熊本城の馬具櫓が復元され、昨日から特別公開が行われているのでさっそく見に行った。まず坪井川をはさんで東側から外観を眺める。やはり解体される前の馬具櫓とは風合いが異なる。ふと姫路城のことを思い出した。大修理が終わった姫路城の外観に「白過ぎる!」という声が多いとメディアで紹介されていた。考えてみれば当り前の話で、長い年月を経て風合いというものが滲み出てくるもので、出来たばかりの時は昔も白過ぎるくらい白かったに違いない。熊本城の馬具櫓もきっと10年、20年と経つうちに徐々にかつての馬具櫓の様な風合いになっていくのだろう。6年前、解体される前の馬具櫓の絵(故坂崎健二郎氏画)と今日の写真を見比べてみた。
▼再建なった今日の馬具櫓
▼6年前の古い馬具櫓
▼再建なった今日の馬具櫓
▼6年前の古い馬具櫓