***この製作記は2008年5月に本サイトへアップしたものです。
当ブログに移転の上、更新を継続する予定です。2011.09.21***
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/5f/e7a44094d7fe164989b2bc7a330b2a87.jpg)
■小田急1000形ワイドドア車製作記■
ある電車の模型製作を決めるときの動機には二種類あるように思います。
片方は単純にその電車が好きだったり、あとはまぁ思い出の車両だったりとか
そういう理由ですが、その一方で嫌いとまではいかないまでも、ちょっと
お気に入りとは言いがたい電車を何故か作ろうと思うことがあります。
大抵そういうのは実車がどうこうではなく、模型として見た場合に、
普通の電車に紛れて一つは欲しいキャラクターの電車であるというのが理由です。
私の場合、小田急通勤車ならHB車以降、最新の新4000形まで大体どれでも
好きなのですが、唯一微妙な1000形ワイドドア車をこの度作り始める事になりました。
何故か?・・・改めて言うまでもないですね(^^)
はじめからいきなり実車があまり好きではないという話をするというのも
微妙ですが(もし気分を害された方がいらっしゃいましたらごめんなさい)、
それなのに敢えて作るのは、今ひとつなはずなのに何故か惹かれる
要素があるという事でもあります。今回はその惹かれる要素を最大限
再現するのを目標としてみたいと思います。
プロトタイプは当初から6連だった2本のうち、トップナンバーの1751F。
現行仕様とする予定です。
2008年5月17日
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/46/18eee7986cb29f286f25f97d7d28f6a6.jpg)
キットはもちろんクロスポイント。
基本的に大きくいじる箇所はないのですが、
唯一気になる妻窓だけは手を加えてみました。
この部分、目立たないんですが地味に
ノーマルドアの1000形とは違っていまして、
ノーマル車がフチ無し角窓なのに対しワイド
ドア車は側面窓同様細いフチがあり、隅に
小さなRの付けられた窓となっています。
独特の台車やら何やらを考えると最終的には
実車と違う点が多くなってしまうので、正直
無視してしまおうかとも思ったのですが、
実車の車端部に乗り合わせた時などには
地味に気になっていた部分でもあったので、
まぁ・・・頑張ってみる事に(^^)
工作としては難しいことはなく、エバー
グリーンの薄い帯状プラ材を窓の断面に
巻き付けただけです。角窓をR付き窓と
するため、窓隅を多少いじる必要がある
かなと予想していたのですが、実際の
ところタミヤセメントの緑キャップを流し
込んだ上でピンセットで丁寧に密着させて
いけば何とかなり、思ったより簡単な工作で
済みました。
ただ、内容としてはかなり地味なので、
根気は続きにくいかもしれません(笑)
実際まだ先頭1両しか加工していませんし・・・。
まぁ、地道にやっつけていくことにしましょう(^^ゞ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/c6/38179aa5e0fdef2f7fb703fcd2dc7e7d.jpg)
ちなみに今回も側扉のドアレールは金属箔
ステッカーによる表現とするため、モールドは
削っておきました。このときドアレールの上に
ある四角い取っ手まで削ってしまわないように
気をつけました。
---
2009年1月31日
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/6e/9f5dc55dbf49559af6377757f5d4681f.jpg)
2回目の更新にして年が変わっているとは・・・(´Д`;)
牛歩のごとく・・・とはまさにこのことですね。
さて、久々の更新ですが、初っ端から元も
子もない事を言うと、大した進みはありま
せん(^^;)ご覧の通り、中間車(デハ17
00)の箱組みが済んだというだけです・・・。
それでも長らく全然動きがなかったことを
考えると、大きな進歩ですよね!!!
ちなみに次に組み立てる事になる
デハ1800(新宿方から3両目)は、ノーマル
ドア車のデハ1300ともども連結面の配管が
貫通路の両側に下りてくる(他の連結面は
片側だけ・キットの妻板もこの形態)よう
なので、屋根の配管配置も含め、実車を
観察してから手を付けたいと思います。
それにしても進みが遅い。実際、大して
手間のかかることはやっていないはず
なんですが、連結面の窓枠をいじり
はじめたのが結構面倒になってますね。
不慣れなもので、中々キレイに仕上げる
のが大変なんですよね・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/87/b17ed65a0ed68e0abb56bac8bf503603.jpg)
ワイドドア車とノーマルドア車で若干
台車が違う(ボルスタアンカの向きが
逆になってる台車もある)というのは
ご存知の方も多いと思いますが、
今回どうしようか迷っています・・・。
せっかく作るならなるべく実車の
雰囲気に近づけたいという事で、
クラスプ式(?)のブレーキだけは
再現したいなぁと思っているんですが、
奮発してタヴァサのFS375を使っても
“もどき”にしかならないと考えると、
高価な台車枠を買うのは躊躇われ・・・。
で、適当な手段として思いついた
のがGMの西武FS。個人的にはどうも
ワイドドア車の台車枠は全体的に線の
細いイメージなので(実際どうかはわか
らないですが)、むしろ重厚な雰囲気の
FS375よりはこっちのほうが似合うかも
なんて・・・。軸箱周りをはじめ、全然
違う部分が多いですが、多少いじれば
案外似た雰囲気になるんじゃないかな
~と思っています。
当ブログに移転の上、更新を継続する予定です。2011.09.21***
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/5f/e7a44094d7fe164989b2bc7a330b2a87.jpg)
■小田急1000形ワイドドア車製作記■
ある電車の模型製作を決めるときの動機には二種類あるように思います。
片方は単純にその電車が好きだったり、あとはまぁ思い出の車両だったりとか
そういう理由ですが、その一方で嫌いとまではいかないまでも、ちょっと
お気に入りとは言いがたい電車を何故か作ろうと思うことがあります。
大抵そういうのは実車がどうこうではなく、模型として見た場合に、
普通の電車に紛れて一つは欲しいキャラクターの電車であるというのが理由です。
私の場合、小田急通勤車ならHB車以降、最新の新4000形まで大体どれでも
好きなのですが、唯一微妙な1000形ワイドドア車をこの度作り始める事になりました。
何故か?・・・改めて言うまでもないですね(^^)
はじめからいきなり実車があまり好きではないという話をするというのも
微妙ですが(もし気分を害された方がいらっしゃいましたらごめんなさい)、
それなのに敢えて作るのは、今ひとつなはずなのに何故か惹かれる
要素があるという事でもあります。今回はその惹かれる要素を最大限
再現するのを目標としてみたいと思います。
プロトタイプは当初から6連だった2本のうち、トップナンバーの1751F。
現行仕様とする予定です。
2008年5月17日
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/46/18eee7986cb29f286f25f97d7d28f6a6.jpg)
キットはもちろんクロスポイント。
基本的に大きくいじる箇所はないのですが、
唯一気になる妻窓だけは手を加えてみました。
この部分、目立たないんですが地味に
ノーマルドアの1000形とは違っていまして、
ノーマル車がフチ無し角窓なのに対しワイド
ドア車は側面窓同様細いフチがあり、隅に
小さなRの付けられた窓となっています。
独特の台車やら何やらを考えると最終的には
実車と違う点が多くなってしまうので、正直
無視してしまおうかとも思ったのですが、
実車の車端部に乗り合わせた時などには
地味に気になっていた部分でもあったので、
まぁ・・・頑張ってみる事に(^^)
工作としては難しいことはなく、エバー
グリーンの薄い帯状プラ材を窓の断面に
巻き付けただけです。角窓をR付き窓と
するため、窓隅を多少いじる必要がある
かなと予想していたのですが、実際の
ところタミヤセメントの緑キャップを流し
込んだ上でピンセットで丁寧に密着させて
いけば何とかなり、思ったより簡単な工作で
済みました。
ただ、内容としてはかなり地味なので、
根気は続きにくいかもしれません(笑)
実際まだ先頭1両しか加工していませんし・・・。
まぁ、地道にやっつけていくことにしましょう(^^ゞ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/c6/38179aa5e0fdef2f7fb703fcd2dc7e7d.jpg)
ちなみに今回も側扉のドアレールは金属箔
ステッカーによる表現とするため、モールドは
削っておきました。このときドアレールの上に
ある四角い取っ手まで削ってしまわないように
気をつけました。
---
2009年1月31日
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/6e/9f5dc55dbf49559af6377757f5d4681f.jpg)
2回目の更新にして年が変わっているとは・・・(´Д`;)
牛歩のごとく・・・とはまさにこのことですね。
さて、久々の更新ですが、初っ端から元も
子もない事を言うと、大した進みはありま
せん(^^;)ご覧の通り、中間車(デハ17
00)の箱組みが済んだというだけです・・・。
それでも長らく全然動きがなかったことを
考えると、大きな進歩ですよね!!!
ちなみに次に組み立てる事になる
デハ1800(新宿方から3両目)は、ノーマル
ドア車のデハ1300ともども連結面の配管が
貫通路の両側に下りてくる(他の連結面は
片側だけ・キットの妻板もこの形態)よう
なので、屋根の配管配置も含め、実車を
観察してから手を付けたいと思います。
それにしても進みが遅い。実際、大して
手間のかかることはやっていないはず
なんですが、連結面の窓枠をいじり
はじめたのが結構面倒になってますね。
不慣れなもので、中々キレイに仕上げる
のが大変なんですよね・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/87/b17ed65a0ed68e0abb56bac8bf503603.jpg)
ワイドドア車とノーマルドア車で若干
台車が違う(ボルスタアンカの向きが
逆になってる台車もある)というのは
ご存知の方も多いと思いますが、
今回どうしようか迷っています・・・。
せっかく作るならなるべく実車の
雰囲気に近づけたいという事で、
クラスプ式(?)のブレーキだけは
再現したいなぁと思っているんですが、
奮発してタヴァサのFS375を使っても
“もどき”にしかならないと考えると、
高価な台車枠を買うのは躊躇われ・・・。
で、適当な手段として思いついた
のがGMの西武FS。個人的にはどうも
ワイドドア車の台車枠は全体的に線の
細いイメージなので(実際どうかはわか
らないですが)、むしろ重厚な雰囲気の
FS375よりはこっちのほうが似合うかも
なんて・・・。軸箱周りをはじめ、全然
違う部分が多いですが、多少いじれば
案外似た雰囲気になるんじゃないかな
~と思っています。