ヌーおぢさんは投稿する

ネタが尽きるまでで始まり、現在に間延びしている・・・

沈黙の春

2007-02-06 22:04:54 | 
「沈黙の・・・」とくればアニメや映画が有名だが。


「沈黙の春」という本。著者はレイチェルカーソン女史、

虫の生態系における環境と殺虫剤について知ることになった。

今から半世紀前、農薬類の有効性について大きく喧伝されていた。
が、危険性についてはほとんど語られていなかった。
とくにDDTは特効薬のように謳われ使用されていた。

そこに注目して、DDTを代表にその危険性を訴えた。
当時は製薬会社より批判を受けた。
それを冷静に受け止め、世界的に環境問題に一石を投じた。

環境意問題の草分け的存在である。

当時J・F・ケネディがそこに注目、支持し公聴会が開催された。
そこでは殺虫剤が環境悪化に影響を与えるという危険性の結果から、基本的人権が脅かされるという一つの在り方を表した。

そこから、急激に環境問題というのが世界的に悪循環の是正、改変が広がっていった。

カーソン女史は、公聴会が開催されたときには癌に侵されていたにも関わらず出席し、その是正すべきことを訴えた。

その勇気、努力、姿勢に感動させられる。

現在の環境問題に関する礎の一端に大きく貢献した人だ。


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