徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

東京オリンピック 再び・・・

2013-09-08 15:57:59 | スポーツ一般
 熱望していたわけではないが、昨夜はまんじりともせず明け方の結果を待った。そしてロゲIOC会長の「TOKYO!」のひと言を聞いた瞬間、自然とガッツポーズをしていた。それにしても、わが生涯に東京オリンピックが二度も巡ってくるとは(7年後まで生きていればの話だが…)。
 前回の1964年は、僕は東京で学生生活の1年目。水泳競技会場となった代々木体育館や千駄ヶ谷の東京体育館のスタッフをやったり、各国選手の練習を見学したり、競技を観戦したりして、まさにオリンピック騒動の渦中にいた。大会期間中は多くの外国の選手や役員、観戦にやって来た旅行者などと接する機会があったが、概して外国の人々の日本人を観る眼は暖かく優しかった。考えてみれば廃墟と化した東京が、終戦からまだ20年も経たないうちにオリンピックをやろうというのだから、それは応援しようという気にもなったのだろう。オリンピックの成功は明らかに当時の日本人の自信となった。経済的や物質的な面での意義も大きかったのはもちろんだが、僕は最大の成果は精神的なものだったのではないかと思う。
 今度の2020年はおそらく僕はテレビ観戦だけになるだろうが、はたして日本人にとってどんな意義を持つ大会になるのだろうか。


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