小田急中心の模型のブログ

Nゲージで私鉄電車を楽しむブログです。
旧小田急中心の模型のページ(2003~2014)の製作記も再掲載しています。

2023年を回想しよう

2023年12月29日 20時34分25秒 | 雑記
今日から冬休み、というかたも多いのではないでしょうか。
ぼくは相変わらず盆暮れ正月関係ない人なので、きょうが年内最後のお休みです。
というわけで、恒例の1年を振り返るお時間です。


9月竣工:新京成250形(イエロートレイン)
未完成:小田急2300形(ボナファイデプロダクト)
今年の竣工両数はなんと4両!2015年の2両に次ぐ少なさとなりました。
ほんとは小田急を滑り込みで竣工させる予定でしたが、膨大な数のベンチレータのバリ取りに
気が進まず、焦らず年越しさせることにしました。


昨年末の記事に載せた画像。
1年かけて上記のところまで…もうちょっとがんばりたかったなあ。


前回記事で触れたとおり、初めて台枠を作り込んでみました。
感想としては、作っているときは楽しいのだけど全体のバランスとしてはもう少し控えめでも良いかも、といったところ。
特に今回はHゴムの色差しに若干の甘さがあり、無機質で然るべき箇所が無機質に仕上げられないのなら
むやみな細密化は控えたほうがまとまりが良く見えそうだ、とは感じました。
もう少し試行錯誤が必要なようです。

とはいえホワイトメタルの床下機器をぎっしり吊るして車内にこれまたホワイトメタルのロングシートを載せたので、
1両1両が阪急P6さながらの重量感で、ぼくとしては綺麗にできた塗装と相まってけっこうご満悦です。
次は1100と126を混ぜた6連を作ろうと思っています。


およそ同期とは思えぬ電車の並び。
極端に小さいドア窓が往年の激しい通勤ラッシュをしのばせます。


これまた同期とは思えぬ電車たちの並び。
こっちはあと1年少々で吸収合併するとのことで、西の泉北ともども私鉄マニアには
大きな時代の節目といった感がありますね。


おばきゅう、行先に途中駅を貼りがち。


Twitterにも書いていたように2023年は2300形の配管敷設からスタートしましたが、
2月くらいに窓サッシを紛失して一旦新京成を先行させた経緯があります。
結局年内に片付かなかったので、工作初めもまた2300でスタートすることになりそうですが、
アイボリーの塗膜の厚みや色差しのヘロヘロ加減など早くも幾つか不満が出てきており
もしかするともう一度追い抜かれてしまうかもしれません。

以下、買ったものの話。

GM 小田急1000形更新車(1091×10)

首をながーーーくして待っていたのでこれはうれしかった。
マニア受けの良さそうな1095や1096ではなく純正10連を出してきてくれたのもうれしい。
未更新ともども4062×10と同クオリティで仕上げる予定です。


気が付けばインペリアルブルーの小田急が増えてきました。
いい色だと思いますが、もともとロイヤルブルーだった形式はやっぱりロイヤルのほうがいい。
今後2000形をやる時はロイヤルブルーにしたいですね。


GM 小田急百貨店40周年記念電車(8054×4)

パーフェクトな8000形を作るにはどうするか問題が片付いていない中、導入するか迷いましたが、
自分で塗れない柄なのでお手軽に楽しむ用で買いました。
東急の"T"や相鉄の"S"に比べて小田急の"O"はデザインしにくそう(CIマークを見比べてもわかる)ですが、
このカラーはドアに輪っかを被せるというセンスの良さでまとまりの良さを見せています。

模型は方向幕が光る仕様になっていますが、付属のステッカーが光漏れしがち・
作例のように鳳のステッカーを貼っても今一歩といった雰囲気で、リアルな雰囲気を楽しむには工夫が要りそう。


小田急百貨店にまつわる電車2題。
電鉄会社のビジネスモデルに、また沿線住民の暮らしに百貨店が存在感を見せていた時代がしのばれます。

かっこいいお買い物電車の製作は20年来の夢ですが、そろそろいい歳になってきて
このまま夢で終わりそうな気配なので来年は何とかしたい所存。
ハセガワの艶消しゴールドフィニッシュを買ってあるので、あわよくば金帯はこやつで片付けられないかと
考えているのですが、果たして…


ポポンデッタ 相鉄20000系

何年か前に出た時は買わなかったのですが、なくなってから少し後悔したので
再生産を機に1本買いました。気が付けばあっという間に一大勢力を築き、
8連口の21000系と合わせて令和の相鉄の顔となった感があります。
模型はマイクロの9000リニューアル車がマジョーラ塗装を頑張っていたのとは対照的に
濃紺単色仕上げですが、実車のアイデンティティを別にすればこっちのほうがリアルかも。
ちょっとドア窓が細いような気もするけど、それ以上にドア周囲の肉厚感がちゃんと
再現されているので文句はありません。
昭和の相鉄をひととおり揃えたらこれも手を入れようと思っています。

それにしても、大和市桜森の電留線に東横線や埼京線が憩うようになるとはすごい時代だ。


TOMIX 205系埼京線

205系はGM完成品が好きっていう大山信者ゆえ当初は買うつもりがなかったのですが、
ドア窓の大きい後期型が大山から出るのは絶望的なうえ、前面の印象把握が改良されたことに
後押しされて買ってしまいました。晩年よく見られた少し青緑っぽくなってる前面帯が
再現されているのも良い。


※右端はGM完成品の武蔵野線を改造中のやつです。

ちゃっかり京阪神緩行の安い中古を押さえてあったりするのですが、
こうして見比べると前面窓~ブラックフェイス部分の天地バランスが若干変わっている。
ワイパーのモールドもダブルアームになっている。
昨年の72系全金車の時も書いたけど、こういう地味~~~な改良がちゃんとできてるのがすごい。
過去製品との整合性っていうジレンマは出ちゃうけど、ぼくはどんどん改良してほしいほうだな。


側面のスタイルとしては後期型のほうが均整がとれている感があるよねえ。
一方、模型の作り(ドア枠とかの感じ)はGMの彫りが深い感じがすごく好きなので、
この出来栄えで後期型が出て欲しかった…。


MGの表現。TOMIXの場合。


KATO 211系
元来私鉄電車・通勤電車メインでやっているので、中距離電車は付属編成だけで我慢!が
ぼくの中での不文律だったのですが…平屋サロの壮麗さにやられて15両編成、買っちまいました。
とはいえやっぱKATOの作るSUS車は美しく、満足感の高い製品です。
実車の好き嫌いもさることながら、模型としての出来栄えが良いことをきっかけに
買ってしまうことってありません?
欲を言えば乗務員扉裾の取っ手は省略~ユーザーがトレジャーのインレタで適宜対応、だったらなお最高だった。


これこれ。
ダブルデッカー全盛期に幼少期を過ごした割に、ダブルデッカーがあまり好きではないので
SUS車体にボルスタレス台車を履きながら、国鉄感がむんむんするこの雰囲気が好きです。


MGの表現。KATOの場合。


鉄道コレクション 名古屋市交100形

これも実車が大好きで待望の製品化でした。
丸っこくてシンプルな顔立ちにつるんとしたオデコ、屋根含めて鮮やかな菜種色。
さながらヒヨコのようで、輸送機械と言えども愛嬌のかたまりといった雰囲気です。
よくぞ出してくれました。うれしい。


サイズは違えど、ボディマウント構造や窓割りは同じ日立生まれの相鉄5000と瓜二つ。
模型の相鉄は2次車ですが、1次車ならばdD4D4D1という配置なので名市交と全く同じです。
高性能電車黎明期を代表するこれらの電車たちを、細密感よりは綺麗な塗装仕上げ優先でばちっと仕上げたいですねえ。


マイクロエース 西武 52席の至福
これまた模型の出来栄えに惹かれて年始のIMON創業祭で買ったもの。
テーブルランプが光るのが楽しい。
TwitterでまむめもNさんという、観光列車のインテリアをものすごい密度で作り込まれる方がいらっしゃるのですが、
あんな風に仕上げてみたいなあとぼんやり考えています。往年の車両を細密に仕上げるのとは違う楽しみがあるはず。


マイクロエース 西武E31
これは模型工作さながらの実車が好きで買いました。
jtrainのvol.73(2019春)で当時の関係者による座談会が掲載されていますが、
「なにかに使えるかも」で台車を買っておくエピソードが愉快ですね。
模型はひときわ小さいのですが、ちゃんと走るのがすごい。


同誌によれば重連でセメント列車を牽いたこともあったとか。へええーーー


電車と電機、同期の並び。
2019年の3000系以来ご無沙汰の西武電車、来年はそろそろかっこいい101系を作りたいところです。


今年うちに来たキットたち(の一部)
標準軌率が高めな気がしますが、これは狭軌で作りたいのは大体すでに積んであるという事実の裏返しでもあります。


鉄道模型趣味 No.977(2023-06)

昨年コンペに出した相鉄7000を掲載していただきました。
昨年末の記事にも書いたように、自分としては心残りな箇所が多々あるのですが、
現物以上に美しく撮ってもらっています。特にジオラマ写真は4両でとことこ行くさまがなかなか絵になっており、
もはや7連化計画は立ち消えになろうとしています。


鉄道模型趣味 No.984(2024-01)

相鉄と同時に出品した京浜急行1000も年内最後の発売号で掲載と相成りました。
こっちはあまり凝ったことをやっていませんが、キットの精度の良さに助けられて
それなりにそれっぽく見えている。
気が付けばあとは都営を作れば関東の大手・準大手私鉄は網羅できそうなところまで来ました。
次は関西に行くのか、関東を深掘りするのかはぼくにもわかりません。

・ ・ ・

ともあれ、2023年が終わろうとしています。
ご多聞に漏れず様々なことがあり、白髪が増えて猛烈なジジイ化の進行に困惑する一幕もありましたが、
4年ぶりのJNMA参加を筆頭に、今年もまた楽しい時間を味わうことができました。
自分なりにちょっと行き詰まりを感じていたり、いろいろな作品を拝見する中で、今までとは少し違う味付けのものを
作ってみたくなっているので、来年にはやや目先の変わったものをお目にかけるかもしれません。
気付けば28年目に突入するNゲージライフも、曲がり角を迎えているようです。

本年も、ありがとうございました。
良いお年をお迎えくださいませ。


来年は16番、やるのだろうか…
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

模型で振り返る2022年

2022年12月27日 17時05分35秒 | 雑記

2022.12.20発売 TMS2023年1月号

ほんの~り夢見ていた"TMSの表紙に掲載"が実現しました。
とてもうれしい。


今年の竣工車は
2月 京浜急行1000形4両
9月 相鉄7000系4両
11月 東武10080型4両の計12両でした。
京浜と相鉄はまだ出版社にお出かけ中なので勢ぞろいの写真は撮れないのですが、
大きなしくじり(後述)があった割には比較的コンスタントに作れたほうかなと思います。

京浜は長年の仕掛品がようやく形になったのですが、
実車について素人なわりに市販パーツが充実しているので、
調べて違いを把握して、市販パーツから適したものを選んで載せていく…という
足し算の工作ができてとても楽しかったです。
賛否両論ありそうな朱色寄りの赤も思い通りの塩梅に仕上がった。


相鉄7000は決してパーフェクトではないですが、
自分好みの仕上がりになるよう最大限の工夫は盛り込めたかなと思います。
ちょこちょこお恥ずかしい箇所がある割にコンペでは入選にすべりこみ、喜びもひとしお。
前回コンペ入選の在来6000との並びです。


構成がまるで違うので単純比較できませんが、7000は全体にやや精彩を欠いた印象は否めない。
大きな理由としてはカツミの完成品に触発されてwantベースで着工し、潤沢に時間をつぎ込んだ6000に対して
7000は後述の大雄山線に失敗した後にコンペ締切も意識しつつhave toベースで取り組んだ面があり、
率直に言うと作っててちょっとしんどいなーという場面もありました。


一番差がついたのが屋上配管。
なるだけ真っ新なところにイチから引いたほうが良いのだな…と学びました。


ちょっとネガティブな流れになってしまいましたが、
とりあえずカタチにしたおかげでこんなニヤニヤ並びもできたのはうれしい。
この手の誘導無線は1号線系統を筆頭に地下線のイメージなのですが、
昭和40年代半ばの相鉄はなぜこれにしたんだろうねえ。
いずみ野線のトンネル区間を考慮したのだろうか?


昨年時点でほほえみ号を試作したのは、少なからず2022年のコンペを睨んでの動きでしたが、
締め切りを控えてやるタイプの題材ではない(少しでも雑になると興ざめ)と考えて見送りました。
Nコンペがない来年、ゆっくり取り組もうと思います。


再掲ですが、一応東武10080も。
昨今、本の要約アプリとかファスト映画などいわゆるタイパ重視の流れをよく耳にしますが、
ぼくの模型作りにも近いものが見られ、インスタントに気持ちよくなれる軽加工のウエイトが増しそうな予感。
上手い人ほど肩の力が抜けて楽しそうに模型を作ってる感があるので、
ぼくももうちょっとうまくやりたいのですが、どうも完璧主義に走って疲れやすくなる傾向が最近目立ちます。
少なからずコンペの結果も意識して取り組んでる感があり、それはそれでいいのだけどちょっと楽しくない時もある。
去年作った京葉線205系とか今回の東武とかはそういう感じへのささやかな抵抗というニュアンスが強く、
来年もこうしたスタンスは継続したいところ。


ことし作ったもの。
2022-03着工 新京成250(イエロートレイン)
2015-01着工 小田急2300(ボナファイデ)

前者は新京成初のセミ新車(車体だけ新造)として有名ですが、
ぼくが作ろうとしているのは第2弾としてデビューした両側Tcの編成です。
800をずんぐりさせたようなボディに小さな砲弾型ライトを備えたデビュー当時の形態がたまらなく魅力的です。
ある時調べものをしていたところ、イエローにキットの在庫が残っているのを見つけて
即注文→即着工という流れを辿りました。
後述の伊豆箱根をやる都合で一時休止していましたが、
Twitterでフォローさせていただいているta-koさんのかっこいい200を見てモチベーションは爆上がり。
来年には竣工させる予定です。

後者は10年前、社会人になって最初に買ったキットだったはず。
7年前に着工してから長い眠りについていましたが、久しぶりに小田急を触りたくなった今秋、
ようやく再開しました。継ぎ目消しと主要な配管敷設が終わっているので、
あとは床板支持のリブを付けるくらいで塗装に進めるはず(雨樋端部などは下地処理後に取付予定)
これが竣工すると残るABFMは2320のみとなるので、こちらも具体的な工法を検討していきたい。


ことしの残念大賞。
2022-06着工 相鉄7000系のこり3両(4+3の片割れ)
冒頭の7000系はイエローのキットを素組みするぶん4+3の7連で作るのがテーマだったんですが、
例によって製作が遅れ途中で4連に計画を縮小したので、残りの3両は放置中です。
配管敷設まで終わっているので、あとは塗ればいいのですがなかなかモチベーションが再燃せず。
いずれ気が向いたら増結します。

2022-03着工 伊豆箱根鉄道5000系
お察しのとおり少なからずコンペを意識して久々の自作車体に取り組みましたが、
洋白製の客扉とのマッチングで構造にやや無理があり、途中で納得いかなくなって放棄しました。
具体的には本来肉厚のあるプラボディにはめ込んで使う用途の扉パーツを
薄いt0.3の外板に裏貼りする構造にした結果、外板の開口部周辺がやや強度不足となり
後述の塗装剥離の際に変形してしまったのです。
ドアをぶち抜いてあるとおり、手直ししてむりやり誤魔化すことも検討しましたが、
いつ壊れるかわからないというのは本当にストレスなのでこの車体は放棄することに決めた次第です。
まとまりの良いスタイル・ディテールの密度・市販パーツの流用がかなり効くという点で
とても魅力的な題材なので、追って教訓を生かした構造に変更のうえ、再挑戦する予定です。

新京成が中断したのと、急遽相鉄7000を手堅い構成で着工したのは主にこれの影響です。


塗装に失敗したのが運の尽きだったな…
見ての通り塗り分けが綺麗ではない。
ぶきっちょなのでタミヤのマスキングテープ(無論一旦カットした面を使用)で塗り分けると
どうもスッキリ仕上がらないことを嫌というほど学びました。
これまでにもOER5000や相鉄6000で同じ失敗をしてシンナープールに突っ込んでるので
今後はなるだけアルミ箔ステッカーでやろうと心に誓いました。


今年買ったキットたち(の一部)
どれがなにか、わかりますでしょうか?


いろいろ製作所 泉北100

これが一番うれしかった!
ニュータウン鉄道なのに路面電車みたいな形式名、しかも昇圧前は600Vというギャップ、
昭和40年代らしい素っ気ないデザインにやたらカッコイイ社紋…魅力たっぷりです。
折妻のエッジが窓の近くに来ることを考えると、前面がエッチング板の曲げじゃなくて
ロスト一体なのも手堅い感じがします。
ふんだんに手間をかけて丁寧に取り組みたいと考えています。


今年の新製品から…
3月発売 TOMIX 名鉄キハ8200

客窓隅のRが角張りすぎな気がするけど、素人のぼくにはそれ以外わからないのでヨシ!
先発品のマイクロエースはその点は良い塩梅でしたが、前面は比べるとやはり大味。
他のディーゼルカーとのバランスからもトミックスの製品化は朗報でした。
30年近く前のキハ58/28に端を発するTOMIXのHGディーゼルカーシリーズもそろそろ総仕上げといった感がありますねえ。

ところで、キハ8500の5両連結ってあったんだろうか?


3月発売 鉄コレ小田急2600形

2018年に5000形を作ってから
大型車は原則蕨で作ろうと考えていたので、少し前に4000が出た時には何も感じずスルーしていました。
けれど蕨は蕨で戸袋窓~ドア窓の感じがちょっと違うなあとは感じていたので、比較検討用に買いました。
前面はどちらもあまり似てないので作り直す前提として、乗務員扉周り~Hゴムの各窓の隅Rの感じは
鉄コレのほうが良いような?
ただし客扉窓はやや大きいのか四角すぎるのか、ちょっと違うなあという感じ。
加えて、鉄コレ特有のガラス周りのクリアランスの大きさを考慮すると灰色Hゴム仕様をやるにはやや不適な気も。
選択肢が板キットしかなかった頃を思えば夢のようですが、逆にどれも中途半端な仕上がりゆえのストレスもある。
旧50系板キット~TKK8500非軽量~103ATC~そしてOER1000リニューアル車…と課金不可避展開が
続いているGMがHQ-Eキットをやってくれれば解決するのですが、なかなか難しいんだろうなあ(;_;)


3月発売 TOMIX 国電72・73形 全金属車

もともとはBONAキットの必要部品一式用に1本買いましたが、よくできているので
全金属車で統一された中央線5連(モハ90誕生前夜)をやろうと思ってもう1本追加投入しました。
配管表現のあるTNカプラーとか反射鏡表現のついたライトレンズとか方向幕ガラスの構造変更とか、
年々ちゃんとアップグレードしてるのがすごい。


9月発売 グリーンマックス 国電103系ATC車

EVO(現HQ-Eキット)の103系初期車から9年、ついにATC車が出ました!
客扉の奥まり具合や尾灯の感じなどGMのほうが好みなので念願の製品化でした。

未塗装版が待ちきれずに早漏した割には積んでるうちに未塗装版が発表される様式美。
塗装済版は浦和か蒲田に、未塗装版で品川か池袋をやる予定です。
お供になる205系もそろそろカタチにしたいところ…


12月発売 TOMIX72・73系南武線

下手の横好きというか、旧国はBONAキットで統一しようと考えていたけれど
およそ今世のうちに達成する気がしなくなってきたので、適宜使い分けようと思って買いました。
アコモ改造(A)のアルミサッシがとても好き。ぶどう色をつや無しで褪色したカッスカスの感じに
したい気もするけれど、模型的にあまり綺麗じゃないかなとも思う…。
この流れで来年こそは101系も出してほしい。その時は中間幌もいい感じのを作ってほしい…。


2022.05.03 梅田にて(407Aさん撮影)

ヒナくんと久々になにわ詣でをした際の一枚。
407Aさん作の阪急5200と拙作相鉄在来6000です。
急行灯を光らせるのは407Aさんの阪急電車に触発されたところが大きく、
技術的にもほぼ模倣しているので、なんとも感慨深い並びでした。


2022.05.03 梅田にて(マンディさん撮影)

Nコンペ2020の入選並び。
マンディさんの南海7000です。
車両は後述のとおりIMON渋谷店でご対面済みですが、作者が並んだはコンペ後初だったかと。
野暮を承知で補足すれば、この南海7000は自家発注エッチング板による珠玉の逸品で、
このときの技術をフィードバックしたと思われるのが上述の泉北100キットです。
組立と仕上げのみをぼくがやるさながらノックダウン生産の感がある泉北、
いずれご本家の南海7000と並べさせてもらえたらうれしいなと思ってます。


2021.01.22 IMON渋谷店にて

昨年末の記事を書くときにはころっと忘れてたけど、実はちゃんと写真も撮ってた。


2022.06.05 ジョナサン山下公園店にて

キッチンの即売会in横浜帰りに撮った一枚。
らっきょさんの富士急3100とハボフさんの京成開運号を交えて古のGMカタログをオマージュ。
来年はどんな並びが飛び出すでしょうか…


2022.12.07 新宿の焼き鳥屋にて

ヒナくんの新作の富山港線。
相変わらず作るのが早い。
ウェザリングも上手だよねえ。
少しずつ真似してみようかと思い始めている。


2022.05.03 阪堺電車 モ161車内にて

御年90歳オーバーの長老も、よもやこの期に及んで疫禍でこんなステッカーを貼られるとは思わなかったのでは。
長引くコロナ禍、そろそろ出口が見えてくることを願います。


2021.12.27 神田駅にて

今年もお疲れさまでした。
来年も皆さま健康に走破できますように。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2021年の終着駅。

2021年12月31日 21時04分03秒 | 雑記
へろへろと、到着です…

今年はかつてなくギリギリの投稿となった恒例の年末記事、まずは今年の竣工車両から。


2021.07竣工 小田急4000形4062×10

2019年末の記事にも完成した風に登場していましたが、
あの時点では屋根周りが手付かずでした。
パンタ周りをフルパイピングで仕上げて、晴れて今年竣工しました。

車体は製品の塗装を概ね活かして仕上げましたが、窓枠をダークステンレスシルバーで
塗り分けるなど一定の質感は出せたと思います。10両編成を仕上げられたのも我ながら驚きです。
地元の現役車両を作っていると、製作途中にも実車を見る機会が多いので
モチベーションを保ちやすいのが良いところ。
来年は原点回帰で小田急にウエイトを置こうと思っているので、我が家でも最多両数の
3000形を1本くらい追加で仕上げたいところです。



今となってはなつかしい眺め。当時はJR無線が準備工事だけだったかも。


2021.03竣工 京王帝都3000系3772F

完成品の大部分をそのまま活かし、顔だけ鉄コレのを塗り直して挿げ替えるという
我が家では前代未聞の工法を採りました。
配管もモールドのまま、妻面裾のカプラー逃げもそのまま…と徹底的に手を抜いて
確実な完成を目指すというスタンスのテストみたいな作例となりましたが、
この手のものを増やすかといえば微妙なところ。

その車両自体を納得のいく水準で仕上げたいのか、
色々な車両を並べて楽しむうちの一員としたいのかによって変わってきそうですね。
京王帝都3000は私の中では後者の色合いが濃く、在京私鉄各社の並びに
これが加わるだけでたちまち華やいだ印象になって思わずニヤニヤ。



気が付けば帝都電鉄の面影も遠くなりました。


2021.05竣工 京王帝都2700系2707F
2両しか作らない分、丁寧に…と取り組んだ作例。
エッチング手すりの断面をペーパーで仕上げたり、アルミサッシは調色の上で吹付仕上げにしたり
手のかかることを色々やった一方、足回りの仕上げがやや雑になってしまったのが悔しい。

鉄コレが出た時、特急色や昇圧前も作ろう!と3編成買いましたが、
あれから8年後の今、1形式あたり1本作るのがやっとです。
何なら生きているうちに同じ形式を二度作ることさえなさそうな感じなので、
最も好きな仕様をよく検討し、じっくり作るスタンスにしたい所存。



来年こそは6000系をフル加工したいところ。


2021.10竣工 JR205系京葉線

ただただ「作ってみたかっただけ」で仕上げた1本。
細かなディテール考証は無視するぶん、「やってみようかな?」と思った工作は全部盛りにしたテストカーです。
技術的な収穫の多さもさることながら、作っていて気楽で楽しかった。
ここ数年、何を作っても二言目にはプロポーションの修正とか単純加工を何十か所…とかで
気が進まないことこの上なかったので、そのあたりを全部スルーする快感はなかなかのものでした。
とはいえその分細部のクオリティは微妙なので、これを標準にすることはなさそう。
年に1本くらいこういうのを楽しく作るくらいがちょうど良さそうです。
手元には東急アオガエルやら157系やら101系やら、いくつかEキットがあります。
来年はこのどれかをやろうと思います。アオガエルは福島か上田(旧塗装)にしたいな。



紅一点。


仕掛品の山手線と並べて鉄道ファン誌'92-1表紙風に。


今年の竣工両数は合計21両となりました。
なんと19両がSUS車でびっくりした。
小田急1000、東急7000、営団3000…必ず作りたいSUS車はまだまだ沢山ありますが、
来年はもう少し鋼製車のラインナップを充実させたいところです。


2012年1月からの10年間に竣工した電車たち。
今年はTwitterのモデラー界隈でも16番が大流行した感があり、
大いに心が揺れましたが…技術的にも経済的にもスペース的にも今のところNが妥当かなあと感じています。
根本的なところでこういう"たのしいでんしゃだいしゅうごう"的な眺めをやりたいっていうのもある。
むろん、単体で眺めても鑑賞に値する作り込みを大前提としたいですが…。

以下、仕掛案件いろいろ。


今年の工作から…その1。小田急の角目ライトをかっこよく。

長年の懸案だったこの加工にも一応の道筋がついたのがうれしい。
タッチアップをしくじった弾みで4連1本をIPA漬けにしましたが、
保有する1000形全部を塗り直すのは相当にしんどいと思われ、
デビュー当初の4連一本のみ全塗装・他はタッチアップで仕上げられないかと検討中です。
全塗装する分は、何とかして1次車にできないかと色々思案中…
こちらもうまくいったらまたTwitterにでも上げます。


今年の工作から…その2。相鉄6000急行灯の点灯化改造。

去年竣工した6000系は、ようやく急行灯が光るようになりました。
ぼくの好きな年代の私鉄電車は大体前照灯消灯・急行灯点灯だから
このほうが当時感出てかっこいいね。
使ったのはクレオスのモジュールLEDですが、配線の処理等がみすぼらしくなってしまったので、
来年は人に見せられるくらいのクオリティを目指したい所存。


今年の工作から…その3。ほほえみ号試作。

準大手時代の相鉄を語る上で外せないほほえみ号、どうしても欲しいので
エアブラシ+手描きでやるとどんな感じになるかを掴むために試作した。
感想としては白い反射の部分も先に白を塗ってから濃い色を重ねると綺麗…という
ちょっと考えれば当たり前の事実w
あとは塗料は普段より薄めに溶くとグラデーションが綺麗…くらいかな?
雲は手描きがしんどいので、白を塗る→ゾルでマスキングorインレタを起こしたほうが得策かも。
前回記事の水間でも触れましたが、この、インレタが自家発注できるようになったのも
大きなトピックでしたね。表現の幅が格段に広がりました。

ここからは買ったもののお話。


ポポンデッタ 銀座線1000系

迷ったけど買ってしまった。
買ってしまったけど買ってよかった。
特別仕様車も気になりましたが、やっぱり実車をよく見かけるノーマル仕様を選びました。
2灯ライトの天地がややつぶれ気味なのが惜しいですが、
戸当たりゴムに印刷が入っていたり、インテリアが床材の色で成型されているなど
既存メーカーにも真似してほしい工夫が凝らされています。


銀丸日2021。
現代の2000系も欲しいな。正面の、小鳥を彷彿させるような丸みがかわいい。


セルフオマージュ的な。
2015年末の記事より、銀丸日2015。


グリーンマックス 東急8500系非軽量車

クロポで未塗装キットが出るまで我慢するつもりだったんだけど、
一番やりたい8616Fと編成構成がドンピシャな8615Fで出てきたので、買ってしまった。
8500系は7年前と13年前にエコノミーから作っていますが、
現代水準でやり直したかったのでうれしい。
いつもならデビュー当初にしそうなところですが、これは2005~2008年くらいの8616Fにしようと思います。


KATO 京浜急行デハ230形

6年前のアッセンブリーキットはスルーしましたが、
大師線として編成で出てきたので買いました。
リベットや窓サッシなど、細部までよくできていてうれしい。
RMライブラリーを参考に丁寧に手を入れたいと思います。
製作中の旧1000形と並べるのが楽しみです。

写真は杉田付近を模してみました。


トミーテック 横浜市交通局1000形

市営交通100年を記念して横浜市営が沢山出ましたね。
ぼくの大本命たる1000形は一番欲しい開業時の3両かつ足回りも新規ってことで
どうしても欲しかったので、普段しない予約をしてまで買いました。
銀を塗り直したい気がしているが、コルゲート周りのマスキングがやや大変そうで躊躇している。


TOMIX 475系

これは今年発売じゃないけど。
後述の富山ツアーの遥か前に、地鉄乗り入れの急行立山にしたくて3両だけ買いました。
手持ちの鉄コレとかと並べると往年の富山地鉄の賑やかさに驚かされます。


KATO EH10

これも今年発売じゃないけど、前から欲しかったやつ。
KATOサイズだし端々に設計の古さが見て取れますが、
フルリニューアルを待っているうちに自分がお星様になるやもしれないので、
安い出物が出たタイミングで買っちまいました。
一応ものの本を調べながらナンバーを選んで、前照灯レンズを165系のギザギザのやつに交換してニヤニヤ。

新幹線開業前の柏原~近江長岡を模してみた。
東海道随一の豪雪地帯のこのあたり、独特なムードがあって大好きです。
大阪へ行くとき、新幹線の車窓から在来線の独特な架線柱が見えると
いよいよ京阪神の文化圏に入るんだなあという高揚感でわくわくします。

以下、おそとの写真。

2021.10 能生にて ※黄色い線の内側から撮影

体力的に大丈夫か!?という不安があったものの、心強い引率の先生にくっついて日帰り弾丸トキ鉄詣で。
編成美厨だからクハ412も連結してほしい~とか思いながらも、かっこいい国鉄急行色を見てきました。
なぜかボナの413系キットを持っているので、いずれこの仕様で仕上げるべく細部も観察してきましたよ。


2021.10 富山地鉄車中にて。

初めて乗りましたが、なかなか素敵でした。


2021.10 電鉄富山にて。

カラーリングは右のほうが好きだな…
日没後に富山をうろうろしていてもその日のうちに神奈川まで帰ってこられるあたり、
新幹線の偉大さを感じずにはいられません。


2021.12 中央林間にて

地元もいろいろ変化がありましたが、地味なところで残り1本の1000形ワイドドア車と
11/27開設の東口改札の組み合わせなど。おそらくかなり短い期間の組み合わせになるのでは…と。
片瀬江ノ島行きの発車標もあと僅かの眺めになりましたね。

・ ・ ・

というわけで2021年線の終着駅にたどり着きました。
この1年、いかがお過ごしだったでしょうか。
気が付けば2年目のコロナ禍の中、様々な形で苦労の絶えなかった方が多いのではないでしょうか。
ご多聞に漏れず私もいろいろなことがあり、これからの先行きにも仄暗いものが立ち込めていているように感じます。
正直なところもうだめかもというタイミングも多々…。
そんな中で曲がりなりにも1年を完走できたのは、巳年の執念深さゆえでしょうか。
来年はもう少し、打たれ強くなれたらうれしいですね。

最後になりましたがリアルでTwitterでお世話になりました同好の皆様、ありがとうございました。
壺中の天ではないですが、束の間、実生活のいろいろから解放されるひとときを来年もご一緒できたらうれしいです。
もちろんスケールを問わず、スゴい作品の数々にめぐり合えることも楽しみにしています。
良いお年をお迎えください。


横浜、小田急が走ってないこと以外パーフェクト都市では…?と感じた眺め。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2020年 模型的トピックたち

2020年12月30日 23時18分49秒 | 雑記
今年は割と更新しましたね。


主にこれのおかげです。
今年の竣工実績はこの4両のみとなりました。
課題は多々残しましたが、私が思い描く6000系の顔にはなったかな。
せっかく急行灯をクリアパーツ化したので、LEDモジュールを
組み込んで光らせたい。


2018年作のOER5000とともに。
作りたいものはいろいろあるけれど、「いつか必ず」の核心は
やはり小田急と相鉄だなーと思う。


新6000と旧5000、どっちからやろうかな?
前者はほほえみ号、後者は丸目テールの1次車がやりたいな...(自らハードルを爆上げするスタイル)


20m化過渡期の相鉄はさながら色見本帖のごとく...
この時代と、新7000が出たくらいのグラフィックカー全盛期が好き。


かっこいい153系の製品化でこんな光景ができるようになった。
かっこいいですが、私が買ったのは塗装がやや乱れ気味なので、
塗り直してやりたいなと思っています。
修善寺行きの5両だけだから配管も1両だけ!


買ったものつながりで。
配管もないしその気になればさくっとカタチになりそう(言うだけ)


これも4両だけだけど買ってしまった。
妻の帯を塗って修繕当初の姿にしたいなーとか思っている。


鉄コレベースで8191Fを作ったときにちょっと凝ってみたエアタンク周りも、
ご覧のとおり鮮やかなモールドで再現されています。


特にうれしかったのが主抵抗器。
実は製品そのものを買う前にASSYを複数予約していたくらい。


かれこれ丸4年停滞している2000に使うのです。
今となっては不満な箇所もあるので、2021年クオリティで8連と4連を作る計画もあり、
そっちにも使えたらと思っている。


KATOの私鉄通勤車シリーズ、お次はOER5200の後期型などいかが?(・∀・)


4月発売 TMS940号
2017年のコンペに出したFM系を掲載していただきました。
製作にあたり資料として穴が開くほど拝見したスリットカメラ写真館さんを
彷彿させる真横から撮ったカットもあり、わくわく。
掲載にあたり、竣工後に判明した実車の個体差も追加工作しました。


秋発売 東急電鉄完全ガイド
2014年製作の8500系を掲載していただきました。
記事にも書いた通り、いまクオリティでまた作りたい。
現実的には軽量車が有力ですが、一番作りたいのは前面含めFC-LEDだった時代の8616Fなのです。
非軽量車と軽量車を違和感なく混結させる術を考えると、
先にガレマニの8000を完成させるべきか、とも思う(-_-)


11月発売 TMS947号
結局冒頭の作例に戻りますが、誌面系ではこれの入選が一番うれしかったな。
何を出そうかずいぶん迷走していたのですが、
結果的には長年の夢だったもので落ち着いた。
これからもその手の車を着実にカタチにしていきたいものです。
課題山積ながら、相鉄2100の初期型が目下一番の夢です。


なんかいいな、の一瞬を大切に...

本年もありがとうございました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さよまら2019

2019年12月29日 21時13分03秒 | 雑記

今年の“作った子”たち。
京成3500形:平成31年1月竣工
西武3000系:令和元年9月竣工
小田急4000形:まだ製作中(


京成3500は昨年からの持ち越し。
9割方仕上がっていたのを、年始に竣工させました。
帯色は蕨の3600形に寄せたつもりでしたが、こうしてみると
ちょっと鮮やかすぎたかな?
スカイライナーだけがトリコロールカラーの頃の京成が好き!


粗が目立ちますが・・・
NRAくらいまでの西武ってこのアングルのイラストがよく広報紙に用いられていた記憶。
ラビューの時はさすがに採用されなかった?

この車は今年着工して今年竣工した正真正銘の令和っ子。
当初はボナのキットで作るつもりが製作中に側板を破損、
急きょ蕨ベースで再着工しましたが、結果的に前面は良い表情になりました。
爽やかなレモンイエローではなく、敢えてちょっと赤みを持たせたディープイエローと
華やかなステンレスのコントラストはとても模型映えして、作ってよかったなあと思います。
窓周りのベージュも、手はかかるけどとてもいい配色ですね。
乗務員扉前の塗り分けの丸みが肝なので、ここにはちょっとこだわりました。

実車さながらの狭山線暫定4連ということにしていますが、
もはや残り4両を作る気力は完全になく、このまま固定化しそうな予感。


2018年の小田急電鉄完全ガイド(5000形・3000形)に続いて、京成と西武にそれぞれ掲載して頂きました。


TMS932号(2019-9)

誌面掲載という点では、コンペのカラーグラフを除けば初めてTMSに記事を掲載していただいたことが大きなトピックでした。
ヒナ氏の301系との同時掲載となり、これ以上ない晴れがましい出来事となりました。


3Dプリント元年・・・営団03系ツナギ箱

思い返せば5年くらいやるやる言ってやらなかった3Dモデリングは、ついに今年初めて出力しました。
同じ機器がたくさん必要になるのが宿命みたいな通勤電車を好むタチとしては、強い味方になってくれそうです。
今のところかっこいい足回りを実現したい願望が強く、1年後にはボルスタアンカー別体の台車が作れいたらいいナと思っています。


使用例。
初めての設計ゆえ、いろいろ甘いところもありますがけっこう感激した。
色々な表現ができそうな気がする反面、非3D部分・・・最たるものとしては
車体の工作とのバランスにも留意したいと思います。


TOMIX 185系A編成

ここからは今年買った中でとくに印象深いもののおはなし。
185系は発売当初にモタモタしていたら完全に売り切れてしまいましたが、
後日ぽちでA編成だけ買いました。
モタモタしていたのは、153系と繋げたいから国鉄仕様を待とう・・・との
心理からでしたが、時々真夜中の湘南ライナーに乗って帰ることがあり
現行は現行で・・・となった次第。
列番は迷わず3737Mにした。
品川~大船を30分弱で走破する速さがとても良き良きです。



新幹線は、なんというか手が滑った(・ω・)



相鉄で通勤していた頃、よく羨望の目で見ていた。
ライナー側から見るとジワジワと追い越す相鉄をじっくり見られて楽しい。
YNBの各形式だと、車窓の暗闇に暖色照明が映えるのも楽しい。


田町電車区・・・敷地もろとも思い出に。

年末になって出たKATOの113系、付属4連だけ買ってみた。
Hゴム窓のクリアランスが気になるけど、最新クオリティでこの顔を
作るとこうなるのか。


戸塚大踏切のモジュールが欲しくなる眺め。
113-1000'も出るのかな。


朝の中目黒駅は電車でいっぱい・・・TOMIX 東急初代5000系

いつかは欲しいなと思ってたのが、
中古相場を少し下回る感じで出ていたので、完全に手が滑った。


東武2000を進めるきっかけになるといいなと思って撮った一枚。
主抵抗器はどう考えても3Dでやったほうがいいと思って中断していたやつなので、
いよいよ・・・と思っていますが、2~3年の間に車体に不満が生じてきた。
後期車もいいけど、つるんとした顔の1次車が可愛いからぜひ作りたい。


2020年の東急卓上カレンダー風に・・・。3450は鉄コレ待ち?


東急マニア諸氏はもう8億回くらいやってるであろう並び。
尊すぎて漏らした。
7000系の折妻角度は賛否両論ですが、個人的にはすごく好き。
好きな電車だけに完璧を目指したくて手が出せないあるある現象に陥っていますが、
生きているうちにモノにしたいなあ。


ワールド工芸 秩父鉄道ED38

これも長年欲しかったやつ。
今年は趣味に使える時間が少なくなり、それを買い物にぶつけた感のある一年でもありました。
遅かれ早かれ買ったであろうものばかりなので、後悔はないのですが。
今んとこ手付かずですが、GMのナックルカプラーを付けようと思案中。


唐突な感のあるセレクトですが、
実は20年以上前から憧れの機関車なのです。

小学校に上がったばかりのころ、ブックオフで古本の鉄ファンNo.320(1987-12)を買ってもらって
そのなかにあったこの記事を見た時の衝撃。草軽!とか明延鉱山の一円電車!とかのたまっていた
変態小学生にはたまらないスタイルでしたね。
阪和電鉄そのものに対するあこがれも強いので、電車もちゃんと形にしたいと思います。


ごちゃっと2019。
今年はJNMAで初めて実演をやらせていただきましたが、
思いのほか緊張して、KHK500の前面ガラスはややお恥ずかしい仕上がりに。
残りのガラスとインテリアを入れれば完成なので、これもほどほどで形にしたいですな。
あ、緊張はしたけど楽しかったですよ。


新しい芽。路線バス。
シールドビームを買った近所のリサイクルショップで、捨て値で箱にいっぱい放り込まれてたのを買ったら
案外楽しくなってきた。


増えた。神奈中はわざわざ別の店を探したけど。
鉄道車両とは違ったセンスの色使いが楽しい。
細かな表記類の再現が難しそうなので、今のところ塗り直しやディテールアップはしない所存。


いろんな顔がある。
まだ型式を勉強中だけど、MP-118っていうのかな、ブルドックタイプが一番好き。


かっこいい。
さすがにモノコックボディは見たことがないけど、波型塗装の神奈中は多少記憶の中にある。
売店に売ってるダイキャストのバスがこの波型塗装で、
当時すでに増えていた直線塗装じゃないのが不満だったな。さっき見たのと違う!的な・・・


神奈中は新しいバスとセットだった。
このスタイルはずいぶん長いこと作っていたように思いますが、
最近の新車はちょっと顔が変わりましたね(バンパーも車体色のやつ)

土地勘のない場所を歩いている時に見る路線バスが
知ってる駅名を表示してる時って安堵感がありますね。



これはさすがに見届けてきた。
かっこいい写真はその道の人に任せて、気ままに観察してきましたよ。



これも今年設置されたんだったか。
とても美しい。



まだ騒がれていないところも見ておきたい。



身近なものを面白がれる趣味は、得ですね。
この取り合わせもさることながら、
E235の幕板を見るたびに全金の73系を連想して萌えてます(死語)

本年もありがとうございました。
良いお年をお迎えください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする