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徒然なか話

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五島のトラさん ~父親と家族の22年~

2016-01-03 14:43:37 | テレビ
祝 第24回FNSドキュメンタリー大賞 決定!

― 2015年11月16日の記事を再掲 ―

 昨日の深夜、凄いドラマを見た。ドラマと言ってもドキュメンタリーなのだが、リアル人間ドラマと言った方がいいかもしれない。TKUで放送された平成27年度文化庁芸術祭 <テレビドキュメンタリー部門> 参加作品「五島のトラさん ~父親と家族の22年~」(テレビ長崎制作)がそれだ。

▼テレビ長崎の番組情報から
 テレビ長崎が22年間追い続けてきた五島のトラさんこと犬塚虎夫さん一家。特産の五島うどんや天然塩を作り、7人の子どもたちがその仕事を手伝ってきた。
 「自分の子どもは自分で鍛える」
 「みんな五島を出ていくけれど、ここで生きていく術は色々ある」
 7人の子どもの成長が楽しみと言い、頑張ってきたトラさん。22年後… その子どもたちはどのように育ちあがったのか。末っ子が社会人になったのを見届け、トラさんは亡くなった。
 取材から23年。「五島のトラさん」の集大成を放送します。

 家族とは? 夫婦とは? 子供を育てるとは? そして生きるとは? そんなことを考えさせられながら、自分自身の人生も重ね合わせ、後半は涙が途切れる間がなかった。
 10数年前に一度、ドキュメンタリーが放送され、4年ほど前にはドラマ化もされたそうだが、いずれも見ていない。いや、見ていなかったことがかえってよかったかもしれない。
 見ながら、ふと、僕が山田洋次監督の作品でベストワンだと思っている「息子」という映画のことを思い出した。現在、熊本で教職についている末っ子の世文さんを主人公にした「新・息子」という映画ができそうな気がする。
 ちなみに、2012年まで熊本大学の陸上競技部で十種競技をやっていた世文さんを、僕は多分どこかで見ているはずだ。



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