小田急中心の模型のブログ

Nゲージで私鉄電車を楽しむブログです。
旧小田急中心の模型のページ(2003~2014)の製作記も再掲載しています。

OER2663×6・・・乗務員室・台車編

2012年03月28日 22時46分56秒 | 小田急2600形(2010年版)
2012年3月28日
終わりそうで終わらない製作記と化してますねw
続けばたぶんあと1~2回で完結する、はず・・・
きょうは車内と下回りのお話。



細かな説明の前に現状をば・・・。こんな感じなう。
台車の加工は旧作と同様ですが、排障器は初挑戦な工法にて製作しました。
後ほど詳述します。
作った時は大満足だったけど、こうして写真で見るとマダマダ粗いですね(-_-)

前面のガラスも入れました。
例によって塩ビシートを開口部の大きさピッタリに切り出したものですが、
今回は固定を従来のゴム系接着剤(を糸状に伸ばしたモノ)から
木工用ボンドに変更しました。
ガラス断面の見た目が多少スッキリしたかなと・・・。
ワイパーはクロポのFM手すり付属品。
実車同様Hゴムを避けるようなカタチをしてるのが非常に気に入っているのですが、
ストックも尽きてきており・・・代替品を探さなきゃな状況です。




で、本題。
仕切りは旧作同様のプラ板細工ですが、ガラス(+乗務員室の文字)を入れたのと
手すりを洋白線にしたのが改良点。
前者はいわゆる天体観測ゴッコに対応させるためのものです(謎)
当時の写真を見る限り、中央の扉も含め淡緑で塗り潰しだった風なのでこうしましたが、
模型的にはミョーにスッキリしすぎてしまうキライがあります。



運転台も旧作同様、GMの18m先頭用床板に入ってるパーツで再現しましたが、
今回はマスコンとブレーキも追加してみた。拡大するとえらくチープじゃのう(´・ω・`)



でも塗ると結構かっこいい。
コドモのころ、真鍮色のマスコンが渋くて好きだったのを思い出す。
御多分に洩れず運転士に憧れたりも・・・したなあ。ナツカシ(-∀-)



せっかく作った運転台だけど、車体の裏に入れた補強と干渉するため
泣く泣く下半分をカット(;ω;)
見えない部分とはいえちと残念。



外から見るとこんな感じになる。
なかなかいい眺めでしょ(ドヤァ
助手席側のボックスに付く手すりは、当初エッチングパーツを
予定していましたが、仕切りに使った洋白線が思いのほか良好な質感の為
ここも洋白にしました。
ガラスの微妙な隙間がくやしいのう。

車内は現状こんな感じ。
イス類は今後付けていきます。
お次は台車。



こんな感じで加工しました。
といっても、FS360・FS516共に片押し式?ブレーキなので
何かを付け足す必要はなく、ただひたすら削るのみ。
ボルスタアンカー脇の斜めな部品と、上部の端を適宜ショリショリしました。
ほんとは更にTcの小径車輪をBトレ用車輪で再現できないかなーとか
思ってたんだけど、何となくスルーしてしまった('A`)

塗装はタミヤのスーパーサーフェイサーで下地処理ののち、
Mrの灰色9号にGMの7番を微量混ぜた色を吹き付けました。
下地処理に関してはサーフェイサー無敵説(^q^)
中心ピン周りの塗膜剥がすのがちと大変なくらい。



上記の台車加工は旧作と殆ど変わりませんが、
先頭の排障器は丸っきり違う作り方にしました。
旧作では細かいプラ材をタミヤセメントで組み立てていましたが、
やっぱ強度面が微妙で、気付くと折れてたりしたんですね。

なので、今回は「壊そうとしなければ壊れない」をモットーに全金属製としました。
材料はタヴァサの排障器パーツのランナーとかの切れ端+0.4の真鍮線。
コの字型に曲げた真鍮線に枕木方向の梁?を付けて、そこに上下方向の板を固定。
で、ゆるいクランク状に曲げた帯材を梁にイモ付け?したのち、
前述のコの字型の真鍮線を、台車枠に開けた穴へ差し込んで固定・・・という流れです
(わかりにくいっすね。すまぬ)

金属同士の固定は全て半田付けによったため、
旧作より格段に強度が増しました。
実車の排障器も薄い帯材を曲げた風のモノなので、見かけもリアルになって万々歳!



旧作との比較。
マダマダ粗が残るけど、
だいぶかっこよくなったでしょ(´∀`)v
ほかの部分も含め、高々2年の差で随分色々変わるものだという印象。
もう一回作って良かったかも。



さっき発掘しました。
2001年くらいの製作だったはず。
ワタシは10年後も模型作ってるのかな?
作っていたいな。。。



おまけ。
最近、クロポと鉄コレで若干軸距が違う事に気付いた。
軸距の長い鉄コレをFS203(直角カルダンな2200,2300)、
短いクロポをFS316(WNカルダンな2220,2320)・・・と使い分ければリアルになりそな予感?
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2663×6・・・小パーツ取付編

2012年03月12日 01時48分46秒 | 小田急2600形(2010年版)
2012年3月12日



上回りに関しては完成形がイメージできる状態になってきました。
今回はサッシやベンチレータの取り付けが大きなトピックですが、
それらを塗るついでに先頭のカプラーも塗りました。
下回りは下回りでまとめて塗ろうとも思ったのですが、
台車の加工にだいぶ時間がかかりそうなので、
一旦モチベーションを上げようかなと(´∀`)

構成は旧作同様で、CP製FMキットの胴受+GM汎用胴受付属の密自連・・・
というものですが、両者に互換性はないので色々切った貼ったして使いました。
密自連はパーティングラインの除去も地味に大切。
後述のベンチレータも含め、気付いたところはなるべく直すようにしました。

ちなみにこの先頭連結器、ものの本によればS44年9月16日に密連化されたらしいので、
今回の2663は新塗装化(たぶん同年7月)~9月16日の2ヶ月間とゆー
非常に限られた期間の姿がプロトタイプとなります。。。
時期的には側窓全開じゃないとおかしいんだけど、
技量的にどーしようもないのでスルーw
ABFあたりやる時にゃ挑戦してみたいねぇ(´ー`)




そういえば横顔を載せてなかったなと。
ルーバーの前あたりで切り継いで1mmばかり伸ばしてあるんですが、
一応どの辺だかわかんない仕上がりになって一安心。
切り継ぎ・窓埋めは苦手ランキング上位なもので・・・。

今回もルーバーのHゴムは大変だった。
黒Hゴムなら絶対マッキー使ったほうが良いと思う。




サッシ貼った!
ヨコのもそうですが、今回は予めサッシにガラスを付けてから車体に取り付けました。
旧作では先にサッシだけ車体に付けてましたが、今回の方法のほうが断然作業しやすい。




ちなみにそのサッシ・・・
ご存知の方も多いかもしれませんが、
中間車だとそのままでは付きません。
っていうのも、中間と先頭で側板裏側の糊代面積が異なってて、
サッシパーツは糊代の広い先頭車準拠の寸法の為。

ちょっとわかりにくいんですが、左のが中間、右のが先頭の側板。
明らかに窓下の糊代面積違いますでしょw
(※画像の中間側板は裾詰めてるので窓自体の高さetcが違うのはそのせいです)
中間車はサッシ側の余白を切り詰めるか、車体側の糊代を削り広げるかする必要があります。
地味に骨の折れる作業です(´・ω・)




ベンチレータも旧作同様トミーのPB-101ですが、製品状態で目立つ
切り取り跡を徹底的に修整しました。
跡というより微細な欠けな個体も散見されますが、
光効果パテがあればモーマンタイ!マジ優れもの。
カッターで荒削りしたあと、600番~800番くらいで仕上げました。

色は屋根より若干明るめにしました。
当時の写真を見ると屋根のほうが薄く見えるのもあったりマチマチなので
(70年代撮影のだとやたら屋根が濃いのが多い気がする?)、好みで決めました。




ちなみにベンチレータ、修整無しだとこんな感じ(旧作2662×6)
やっぱやって良かったカナと(-∀-)




~とこんな感じで上回りができてきたので、
下回りもぼちぼち着手なう。
ただいま主制御器に悩みんぐ(´・ω・)

旧作では鉄コレ相鉄6000のモノ(右上)をいじって使いましたが、
実物はもうちょい角張ってるんですね。
で、ウィンの113用(左上)やらGMの京王5000用やら比較検討中なのですが、
どれも一長一短で・・・。
今の技量で迂闊にディテール弄ると木を見て森を見ずになりそうな
気もするし・・・迷うー
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