小田急中心の模型のブログ

Nゲージで私鉄電車を楽しむブログです。
旧小田急中心の模型のページ(2003~2014)の製作記も再掲載しています。

東武8000系・・・参考資料(屋上、妻板編)

2014年08月24日 22時17分08秒 | 東武鉄道
今回、ほぼ知識ゼロの東武電車を製作するにあたって主に下記の方法により情報を収集しました。

1.鉄ファンNo.450(1998-10)内、私鉄の多数派系列何チャラ連載(たまたま持ってたw)
2.モデルワムの8000系ディテールアップガイド(体系的に整理された素晴らしい資料)
3.Twitterで東武に詳しい人々に教えてもらう

ただ、ご経験のある方も多いと思いますがやはり細部に至るまで把握するのはなかなか困難。
ということで、沿線在住のファンのご厚意で野田線を案内してもらいつつ実車を観察してきました。
いずれも2014-8撮影です。
今回は自分が4連を作るための資料ということで、クハ8100~モハ8200~モハ8300~クハ8400が中心である点と、
車番不明なものが少なくないのはご容赦を。




モハ8200の伊勢崎/大宮方より俯瞰(向かって左から)



モハ8200の伊勢崎/大宮方より俯瞰(中央から)



モハ8200の伊勢崎/大宮方より俯瞰(向かって右から)



モハ8200の浅草/柏方より俯瞰
こっち側は、作用管?(細い2本束)が鍵外し(真ん中のほっそいの。見える?)を越えて
母線側に伸びている。
鉄コレのモールドは越えてなかったので、引き直す時は越えるようにします。



モハ8200の浅草/柏方を伊勢崎/大宮方より俯瞰



モハ8300を伊勢崎/大宮方より俯瞰

<<<付録>>>


モハ8800を伊勢崎/大宮方より俯瞰(向かって右から)



モハ8800を伊勢崎/大宮方より俯瞰(向かって左から)

<<<付録ここまで>>>



クハ8472(左)とモハ8872(右)の連結部
ステップは、浅草/柏を向く側が高く、伊勢崎/大宮を向く側が低い位置になるようです。



別編成ですが上の写真とは反対側の側面から撮った連結部。
同じ妻面ならば海側山側ともに同じ高さにステップがついているのがわかります。



京王5000ほどじゃないにしろ、妻のカドぎりぎりのところまでステップが迫っています。



検査標差し。



幌吊り?
写真は伊勢崎/大宮を向く側の妻板だけど、全車についているのか確認しそびれてしまった。



メーカー銘板とは貫通路を挟んで反対側に付く、小さい銘板。



モハ8500(Mc)の鍵外しを見る。
リンクからつながる細い線は幌枠脇の覆いの中に入っていくのがわかる。




モハ8272だけど、鍵外しの下のほう。



モハ8544の同じ部分。
こっちは鍵外しの下のほうが外側に湾曲してない。
コメント (2)
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横浜生まれの東武電車・・・8191Fの製作記2

2014年08月24日 21時24分45秒 | 東武鉄道
前回書き忘れましたが、今回製作する8191Fの組成は下記の通りです。
←浅草 クハ8191+モハ8291+モハ8391+クハ8491 伊勢崎→



手すりを取り付けました。
いずれもボナの東武8000用(P-606)です。
前回掲載時には手すりの取り付け穴が若干ぶれていましたが、
全部直しました(^^;)
その他、伊勢崎方のクハ8491(左)はジャンパ栓モールドの削除も行っています。

先日GM秋葉原へ出向いた際に東武関連のパーツとしてボナのヘッドライト
(私鉄用ヘッドライトE・品番P-214)が紹介されていたので、試しに1組買ってみました。
左がそのボナ製ライト、右が前回掲載時にも付けていた銀河のN-017で、
BONAのほうが幾らか淵が繊細なようです。
今回は個人的な好みでややクドめの表現となる銀河パーツをそのまま使おうかと
思っていますが、東武マニアのみなさんはどっちが似てると感じるのでしょうか。



妻も前述のボナ手すりを取り付けました。
左が浅草方クハ8191、右が伊勢崎方クハ8491です。
どうやら伊勢崎側を向く面は低い位置に、
浅草側を向く面は高い位置につくようです。
昔のGM板キットの妻板や一部資料では同じ妻面の海側山側で高さが違っているものがあり
(この形態がいたのかどうかはあいにく知らない)惑わされましたが、
先日実車を見てきた際にはどれも同じ妻面ならば左右とも同じ高さで付いていたので
それに従いました。

検査標差し?や銘板類はいずれもトレジャーの東武8000用妻板パーツ(TTP213-21)です。
ワムの8000系ディテールアップガイドと実車の観察結果を参考にして位置を決めました。
極めて微細なパーツかつ車体に肉厚があるので、定石どおりに穴あけ→裏から液状瞬着
含浸の工法はとらず、取り付け予定位置に針で微量の瞬着を置き、そこへ一発決めでパーツを
乗せる荒っぽいやり方で片づけました。
案の定1~2回やり直してますw



一部使用済みですが、上記のトレジャー妻板パーツです。
特徴的な小さい銘板が入っているほか、メーカー銘板に関しては
メーカー名が読める(!)という驚きのパーツです。
上から順に、ナニワ、アルナ、汽車、東京日車、蕨日車、富士重工、東急(今回はこれ)、
東武、杉戸工場、津覇・・・だそうです。



鉄コレの中間車はモハ8200(2コパンタ車)なので、
パンタなしのモハ8300は配管のモールドを削除することで作ります。
屋根板は交換用の配管なし版が同梱されているのでボディ側だけですが、
雨樋のモールドが干渉するのでこれを崩さぬように配管だけ削る必要がありました。
とにかくモールドを薄く薄く削ってゆき、#600くらいのペーパーでならした後、
最後にカッターの刃を立てて一回だけモールドの谷をなぞってエッジを出すいつもの工法です。



パンタなしの車に関しては概ね塗装前の作業が落ち着いたので、
現在は編成唯一のパンタ車(しかも2コ)モハ8291の配管作業にとりかかろうとしています。
配管モールドを削除する前に配管止めの位置にポンチ穴を打っておき、全ての穴あけが済んだ後に
モールドを完全に削除しました。
以前より手すり類の穴あけも同様の手法をとっていますが、
ケガキいらずで非常に効率が良い上に位置の狂いが生じにくいのでおすすめです。
(今回は8200か8300か忘れたけど、側灯との位置関係で妻ステップの位置を前後で
入れ替える必要のある車がおり、こればかりはケガキによりましたが・・・)

幌枠に沿って走る鍵外しの覆いは今のところモールドのままいこうかと思っていますが、気が変わるかも・・・。



地味なところですが、中間車はサボ受けがないそうなのでモールドを削りました。
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横浜生まれの東武電車・・・8191Fの製作記1

2014年08月10日 20時50分33秒 | 東武鉄道
こんばんは。
JNMAから早1ヶ月、いかがお過ごしでしょうか。
いつまでも何もしないというのもナンなので、直近では国電クハ79を
ちょこちょこと進めておりましたが、考証面の手抜かりや
実はさほど慣れてない真鍮ボデーの取り扱いに四苦八苦。
ひとまず目先を変えましょうということで、今夜はこんなものを弄っておりました。



twitterでちょこちょこ触れている東武8000系です。
ひょんなことからハテ、鉄コレのSミンデン車って4連組めるのかしら・・・と
調べたところ、S53年東急製の8191Fという1本だけが該当することが判明。
やる気に火がついてトントン拍子に着工と相成った次第。
画像はIPAに漬けて色を剥がしたばかりの状態。
うだるような猛暑も塗装剥離には強い味方でした(暖かいとよく剥がれる)



手すりを削って穴をあけた状態。
今回はボナの8000系用手すりを使います。
東武に詳しいふるせう君に色々聞いたら、
東急製は前面強化板の段差が目立たないのが特徴だとかで、
確かに修繕前の8191の顔を見ると強化板を貼ってるのかどうかもわからないくらい平滑です。
意外と表情に影響を及ぼすこともわかりましたが、綺麗に段差をなくすのはなかなか難しく
今回は残念ながら省略の見通し。

その他、裾の足掛けの位置も鉄コレは日車製の、中央に寄ったタイプなのだとか。




こっちは修正します。
前述のボナ手すりにこの足掛けパーツが入っているので簡単です。

元のモールドはひとまず外板と平滑になるまで削り(左の車体がこの状態)、
そのあとで金属ヤスリを用いて裾のラインを整えるとカンタンで、裾のエッジも崩れません。



ボナのパーツはGM準拠の作りなので、足掛けのノリシロにはご覧のようにステッカーでスペーサーを挟みました。



付けた様子。
後退角の付いた外板に対し平行となるのが正解なようです。
さっきのパーツをそのまま付けようとするとこれが斜めになっちゃうのね。



その他、もろもろ進行中。
ライト類はどっちも銀河で、ヘッドがN-017、テールがN-020です。
淵の厚みがあったほうが8000系っぽいなと思ったので・・・。
ヘッドのメッキ感は塗装だと大変なのもある。

左の車は試験的にクロポの東武3000用のガラスをはめてみた。
3枚をバラバラに切り離したりノリシロを一部切り取りましたが、
窓そのものの大きさはぴったり一致する模様。
オリジナルの弱点であるHゴム周りの隙間感が解消できるので、
このまま採用するつもりです。



ちょっといじわるな角度からw



今日はここまで。
細かな形態分類を勉強ののち、他の部分に手を付けていきます。
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