小田急中心の模型のブログ

Nゲージで私鉄電車を楽しむブログです。
旧小田急中心の模型のページ(2003~2014)の製作記も再掲載しています。

黒縁メトロ

2016年01月22日 21時11分27秒 | 営団地下鉄
今年は豆に更新したいよー
ということで早くも本年2つめの記事です。
例年ならこれが夏くらいw



最近のメトロ車に見られる黒い縁取り金具(Hゴムに非ず)が付いたドアを再現しよう、と。
KATOの10000系ではモールドで再現していて、縁取りを無視していない点は非常にナイスなんですが、
成型上の都合かどうしても丸みを帯びてしまい、Hゴムっぽく見えてしまう点が気になりました。
なので、6000系からはじまるB修車群ではシンプルに車体断面に黒を差してみようー
という以前からのアイデアをやってみた次第です。

上の画像は断面だけに黒を差した状態。
悪くないんだけど、若干物足りない感じしません?



真横から。
実車はもうちょっと縁取りが主張している感があります。



改良版。
ガラスパーツ側の断面にも黒を差しました。
手間は二倍ですが、その甲斐あるボリューム感が出ました。
ガラスの断面が乱反射してグレーっぽくぼやけていたところに
黒を差したことでメリハリがついたんだと思う。



うむ。



今回はエナメル塗料を使ったので、
一旦ざっくりで塗ってからカドのエッジに
カッターの刃を立てて余分をこそげ落としました。
このときなるべく刃を寝かせてエッジ上に黒が
残るようにすると理想的です。
斜め上から見た時に、窓周りのエッジが銀色に反射しないほうが
実車の印象に近くなります。



ガラス側もざっくりで。
分解時の見てくれは悪いですが、
できればこんな感じでちょっとはみ出しすくらいで
塗ったほうが組みつけた時に反射が抑えられて〇です。



6000系は24Fとか
最初のほうの大窓ドアに複層ガラス?のがいましたね。
あの場合には黒縁取りなしでおっけーかと。



弄るときには顔の厚みを減らしたいね。



帯を欠けさせてしまったw



8000系も全部更新が終わって、
開発時のコンセプトである
“モーツァルトのようなインテリア”も過去のものに。。



GMの車両も同じ感じでできた。
写りが悪くて伝わりにくいんですが、この手のアルミ車の垂直なドア周り断面は
GMのほうが感じ出てるなーと思います。



15000系に関してははめ込みガラスのクリアランス(といえばいいのか)が大きめで
隙間がやや気になる。
そして側面のLED表示はどないしましょうー
前面も、本来床面に対し垂直になるべきところが
ガラス面に沿って印刷されているので、全体的に
貼り替え用のステッカーが欲しいw
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東武2000系を今クオリティで。その1

2016年01月12日 21時51分13秒 | 東武鉄道
遅ればせながら、皆様あけましておめでとうございます。
今朝は東京で初雪だとかで、凄まじい寒さでしたね。
色々と塗装を剥がしたいものがありますが、IPAプールは
もうちょい待ったほうが賢明かな。
湯煎云々がどうにも億劫だし、なにより新しいものに
手を付ける前にやることが感。
ともあれ、本年もどうぞよろしくお願い致します。

さて。



2009年2月竣工 東武2113F

'07年の春にクロポキットが出てすぐに飛びつき、
紆余曲折の末、全盛期の8連で完成させました。
ところが竣工から年数が経つにつれ納得のいかないところが目に付き、
かつ大好きな電車だけに許容できなくなってきました。
ざっくり下記のとおり

・やっぱヘッドライト大きすぎた(BONAのP204西武用→東武にはちょっと大きい)
・配管も手すりもモールド
・妻面のディテールに誤り多数
・'71年増結車のモニター屋根幅の差が再現できていない
・車体の色が黄色すぎ

さらに・・・


竣工後まもなく塗膜にひび割れが発生しており・・・


'14年夏に8191Fを製作したのを機に同クオリティへのレストアに着手しました。
IPAプールに漬けたのは猛暑日。面白いようにつるんと剥がれました。



色を剥がして1年ちょっとの熟成ののち(^^;、
'16年の工作初めにこれを選びました。

まずは西武用ライトを突っ込むために拡げ過ぎてしまった
ヘッドライト穴を埋め戻す作業からスタート。
エバグリの丸棒を炙って伸ばし、突っ込んでから不要分をカットする定番作業です。
以前有名なモデラーブログでも触れられていましたが、
なぜか田宮のプラ丸棒は炙って伸ばすと若干グレーがかるので、
もし白成型車体に使う場合には注意が必要です。
今回は関係ないけどw



ディテール仮付けの様子。
やっぱこのほうが2000系っぽい顔だよーって思った。
以下列挙。

ヘッドライト:銀河N017
テールライト:同N020
手すり・表示板差し:ボナP606(東武8000手すり)
IR金具:トレジャーTTP213C(TKK8500手すり)
渡り板台座:ボナPE001(エボ103用を加工)

テールは淵の繊細なトレジャーにしてみようかとも思ってる。
IRは本体を別塗り後付とするか検討中。
付けちゃうと若干ルーバーに色が回りにくそうじゃない?
渡り板台座は若干改良の余地あり。

表示板差しは本来モールドのままで問題ないんだけど、
9年前の着工時に一回登場時仕様で作りかけていたせいで、
初回完成時にはクロポの78用、今回はトレジャーで付け直しています。
パーツセットには枠だけのパーツも含まれていますが、
これ付けるならやっぱ流し込みかなんかで仮止め(へばりつかせる)
→塗膜で固着って流れになるのかしら?

東武は現状こんなとこです。
今年はもうちょっと豆に製作記事書けたらなと思って
製作記形式にしてみたw
日比谷線は2000作った時から頑張るつもり満々で
03は竣工間近、営団3000・東武20000は材料揃え済みですが、
こうなるとやっぱTKK7000のかっこいいのも欲しくなるなあ。
ディスクブレーキが回るやつとか、出たら最高(゜∀゜)

最後に今年の抱負的な。

・まずは東武2000を完成させるw
・小田急の20m車(5000系列の10連をメインに、完成品のステンレス車いくつか)

スタンス的には
・製作数は少なくてもかまわないので、何時間でも眺められるクオリティで!
・実車の構造をなるべく反映させたディテールを・・・(Hゴムが直付けかプレス凹みの中に巡らせてるのかで出っ張りかたが違うよねみたいな)
・新しいツールをよく勉強して、楽に綺麗に均一に・・・
やるやる言っててなかなか進まない3Dプリンタの活用も
やっぱ勉強するときにきてるなーとは思ってます。
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