ヌーおぢさんは投稿する

ネタが尽きるまでで始まり、現在に間延びしている・・・

佐々木小次郎銅像

2012-04-17 05:00:00 | レジャー/イベント
吉香公園は、旧岩国藩主吉川家の氏神社・吉香神社の墓所を中心に庭園を開いたのが始まり。

その公園の外周部近くに、佐々木小次郎の銅像が設置されている。

佐々木小次郎は宮本武蔵との巌流島(船島)の決闘で知られている。



吉香公園に小次郎の銅像が、錦帯橋の袂に小次郎の樹があるのか私は理解していない。


出生も福岡、福井とも言われ、吉川英治の小説「宮本武蔵」では岩国としている。

死亡説も直接に武蔵によるものと、重篤であったが武蔵の弟子等に絶命させられたとも。

墓が山口県の日本海側にある阿武(あぶ)町にあるとの伝承も。





銅像の姿勢は巌流島にある武蔵との決闘と同じ型から取っているのか、似ている。


(2011年11月撮影)銅像脇の樹は桜で、満開時は綺麗だったことであろう。




巌流は鐘捲流という小太刀・抜刀術の流れを汲む。

小次郎が更にあみ出したとも云われ、「燕返し」というのもその技の一つだと。

刀は「備前長船長光」(約1mの長さ)という銘を使っていたとか。

備前といえば岡山だが、刀剣博物館(瀬戸内市)があるので行ってみるのも良いだろう。



当時の身長から言えば、刀の長さが約90cmを越えると大太刀、野太刀といわれた。

小次郎のは通称「物干し竿」で、敗死で長いだけで切るには向かないという侮蔑的な名に。

後世に付けられたとも。



ともかく、小次郎という人物の詳細は不明なことが多いようだ。