっいい電車(´∀`)
小田急8000なんかもそうなんですが、窓枠が変わらなくても
色付きガラスになると一気にスタイリッシュというか何というか・・・カコイくなりますね。

あとの課題はフルカラーLEDですが、これについては今なお全く策を練ってませんw
側面表示窓の枠に関しては目星を付けているパーツがあるんですが、LEDそのものはねぇ。
カオの塗装をちょっと変えて7721の更新直後にすれば幕のままでもOKみたいなんですが、
それは面白くないしなぁ。
やっぱ若干ダサいボデーにUVカットガラス+フルカラーLEDっていう変態仕様が
更新車の醍醐味だと思うのです。

ってわけで京王のフルカラー、どっか出してくれないものだろうかw




ツイッターで書いていたように、VF化された床下もすこしずつ進めていますが、
この画像からもわかるようにw、あんま上手くいってません。

一応VFは日立製ってことでTKK5000(こう書くとアオガエルのほうみたいw)用を
調達しましたが、実は実は東武50050のがマンマだってことが判明し。
かつ現物を偶々所有しているため、こりゃやるしかねえべさってことで
ピーコを試みた、というわけです。

今回は百均の「おゆまる」で型をとって光硬化パテで成型するという、
近年よく見かける構成を丸ごと真似しましたが、型取りはまだしも
成型は特にこういう細かいモールドが多い場合なかなか難しいものですね。
薄く薄く膜を作るように流し込んでもすぐに気泡が入ってオシャカになってしまう。
もうしばらく試行錯誤が続きそうです('A`)




このVFが欲しい!
見た限り「まんま」といっていいほど同一形状なんじゃないかと・・・。




この前調達した東急5000用。
まぁこれもかなり近いんですが、左右のメッシュ部分の出っ張り具合が足りないかなぁと。
東武のほうを持っていなければ迷わず使うんですが、そのものずばりな物が
手元にあって、かつ手頃なコピー手段があるとなると、ねぇ?




更に言うと、SIVだか何だかわからないけど↑コレも東武と京王で限りなく
同じモノを使っているというw
上手くいかなくて若干嫌気が差してるんですが、やっぱコピーすんのが得策ですよねえ。



これは若干寸足らずなんだけど、でも十分流用できるはず。
この細かいメッシュがなかなかキレイに成型できないんですけどね・・・。
まぁ、いっぱい作って良い物を取り出す方法でやってこうと思います。




ちなみに床下のピーコ失敗でイヤんなった時はこんな遊びをw
あくまでも遊びなんでチャンポンもいいとこですが、やっぱ幕板に帯が入ると華やかでいいですねぇ。
実車のいわゆる「バカ殿仕様」はなんかクドいみたいな感想でもあったのか、
長続きしなかったみたいですが、個人的には7000系史上1,2を争うカッコよさだと思います(・ω・´)
最近コルゲート車にもこの仕様がいたことを知ったわけですが、
あっちはあっちで凄まじい無理やり感が素敵すぎてw

それにしても6000といい7020といい、やたらこの斜めカット帯(それも5000そっくりな切れ方)を付けたがる所を見ると、やっぱ京王にとって5000は傑作だったんだろうなぁと思いますね。
まぁ残念ながら2形式とも長続きしませんでしたが、帯こそ変わっても9000の顔のデザインに
5000の残滓が見え隠れするところをみると、今なお多少は引き摺っているんでしょうねぇ。すごい電車だ。
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心の~架け橋ぃぃぃ♪

2010年11月22日 23時50分04秒 | 相模鉄道
ようつべ彷徨ってたらこの曲があって吹いたw
懐かしすぎる・・・。もやぁぁんとしたちょとダサいメロデーラインですが、
紛れも無く幼少時代一番多く耳にした歌ですな。相模臭溢れる名曲。懐かしい。



そんなわけで、相鉄です。
今日はツイッターの通り、ムシャクシャして久々に数時間ぶっ通しで工作机に向かってました。実況しながら物作ったのは初めてだなぁ。




2段窓(初期車)かつ浅い屋根R(後期車)という古のGM板キットを彷彿させる折衷仕様になっちゃってますが、実車自体がTR11/DT10にアルミ車体乗っけてるっていう凄まじい変態仕様なので、そのインパクトに乗じてこまけぇこたぁいいんだよ(AA略)的なノリで作業開始。

独特な断面を再現するために、画像の通り若干変わった構造になっているので、まずは適当に折り曲げまふ。




大した調整も無く丁度いい合わさり具合になるので、タブをピンセットで潰して密着させます。




早くも形が見えてきた(・∀・)
すごく・・・相鉄です・・・




あっという間にプチかしわ台。
いいね。少し離れると屋根Rが云々とかどうでもよくなるw




コテは3年モノくらいのダイソー製。
100均だからと侮る無かれ。中々使い勝手がよく、かつ長持ちです。
安いので2~3本まとめ買いしましたが、幸か不幸か2本目以降の出番が中々やってこないです。
以下、机がきちゃないのは積極的に無視してください。




ハンダは秋葉の電気屋さんで買ったヤニ無しのもの。
筒状のプラケースに収められたものも売っていますが、
見てくれを気にしなければどっちでも問題なっしんぐです。




妻面も切り離してまげて・・・




はんだ付け。
連結面側の妻板はハンダを流す穴がありますが、前面にはないので
適当に薄く流しておきました。この後車体に固定する時に外周がガッチリ
固められるので、パカパカしちゃわないための仮止めのようなもの。




いきなりぜんぶできあがってる図。
さすがにコテ持ちながらカメラは構えられないので(´∀`;)
窓の少ないデザインも手伝って、戸袋部分にハンダ流し込み穴が
あるため、腰板のと一緒に固定するだけでかなりラクに丈夫なボデーが出来上がります。

ただ、やっぱ不慣れなんではみだしまくりましたね・・・。
色が銀ってことで、キサゲ作業は極力回避したいなっておもってたんですが・・・



盛大にはみ出してますが、まぁあとで削るとして・・・
なかなか変態的なスタイルで素敵ですw




これくらいの時代までの相鉄は独特の魅力がありますね。
たぶんコレが出てくるのと前後して廃車になったと思いますが、
主力が6000に移ってもなおトラス棒ぶら下げた旧型車(青梅あたりから来た車だったかと)がフツーにいたわけで・・・
そのうちじっくり腰を据えて取り組みたい鉄道です。
キットのストックだけはいっぱいあるんだけどね。。。
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マゾの宅急便

2010年11月14日 00時25分47秒 | 小田急2600形(2010年版)
こういう類の言葉っていうのは、ふっと頭に浮かんで面白半分にぐぐると
既に店名やら商品名になっているから困る。
そういう世界の人々はどうしてこうもセンスが良く、
かつそれを著しく誤った形で発揮しているのか・・・?
くだらなさの美学ってやつなんでしょうか。深い。実に深い。




話の着地点はこれです。もはやマゾって意味で・・・。

前回の書き込みで5000の顔を作ってますといったような内容を載せましたが、
ついでに2600も作り始めてしまいました。
ついでってほどラクな仕事でもないんだけどw

結局この前完成した2662Fも、顔だけで言えば2年前に作ったものなので、
今の目で見ると色々と不満が出てきてしまったんですよね。
「作品は完成した途端に旧作になる」なんていう言葉をTMSで読みましたが、
ほんとその通りで、すぐにもっと良い物が欲しくなってしまって・・・。
なんやかんやでご覧の通りです(´∀`;)

種別表示窓や渡り板など、一部未完成なところもあるのですが、
2662F(以下旧作)からの改良点は以下の通り。


1.前面窓の寸法と工作方法見直し
旧作を作りながら薄々感じていましたが、やっぱ顔の窓がちっちゃかったですね。
もう一回り大きくてもいいんじゃないかと思った。
なので、今度のは若干拡大してます。

Hゴムの工作方法も、旧作ではエバグリの帯材を「断面を見せる」ような形で
巻いていましたが、今度は窓枠となるプラ板に、Hゴム外周の大きさに切った
プラペーパーを貼って、内側をくり貫くという一般的な方法で仕上げました。

Hゴムの太さを均一に作るという意味では従来の工法に軍配が上がりますが、
どうしても帯材の継ぎ目が生じ、その処理が難しかったので、変更しました。
太さの面も、慎重に仕上げれば特に問題はないということで、今後はこっちが
標準工法になりそうです。


2.貫通扉の作り方を見直し
今までプラ板で作っていた貫通扉は、今回からCPのFM用を流用する構成にしました。
旧作の前面を見るにつけ、エッチングパーツ貼り付けによる行き先表示窓の
雰囲気に不満を抱いていましたが、FMの2220用前面はその辺の立体感が
大変好ましい雰囲気なので、これを使うことに。

大きい窓のHゴム表現はやや不満なので、一旦モールド外周の大きさ近くまで
削り広げた上で、開口部にプラ板をはめ込み→Hゴム太さ分を残してくり貫く方法でまとめました。


3.種別表示窓の作り方を変更
旧作では行き先表示窓同様、エッチングパーツ貼り付けで再現していましたが、
これもやっぱり雰囲気に不満があったので、工法を変えました。

今の時点ではまだHゴムの工作が終わっていないのですが、見ての通り
一旦くり貫いて、あとでHゴム表現をするという、貫通扉窓と同じやり方です。
同様の加工を施した5000の顔を下に載せますので、そちらも参考としてご覧下さい。


4.手すりを変更
このところ品切れとなっているCP製FM手すりの手持ちが枯渇してしまったので、
今回はガレージマニアのものを探してきました。200いくらとかなり安価な割に
そのシルエットは程よく丸みを帯びた良い雰囲気で、思いがけず
大きな改良点となりました。

こんなとこでしょうか。
顔は結構がんばりましたが、ヨコはどうしたもんかなって・・・。
二段窓、ねぇ('A`)




前回載せた5000の続き。
つっても前回の顔じゃなくて、結局丸々作り直しちゃったんだけど。
何というか・・・窓が「寄り目」になりすぎてたので、
若干位置を外寄りに調整してあります。
作った直後はこれで納得していましたが、
今改めてみると若干デコが狭いかなぁ・・・。

貫通扉とか手すりとかは前述の2600と同様のものを使ってありますが、
こっちの窓関係は外板とツライチになることもあって、市販のはめ込みガラスです。
左右の窓はTOMIXの113系戸袋窓、貫通扉は同ED75の運転席のヨコ窓です。
最初は貫通扉の窓も113のドア窓でやっつけようとしたのですが、
あれだと縦寸がでかすぎるのね。5000の実車を見ると、貫通扉のは左右より
若干縦寸がちっちゃいみたいなので、それに合わせたものを探しました。

それにしても、このタイプの手すりに関してはガレマニ超GJ!ですね。
CPの大型車用だとやや太い(顔のモールドを活かすなら丁度良いかもしれないけど)し、
線材で自作ってのもブキッチョには辛い仕事なので、ほんと助かります。




で、話はお隣の電鉄へ。
ツイッターでモニョモニョつぶやいてた通り、7020系導入と相成りました。
鬱憤がたまっているときにうっかり模型屋へ足を運んでしまって、衝動買い。
まぁ随分前からオークションなんかで見ては買おうかどうしようか考えていた
品物なので、後悔はないのですが・・・。当分贅沢はできないっすね。




この状態の7020って実見したことないんですよね。



そのため、検討中。
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