小田急中心の模型のブログ

Nゲージで私鉄電車を楽しむブログです。
旧小田急中心の模型のページ(2003~2014)の製作記も再掲載しています。

21世紀の板キット 小田急ABFM車(2200系列)を作る

2015年11月01日 23時49分27秒 | 小田急2200系列
久しぶりの更新です。
一応模型は作ってました。
メインは小田急ABFM車。
今から遡ること約10年前、ちょうどネコの
丸ノ内線キットの興奮さめやらぬころに
発表されたクロポのFM車キットは相当な衝撃でした。
ネタもさることながら、当時でも珍しかった
新規の板キット、かつドアも交換式・・・。
GMビナで試作品をわくわくしながら見ていたのを思い出します。

発売直後に早速作りましたが、
その後は大型車に注力していたことや
FMの膨大なバリエーションのなかからどれを
作るのかが定まらず、第二弾は実に9年後の2015年になって着工しました。



2015年1月

まずは前面から。
発売直後の時には新塗装化過渡期の仕様で作りましたが、
今回は王道ともいえる晩年のブツ6をやることにしました。
編成としては2225+2226+2203+2204+2227+2228というもので、
両端が原型先頭車、2226と2227は先頭化改造車という組成です。
手すり類は基本的にクロポの純正エッチング(10年モノってことだねw)
ですが、先頭化改造車の貫通扉脇手すり(小)は別の車に
使ってしまったので、最近出たボナの2600用から持ってきました。

クロポのは微妙に角ばっているきらいがあるのですが、
原型車の大型手すりについては代用品もなく、そのまま使った次第です。




2015年1月

顔ができたところでボデーに。
当初はドアを別塗りして戸当たりゴムの色差しを容易にする予定でしたが、
諸々の都合によりオーソドックスな事前接着にて作りました。
ちょいと写ってる通り実は2300も作ってマス。




2015年9月上旬

いきなり飛んだのは、他のものに浮気してたから。
間に合わなかったからばらしてしまうと、TMSコンペに出そうと思ったのです。
着工当初はこのFMの予定だったのが、途中で別なものをやろうとして
今一つ捗らず、9月になってやっぱFMに戻ってきた次第。
当然このグダグダ展開で間に合うはずもなく断念しましたが、
締切を意識したことで9月の進捗は社会人になってから最速かも
というくらいハイスピードで作業が進みました。

ぱぱぱーっと箱にして3両まとめて配管引いてる図。



2015年9月中旬

もうね、脱兎のごとく作りまくってたw
帰宅後の深夜に色塗ったり。

原型車は外付けする行灯方向幕が
出っ張りすぎないように外板側のHゴムモールドを削ってあります。
行灯自体も多少厚みを減らしてから別塗りして、後付しました。




2015年9月下旬

締切前日だったかな。
もうだめぽの図。



2015年10月

間に合わなくなった後は一気にスローペースに。
とりあえず上物は大体出来上がりましたが、
足回りが手つかずにつき、年内なのか年度内なのかといったところ。

前述のとおり2225の行灯方向幕は厚みを減らしてあります。
ほんとは貫通扉のHゴムもちゃんとプレスの凹みの
なかにゴムが巡らされてる風に加工したかったんだけど、
手を抜いてしまったのがちょっと心残り。
貫通扉自体ももうちょっと奥まってたほうが良かったかも。

2226は晩年中間封じ込めだったせいか、片側のワイパーが
撤去されていたようなので、脚だけ付けてそれっぽく。



2203と2204。
いわゆるネコ顔タイプ。
この顔はあんまり加工点がない。
ヘッドライトレンズは青みがかってるのと黄色っぽいのと
まちまちだったようなので、わかる車は実車に忠実に、
ほかは適当に個体差を付けました。



2227と2228。
顔だけはガラスも入れました。
クロポのアクリル成型ガラスです。
透明度が高すぎて写真だと入ってるかどうかわかりにくいですね。




2225のサイドビュー。
馴染みのない車体に、見慣れた逆L字アンテナの組み合わせは旧型車晩年仕様の醍醐味かも。
ABFや9000もそうだけど、ちょっとうしろにアンテナが付いてるのはかっこいいですね。



2227は封じ込めなのでアンテナが付かない。
なぜか最前部だけドアが小窓の非プレスドアタイプになっている特徴ある車です。
2235かなんかも一番前だけ同じ形態だったか。



目線は屋上へ。
前述のとおり締切が迫っていたので迷いましたが、
やっぱ配管くらいは・・・と引き直しました。
実車がさほど屋根から浮いている感じがしないので、
台座は妻のみに留め、他は屋根板に直付けです。

無線アンテナの配管はアイボリー部分にかかるので、
仕上げ段階で固定して色差ししました。



ネコ顔の2200は空気作用管?の端部に箱が付くので
プラ棒を加工して作りました。



色剥げちゃってますが、原型先頭車と改造先頭車でわずかに引き回しが異なります。



2220はちょっと上に持ち上がってから妻におります。
2200はすとんと落ちる。



妻。
ステップも迷ったけど、たまたま形がよくわかる写真を
見せてもらっちゃったもんだから俄然やる気が出て全部取り換えました。
プラペーパーで台座を作って、トレジャーのKHK1000用を植えてあります。



非パンタ車。
銘板の位置はちょっと自信がない。

~と現状こんなところです。
またちょっとペースを上げたいなと。



そろそろこのへんをやりたいのです。