小田急中心の模型のブログ

Nゲージで私鉄電車を楽しむブログです。
旧小田急中心の模型のページ(2003~2014)の製作記も再掲載しています。

鉄コレでABF。

2013年09月20日 23時32分54秒 | 小田急中型車(ABF車)


ツイッターに書いていたとおり、春ごろから鉄コレベースにて
1600製作中でしたが、現状こんな感じに。
上モノは概ね出来上がりで、下回りはとりあえず撮影用にセットしただけ~な
状況です。
こうして出来上がってくるとそんなに悪くもないかななんて思いますが、
デハにリベットがない(レタリベットで頑張りかけたけど手間と効果が比例せず中止)
とか、クハの長さが短い、とか何より予想以上に手間がかかる・・・等々不満が幾つか。
なので、当初は2+2の4連で進めてましたが、ディテーリングの段階で1601×2のみに
絞りました。片割れ2連はいずれ茶色にするか、クハだけ1658にするか、ですね。

手すりはCPのFM用のうち大型タイプ。ヨコの棒の位置を替えればほぼドンピシャなんじゃないでしょうか。
FM用にしては角張っているのも1600に使うにはプラスです。
急行灯はキッチンの角型で、0.2の真鍮線でケーブルを付けました。
中々細密感が増すのでオススメデスヨ。
ヘッドライトはタヴァサのプラパーツを仮付け中。追って塗ります。



資料がなくて困った屋上。
走行写真とフクシマ模型の完成品と推測にてこんな感じに。
避雷器はまだ付けてない。
パンタは下地処理のサーフェイサーがしっくりきたので
なんとなくグレーにしちゃったけど、銀かもね。



反対側。
あれ?って思った方は鋭い。
1600の基本パターンとはぜんぜん違います。
母線はランボードの真ん中くらいでパンタに引き込まれるのが本来です。
でも今回のプロトタイプである1601は、どう見てもランボードの後ろのほうまで
配管が這っている写真があったので、推測でこんな感じに。




ランボードの下に配管を通す必要上、脚はトレジャーの2mm手すりにて作り、
塗装後にエバグリのプラ材によるランボード本体を載せてあります。




その他のランボードも脚こそ簡略化(市販のプラランボードの千切り)したものの、
やはり本体は後付けとすることで色が回るようにしました。
ただ、脚はあくまでもランボードの色になるほが本当なので、
上モノを載せたあとにチョコチョコ色を差す必要がある。

ベンチレーターはキッチンの湘南大型タイプ。
通風孔のディテールはいいのですが、側面のバリというかパーティングラインというかが
凄まじく、整形に手間取りました。脚のあたりがまだボテっとしてる。
GMのクハ85用のほうがスッキリするかも。




クハの顔。
あんまりかっこよく出来なかった。
この色で大型手すりをつけてるのは1651~1653・・・すなわち旧車体からの
更新組だけっぽい?
今回は手持ちの手すりの都合上強制的にこのタイプになりました。
1651だから、台車もMD-5を空気ばね化したやつにせにゃなりませんが、
これはまた追って。
前に作ったときはTR50でお茶を濁してましたが、もっと軸距がありそう?
ってことでTR11ベースでの工作を検討中。

細かいところでは運転台側の腰板に種別板とのコスレ跡をつけた。
この時代のお約束ですね。
ちなみに塗装はMr.カラーのキャラクターイエローとブルーFS15044です。
ブルーは元々GMの近鉄ブルーを使っていたのですが、深みのある色に
惹かれて変えてみた。
悪くはないのでしょうが、心なしか1950年代の雰囲気を髣髴させ、
えらく古めかしく見える印象。




デハは動力を入れているので、内装はクハのみ。
床の色がわからなかったのですが、1900の晩年は木製床だったようなので、
恐らく1600も・・・と推測して茶色に。
ただ、クハ1651~1653は更新時に丸ごと車体を載せ替えている・・・
すなわち上ものは丸ごと昭和33年製なので、もしかすると淡緑かも・・・。



新旧交代の図。
HBと比べてやや引退の早かった感のある1600ですが、
それだけ大型車への切り替えが喫緊の課題だったという事なのでしょう。




もう一枚。
生え抜きの郊外私鉄型と私鉄のロクサン型、巨大ボデーの新鋭大型車。
それらが不思議と共存する1960年代への興味は尽きません。

春に完成の1800と合わせて、ポツリポツリですが「今水準」の小田急旧型車が
揃ってきました。年内は難しいとして、年度内にもう1本くらいは・・・?
コメント
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